たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

アイディア 技術 チームワーク☆『ロボコン』 

2005年04月25日 20時39分43秒 | 観る

『ロボコン』


2004年 日本作品
監督/脚本:古厩智之
出演:長澤まさみ、小栗旬、伊藤淳史、塚本高史、鈴木一真 他

子ども番組の『がんばれ!!ロボコン』とは、なんの関係もありません。
NHKの放送でお馴染み...高専の生徒達による ロボットコンテストを
題材にした作品です。

舞台は山口県の徳山市(合併して周南市)。
確かに景色は徳山の景色なのでしょうが、なまりが全然使われて
いなかったのは ちょっと残念。

同じ学校の中でも ロボコン決勝常連組の 第一ロボット部と
掘っ立て小屋で部員わずか三名の 第二ロボット部。
成績をおまけしてもらうため、心ならずも第二ロボット部を
手伝う事になった里美と ちっとも歯車の噛み合っていない
三人の男子部員たち。思いがけず 東京での決勝へと進む事に
なったものの...。

夫が言うには 『ロボコン』や『チアーズ!』と違って
『ウォーター・ボーイズ』や『スウィング・ガールズ』は、
最後に成績発表がないところがいい...そうで、
『...ボーイズ』『...ガールズ』は、共に 監督:矢口史靖、
脚本:矢口史靖。
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ダンサーなれば優秀な役者なり☆『バレエ・カンパニー』

2005年04月25日 00時44分15秒 | 観る
『バレエ・カンパニー』


2003年 アメリカ/ドイツ 作品
監督:ロバート・アルトマン
脚本:バーバラ・ターナー
音楽:ヴァン・ダイク・パークス
出演:ネーヴ・キャンベル、マルコム・マクダウェル
   ジェームズ・フランコ 他

バレエ団が舞台というと 先行して公開された『エトワール』が浮かびますが、
パリ・オペラ座のドキュメンタリ-映画であった『エトワール』に対し、
『バレエ・カンパニー』は というと...
実在のバレエ団、現役のダンサーを使いながらも 作品自体はフィクション
として描かれている というのが特筆すべき点ではないでしょうか。

主演のネーヴ・キャンベルを除く 全てのダンサー役を演じているのが、
舞台となったカンパニー‘ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴ’の
現役ダンサーである というのは ちょっと驚きです。
実は、ちょっと作品を観ながら不思議に思っていたのです。
ダンサーが演技をしているのか...踊れる役者を集めたのか...と。
もちろん、正解は前者です。

それだけに この映画の見所は、ずばりダンスシーンであるといえます。
‘ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴ’は 元々 クラッシックから
コンテンポラリーまで レパートリーの広いカンパニーのようですが
映画後半の核となる創作バレエ『青い蛇』は、まるでミュージカル
『ライオン・キング』を観ている様な楽しさです。

そして、フィクションであるにもかかわらず、レッスンやリハーサル風景、
本番直前の楽屋などの場面で‘実存のバレエ団を垣間見るリアリティー’を
感じる事が出来るのは、映画の舞台であるジョフリーの現役ダンサー出演の
たまものといえるでしょう。
そうした カンパニー内でのリアリティーが ダンサー以外のプロの役者の
演技までも‘さもありなん’という気にさせてくれる リアルさの所以です。

また、レッスン場面における国際的振付家 ラー・ルボヴィッチや
ロベール・デロジエの出演もドキュメンタリー的な色合いを強くしている
要素のひとつです。

そもそも この企画は、かつてバレエダンサーの経験がある主演の
ネーヴ・キャンベルが、映画会社に持ち込んだものですが、既に
現役ダンサーではない彼女が 代役なしで‘抜擢された大役’を
踊りきっています。
コメント (6)
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