時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

図書館戦争 5

2013-05-04 | 映画
1988年
各メディアにおける風紀を乱す表現を
武力の行使をも厭わず取り締まる
『メディア良化法』が施行された
それから30年後
2019年 正化31年
『メディア良化法』による検閲に対抗し
読書の自由を守るために結成された
図書館の自衛組織・図書隊に
笠原郁が入隊する

郁は
高校生の時
図書隊隊員に読みたい本と
彼女自身を助けてもらったことがあり
その隊員に憧れていた
郁の担当教官となった
二等図書正・堂上篤は非常に厳しく
郁を助けた隊員のことも
愚かだと非難する一方
絶妙なタイミングでフォローを入れてくる



堂上の厳しい指導を経て
郁は
女性としては初の
図書特殊部隊
ライブラリータスクフォースに配属されるまでに成長
堂上や小牧幹久の下
エリート・手塚光や業務部・柴崎麻子といった
同期の仲間に囲まれ
過酷な訓練と図書館業務をこなしていく

そんな中
郁は
何故か優しく助けてくれた
憧れの隊員とは真逆であるはずの
堂上のことを意識しはじめる
ある日
小田原にある私設情報歴史図書館が
閉館されることになる
情報歴史図書館が有する
すべての資料は
関東図書隊に移管されることになったが
その中には
『メディア良化法』に関する報道資料が含まれていた
それは
『メディア良化法』成立の裏側に
触れていると言われており
メディア良化委員会は
その報道資料を狙っているため
移管の日には
図書隊とメディア良化委員会との衝突が
避けられないことが決定的だった


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本来タスクフォースは
危険な前線に立つべきであるものの
郁は
図書基地司令・仁科巌の
護衛にまわることになる
戦闘配備から外されたことに
ショックを隠せない郁に
堂上は何の言葉も掛けることなく
小田原へ出発した

情報歴史図書館理事長
野辺山宗八氏の
告別式が始まった同時刻
小田原では
情報歴史図書館閉鎖に伴う
資料の関東図書館引き渡しが始まった
タスクフォースvs良化特務機関との
攻防戦が幕を開ける!

蔵書や機密書類が収められた
コンテナが小田原から飛び立っていく中
良化特務機関の
手段を択ばない攻撃に
関東図書隊は苦戦を強いられる
次々と
防衛線を破られる関東図書隊

面対決が
終盤に差し掛かった時

関東図書隊は
小田原からすみやに撤退せよ!


玄田竜助隊長の
指令が発令された



戸惑う
関東図書隊

指令本部の弦田の元へ
集まる堂上らに
追い打ちをかけるような知らせが入った

野辺山氏の
告別式会場で
良化法賛同団体による
拉致事件が発生
仁科巌基地司令と
笠原が…


必死に行方を追う図書隊
そして堂上
郁の機転が功を奏したとき
タスクフォース隊長・玄田が放つ
起死回生の一手が光る



現在放映中の『空飛ぶ広報室』
と言い
この映画と言い
TBSは
これでもかと
航空自衛隊やら
陸上自衛隊の
全面協力を得ての制作しております
この時期に
自衛隊とコラボ…
何かしらの
作為的な意図を
感ぜずにはいられない…


ひとまず
その辺は置いといて

全国の図書館を利用して
撮影されているのですが
それにしてもまぁ~
最近の図書館って
綺麗ですね

単なる
映画として見て
非常に
面白かったです
見応えありましたし
気分よく
映画館を後にできました



一応
ストーリー展開と
落ちも存じておりましたが
冒頭
武蔵野第一図書館
館内に掲げられている

図書館は資料収集の自由を有する
図書館は資料提供の自由を有する
図書館は利用者の秘密を守る
図書館はすべての不当な検閲に反対する
図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る


を読んだ瞬間
涙腺が緩みはじめ

稲嶺和市役として
児玉清氏が写真で登場した途端
泣きました

稲嶺和市役として
この方以外は
考えなれない!
何としても
役者として
ご出演願えなかったのが
本当に残念でなりません
改めまして
ご冥福をお祈りいたします



キャスティングについてですが
アニメのキャラクターが
既にインプットされておりまして
ど~かな~
と思っておりました



堂上篤  - 岡田准一
笠原郁  - 榮倉奈々
小牧幹久 - 田中圭
稲嶺和市 - 児玉清
柴崎麻子 - 栗山千明
仁科巌  - 石坂浩二
折口マキ - 西田尚美
手塚光  - 福士蒼汰
玄田竜助 - 橋本じゅん

悪くないです!

玄田竜助役を演じてるのは
劇団☆新感線の看板役者・橋本じゅん
ちと
タッパ(身長)が足りない気もしましたが
雰囲気出してました

堂上の相棒
小牧幹久役の田中圭さん
この方も
いい味出してました

柴崎麻子役は
栗山千明さんをイメージして
描かれている点からしても
文句なし!




堂上篤役
岡田さんは
『SP 警視庁警備部警護課第四係』で
すでにアクションに関しては
折り紙つき
後半の見せ場で
本領発揮!
見応えあり
役者としても
力をつけてきました!

正論は正しい
だが
正論を
武器にするのは
正しくない
お前のは
どっちだ


だったかな?
堂上が
手塚に言い放った台詞
完全に
鷲づかみ…


榮倉奈々さんの郁ちゃんも
チャーミングです
しかも
堂上准一と笠原奈々の
凸凹コンビが
まぁ~意外な程に
いい感じなんですよ




王子様が誰なのか
どう言う経由で
郁の知るところとなるのか!
こちら
アニメ(原作は未読なので)とは違います
違いますが
これがまた
何気にさり気なくて
良いのです

今後の展開
当然
続編あると
踏んでおります

図書館戦争の中で起こった事柄は
形を変えてはいるものの
現実世界の投影でもあります
深いです
実は
重いのであります

知らないというのは
罪なのであります
知ろうとしないのも
罪なのであります

原作読みます
ってか
買います!

そろそろ
『SP 警視庁警備部警護課第四係』の映画
制作発表とかないですかね~
‘完結編’とか
‘飛翔編’‘理想編’‘未来編’とか
あっ!
でも岡田くん
8月から2014年のNKH大河ドラマ
『軍師官兵衛』が控えているから
当分先かぁ~




        

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2 コメント

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Unknown (茶とんび)
2013-05-04 01:19:23
図書館と戦闘!
普通人には思つけない組み合わせで面白そうですね-。
わたくしは 動きの激しい映像を映画館で見ると酔ってしまうので(ミニシアター系しか見れない(泣)) 是非レンタルDVDで見たいです。
いつも椋柊さまのブログで星の多かった作品を思い出して借りています(せこいので レンタル料が安くなってから)。
ありがとうございます。
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Unknown (椋柊)
2013-05-04 10:46:07
茶とんび様
コメントありがとうございました
図書館と戦争と言う組合せって確かに違和感ありますよね~私も、想像できませんでした
テレビ局が配給している邦画作品は、半年もすればテレビで放映しそうですし、
リアルタイムで見たいとか、出演している役者さんとか大画面で見てもいいかな?
と思わない限り地上波での放送を待つのも手です
因みに、私の☆つけはかなりマニアックですぞぉ~(笑)
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