たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

カツカレー後の観劇

2011年07月04日 13時26分08秒 | 観る
というわけで、カツカレーの後は 観劇。

ベッジ・パードン(7/1 世田谷パブリックシアター ソワレー)

作 / 演出:三谷幸喜
出演:野村萬斎、深津絵理、
   浅野和之、大泉洋、浦井健治

三谷幸喜が描く“のちの文豪”夏目漱石 英国留学時代の物語。漱石の手紙に度々出てくる[ベッジ・パードン]なる女性とは...

1900年...
官費留学生の夏目金之助(野村萬斎)は、日本では英語を教える身であるのに 現地では英語が通じず、同じ下宿の日本人 畑中惣太(大泉洋)の流暢な英語にコンプレックスを感じずにはいられない。そんな金之助も、小間使いのアニー(深津絵里)にだけは 心置きなくお喋りが出来る。下町生まれのアニーは、「I beg your pardon.」を「Bedge pardon.」と訛る。面白がって 彼女の事をベッジ・パードンと渾名する金之助は やがてベッジに心惹かれて行き...



ベッジと呼んだ女性が居たのは 事実の様だけど、英国でのラブロマンスは もちろんフィクション。面白可笑しく展開する一幕目に対し、漱石が英国女性を日本に連れ帰るはずもなく、別れを予感しつつの二幕目は どこか切なく、幕切れは アニーの末路を思うと 笑いの中にも悲しさが漂い 涙...

キャストが 実に素晴らしい☆
漱石の 英国暮らしの気詰まり感・堅苦しさに、背広姿で舞台に立つ事の少ない野村萬斎の不慣れな感じが なんともピッタリ嵌っています。深津絵理は 生き生きと楽しそうに アニーでそこに居るし、浅野和之は 早変わりしつつ なんと11役を演じます。なかなか英国に馴染まず、「英国人は同じ顔に見える」という金之助の言葉通り、演じているのは あ役もこの役も浅野和之... という塩梅。可笑しすぎ。そして、流暢に英語を操りつつも実は屈折している惣太を演じる大泉洋が、緩急の使い分けも軽妙で 大振りな芝居がよくマッチしています。流石 舞台人! と思ったのだけど、これがなんと TEAM NACS以外の舞台に参加するのは初めてというのだから 驚きです。舞台出演 どんどんしちゃって下さい。テレビより 全然男前です

芝居では ロンドンで浮気をしちゃった漱石だけど、実際は 日本に残した奥さんにベタ惚れだったんじゃないかしら。奥さん連れで留学していたのだったら、神経衰弱に陥る事もなかったかもネ。


コメント (6)
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観劇前のカツカレー

2011年07月04日 11時07分23秒 | 
先週末、三軒茶屋で野村萬斎主演の『ベッジ・パードン』を観劇。久し振りの世田谷パブリックシアターです。そこで、渋谷では幾度となく足を運んでいる cafe mame-hico(マメヒコ)の本店へ。折しも 三軒茶屋本店6周年の記念日。普段 パートIIIでとんかつを揚げている江尻さんが三軒茶屋に出張しての 三日間限定 6周年記念カツカレーを戴きました。江尻さんのカツカレーという事で、名付けてエジカレー

《エジカレー》

甘みのあるホエー豚のとんかつは
サックサクの衣にして じゅわっとジューシー
すっきりスパイシーなカレーと 添えられたポテトサラダのコンビネーションもバッチリ


大好きな《くろかん》

黒豆を使った豆かんです
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