時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

舞台「ムサシ」 序

2009-09-30 | 舞台/役者
DVDの初回限定版には
特典が入っているのですが
本編より先にはまず見ませんσ(^^;)
しかし
今回は
深夜番組で‘ムサシ’の内容を知ってしまったもので
本編の前に
特典じっくり拝見
‘ムサシ’の世界観を感じてみました

キャスト全員で
鎌倉建長寺ツアー&井上亭訪問
稽古風景などなど
どれもこれも面白かった~

特に
舞台上で最も輝ける役者達
小栗旬×鈴木杏×藤原竜也
三つ巴のインタビュー
個人的に感動
若い若いと言われつつ
相当な実力を備えた3人
その姿には結構な貫禄ありました
めったにお目にかかれない光景
小栗&藤原両氏に挟まれた杏ちゃん…
個人的に超羨ますぃ~

2週間前で
一幕までしか出来上がっておらず
最後の台本が届いたのは
舞台初日の2日前…
台本がないまま
舞台装置作れるものなの?
結末が明確になっていないのに
演出出来るの?
キャラクターを作れるの?

演出家・蜷川幸雄氏が
絶大な信頼を置かれている
スタッフ・役者陣がいたからこそ
出来た作品だとおっしゃってました

と同時に
演出家・蜷川幸雄の
どんな状況下にあっても
氏の揺るがない姿が
キャストやスタッフ陣に
これまた絶大な安心感を与えていたようです

コミック「エースをねらえ!」で
仁が揺るがない
と言う文章があるのですが
揺るがない信頼感
これこそが
‘仁が揺るがない’ってこと!?

‘報復の連鎖をいかに止めるのか’
これが今回のテーマ
それは
現代の抱える世界状況
政治的な紛争に通じるものがある

井上さんの台本には
ナンセンスの中にも意図とするモノ・布石がある
論理的な報復の混沌が描かれている
とインタビューの中で
演出家・蜷川幸雄氏は語っております

この目で耳で
感じたいと思います