たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

名画座で二本立て

2010年07月22日 10時16分37秒 | 観る
二本立て上映、入れ替え制でも指定席でもない...
一本 見終わり 時間もお昼をまわって、ふと見ると あの人もこの人も パンを囓っている。
かくいう私も

映画館といえばこんな感じだったなぁ...と なんとも懐かしい。
尤も、学生時代の名画座といえば 400円くらいで観られたっけ。

出掛けた先は 飯田橋ギンレイホール。お目当ては デビッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ初メガホンの『月に囚われた男』。
(同時上映は『ハート・ロッカー』)

月に囚われた男(7/21 劇場にて)

原題:MOON
制作国:イギリス(2009年)
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル
   ドミニク・マケリゴット
   ケヴィン・スペイシー(声)

月の裏側にある資源掘削基地。三年の任期満了を目前に控え、たったひとり派遣されたサム・ベル(サム・ロックウェル)...

話相手は、唯一 人工知能ロボットのガーティ(ケヴィン・スペイシー)のみ。地球との直接交信も出来ず、たまに届く妻からのビデオレターを心の拠り所に...

レイ・ブラッドベリの短編小説を読んでいる様な雰囲気。といっても、萩尾望都の漫画を通してしか レイ・ブラッドベリを知らないんだけど... でも、そんな感じのSF。風刺の効いた大人のファンタジーです。登場人物といえば、モニター映像に数人登場するものの 生身の俳優はサム・ロックウェルただひとり。ただし 一人二役で、この演じ分けが見所でもあります。秀作とまではいかないけれど、嫌いじゃないヮ

*『ハート・ロッカー』を観るのは二度目なので、感想は 割愛。


ギンレイホールの最近の上映作品を見ると、ロードショー公開された作品もあれば 単館上映の作品もありますが、セレクトには一定の基準を感じます。洋画だけでなく邦画の上映もありますが、こちらも 大作というよりは 低予算系の様で、かなり好みのラインナップです。こういう名画座の火を絶やさないで欲しいものですが、ギンレイホールに関していえば、平日の昼間であったにも関わらず 大盛況の様で、学生というより むしろ中高年の観客で賑わっていました。

殿! カナルカフェギンレイホール の組み合わせなんて 如何でしょう
コメント (16)
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