時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

ロスト・シンボル(上) 40

2013-12-15 | 読書
世界最大の秘密結社
リーメイソン
その最高位である
歴史学者のピーター・ソロモンに
連邦議会議事堂での
代理で基調講演を頼まれた
ハーヴァード大学宗教象徴学者
ロバート・ラングドンは
ワシントンDCへと向かう
しかし
会場であるはずの議事堂の
‘ロタンダ’で
ラングドンを待ち受けていたのは
ドームの天井を指し示す
ピーター・ソロモンの切断された右手首だった
そこには
第一の暗号が…
ピーターから
あるものを託されたラングドンは
CIA保安局局長から
国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが…



ダン・ブラウン氏の作品を拝読するのは
「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」に続き
3作品目となります

お得意の
フリーメイスンを題材にした
「ロスト・シンボル」
今回は
どんな絡めてでくるのだろう…
期待大!

数時間と言う
短い時間に起こる事件?
謎解きではありますが
その量たるや
文庫本分冊3冊にもなっております
場面が
目まぐるしく変わり
スピード感のある
展開となっております
おりますが
今回
ラングドンの
心の葛藤と申しましょうか
常に
迷い動揺し
思考が直面している現実に
対応しきれない感があり
個人的に
イライラさせられました

イライラするゆえ
先の展開が
ラングドンの思考回路
限界マックスの閃きシーンが読みたいと
どんどん
世界に引き込まれると言う
まったくもって
著者の思うつぼに
はまってしまった次第です

キリスト教についての
知識や理解が
深ければ
もそっと想像力が働いて
楽しめるのかな?

個人的には
ピーターの妹
キャサリンが研究している
純粋知的科学の成果

人間の思考は
物質世界を変容できる


この発見!?
この理論の証明が
今後
どうストーリーに
絡んで来るのかが
楽しみでございます

そうそう
イエノ サトウと言う女性が
登場致します
日本人?
なんと
中央情報局(CIA)の
保安局局長なのですが
謎です
非常に謎多き人物でございます