たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

出直し

2009年05月13日 15時19分19秒 | 四方山話
都内にちろっと用事があって、いつでも良かったのですが 本日出掛ける事に。
電車の便の良い駅近くのショッピングセンターに車を入れて(駐車料金が掛からないところなので)、ハタと 着けるつもりでいたチョーカーをしていない事に気が付きました。でも、そんなの些細な事ですし、予定通り 駅へと向かって歩いていたのです。

...が、ふぅ〜〜〜っ  どうにもテンションが下がる一方で...。日時の決まった用じゃなし、結局 日を改める事に致しました。バカみたいだけど、どうにもスッピンで歩いているみたいで、気持ちが凹んで凹んで...



でも、少なからず有りませんか? なんかコーディネイトが違ったなぁ...あっちの靴にするべきだったなぁ...なんて、一日 気分の良くない事。
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生臭神父 vs. 厳格シスター

2009年05月13日 08時19分22秒 | 観る
近場で公開されたので...
『ダウト ~あるカトリック学校で~』(5/12 劇場にて)
原題:DOUBT(105分)
製作国:アメリカ(2008年)
監督:ジョン・パトリック・シャンリー
音楽:ハワード・ショア
脚本:ジョン・パトリック・シャンリー
出演:メリル・ストリープ(シスター・アロイシアス)
   フィリップ・シーモア・ホフマン(フリン神父)
   エイミー・アダムス(シスター・ジェイムズ)
   ヴィオラ・デイヴィス(ミラー夫人) 他

もっと、サスペンスに富んだ推理劇が展開されるのかと思ったら、終始 疑惑は疑惑のまま。神父を追い込みながらも 真相は分からず仕舞い というのは、どこか物足りなさを感じます。見所というならば、アカデミー賞主演女優賞ノミネートのメリル・ストリープの演技と、同助演女優賞ノミネートのふたりの女優(特に ヴィオラ・デイヴィスは 光っています)...というところでしょう。メリル・ストリープ演じるところの校長は ある意味心理戦 頭脳戦を展開するわけですが、どこか独り相撲で感情的。疑惑の一念で 事を強引に運んでしまいます。ひょっとしたら 本当に「開かれた教会」を目指していた とっても進歩的で意欲溢れる神父だったのかも知れないのに...。

'60年代...教会独特の保守的な社会の中で、神父という目上の立場に対して出来る事は 限りがあるのかも知れませんが、フリン神父に非があるのだとしたら、ひとつ またひとつと証拠を洗い出し 一歩一歩追いつめていく、そんな理詰めの攻防を観たかったなぁ...と思います。ちょっぴり退屈してしまいましたが、シャンリィ監督の意図するところは、大量破壊兵器所持疑惑で戦争を始め、証拠もないまま犠牲者を出し続けたアメリカの醜態を照射するもの ということらしく、だとしたら 的確に描かれた作品という事になるのでしょう。

トニー賞とピューリッツァー賞をダブル受賞した舞台劇が下敷きとのこと。どんな舞台なのか気になるところではあります。
コメント (2)
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