時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

第23回オリンピック冬季競技大会2018平昌「フィギュアスケート女子FS」

2018-02-24 | フィギュアスケート
写真:ロイター/アフロ
 
<FSの結果>
 アリーナ・ザギトワ(個人資格/ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計239.57(FS:156.65 SP:82.92)
 エフゲーニャ・メドベージェワ(個人資格/ロシア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計238.6(FS:156.65 SP:81.61)
 ケイトリン・オズモンド(カナダ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計231.02(FS:152.15 SP:78.87)
4. 宮原知子(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計222.38(FS:146.44 SP:75.94)
6. カロリーナ・コストナー (イタリア)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計212.44(FS:139.29 SP:73.15)
5. 坂本花織(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計209.71(FS:136.53 SP:73.18)

男女共に
メダルの色を競った選手は
揃いも揃って
ハイレベルな戦いを繰り広げた
と言う印象です

女子ショート
上位5名が
ベストスコア更新してくるとは…
それぞれが
オリンピックと言う
大舞台で
ベストの演技ができたのは
嬉しかったでしょう
しかも
オズモンドと
宮原選手に至っては
フリーでも
パーソナル・ベスト更新
ですが
如何せん
金&銀二人
異次元でした
そんな中
宮原選手
坂本選手
揃って6位入賞
大健闘だと思います
おめでとうございます


毎日新聞:撮影/手塚耕一郎
https://mainichi.jp/graphs/20180223/hpj/00m/050/002000g/7

容姿端麗
技術は
言うに及ばず
もう別格
しかも
おっそろしいまでの
表現力
手足の細部まで
極め細やか
その上
ひとつひとつの動きが
そりゃ~丁寧
表情も実に豊でした
表情作りとか
クラシックバレーとか
普段から
しっかり練習に
取り入れてんだろうね~
残酷だけど
何一つ
取っても
どう頑張っても
宮原選手と坂本選手では
太刀打ちできません
と言うか
圧倒的な
差がある…

だけど
なんでだろう
見ていて
面白くなかった
今回の女子は…
ロシア勢は
得点を取ることを
優先にした
プロクラム構成のせいで
凄いとは思うけど
加算欲しさに
これでもか!?と
ジャンプの時に
手を上げてたり
ジャンプ構成を
極端に
後半に詰め込むのは
ど~なんだろう

あそこまで
露骨にされると
もはや
技術をみる
アクロバティックな競技
芸術性を堪能する演技ではない
美しいけど
品がないと言うか…
高度な技術と表現力
それは
文句のつけようが
ないんですけど
1回みたら もういっか
って感じです
何度も
見たいとは思わない
曲の世界観が響いてこない
と言うか
物語が感じられない?
ソチ団体女子SPで
ユリア・リプニツカヤが魅せた
あの世界観
浅田真央さんが
演じた渾身のFS
心に響く
魂を揺さぶる演技
あれに
匹敵するインパクトは…
なかった

個人的には
起承転結
ストーリー性を感じる
メリハリのある
構成が見たい


写真/Getty Images
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180223-00018907-theanswer-spo.view-000

男子と違い
女子は
3A(トリプル・アクセル)に
挑む選手が
アメリカの長洲未来だけでした
ロシアの
エリザヴェータ・トゥクタムィシェワは
ソチ翌年
表舞台に出て参りましたが
翌シーズン以降
活躍できていません
女子選手は
確実に体型が
変化してくるわけです
筋力・体重・諸々バランス
必ず崩れてきます
しかも
ジュニアには
3A飛ぶような
有望な選手が
うじゃうじゃ∞?
そんな中
3Aに固執し過ぎて
他のジャンプや
ステップシークエンスが
おろそかになっては
代表になれない
寧ろ
3Aにこだわる必要ない!
と言う流れになりそうな…

そうでなくても
ロシアの女子は
代替わりが著しく早い!
そして激しい
体型変わった時点で
賞味期限切れで
お払い箱にされてしまう
可能性‘大’


毎日新聞:撮影/手塚耕一郎
https://mainichi.jp/graphs/20180223/hpj/00m/050/002000g/28

実際
4年前
金メダリストになった
アデリナ・ソトニコワは
怪我もあって
結局
ソチ以降
公の場に出ることが
皆無でした
リプニツカヤに至っては
摂食障害(拒食症)に苦しみ
引退されました
繰り返しますけど
敢えて
残酷な言い方するならば
有望な選手が
次々と
出てきて
いくらでも替えがいる状態
今回
金&銀取った2人も
来シーズン
ロシア代表として
出てこれるかは
疑問
2年後には
恐らく
表舞台からは
姿を消しておられるのでは?

ロシアに関して言えば
記録に残る選手は
沢山出てくると思うけど
記憶に残る選手が
出てくるのか…
でもって
浅田真央さん
カロリーナ・コストナー
アシュリー・ワグナー 
長洲未来のように
少女から大人の女性と
変化を遂げる中
現役を続けるていく選手
現れないだろうなぁ~

15歳にして
オリンピックで
金メダルを取ってしまい
とても幸せなのと同時に
心に穴があいたような気分になりました

って
ザギトワが
コメントしてましたけど
長野オリンピックの時
15歳8ヶ月で
金メダルを獲った
タラ・リピンスキーみたいに
16歳で
競技から引退して
プロになっちゃったりして?


毎日新聞/撮影:手塚耕一郎
https://mainichi.jp/graphs/20180222/hpj/00m/050/003000g/20

そうそう
羽生選手ですが
キシビションでは
大トリを務めるそうです

楽曲は
勿論
「星降る夜/Notte Stellata (The Swan)」

羽生選手と一緒に
滑るのは
ザギトワ?
メドベージェワ
残念でした


3月21日から
イタリア・ミラノで開催する
世界選手権出場については
やはり未定


25日の閉会式には
でるつもり
らしい
日本選手代表として旗手を!
なんて話もあるようですが
本人には
つもりはないらしく
その他大勢の中の
いち選手として
静かに?参加して
他の競技の選手や
海外の選手と
交流を楽しみたいようです

黙ってても
女子選手が
ここぞとばかりに
寄ってきて
ツーショット写真
せがまれるんだろうなぁ~
閉会式見る暇なさそう…

取り合えず
閉会式で
風邪ひかないでよぉ~