いや...
「節電対策」というのは ちょっと正確ではないのです。だって、うちに居たってエアコンは 既に使い物にならないんですから。とはいえ、うちに居なければ 細かい電力も使わないし、映画館が快適なのは間違いありません。という訳で、早々と梅雨の明けた今年は 映画の本数が増えるかも。
『SUPER 8/スーパーエイト』(7/9 映画館にて)
制作国:アメリカ(2011年)
原題:SUPER 8
監督:J・J・エイブラムス
製作:スティーヴン・スピルバーグ
J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク
脚本:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー(ジョー・ラム)、エル・ファニング(アリス)、
ライリー・グリフィス(チャールズ・カズニック)、ライアン・リー(ケアリー)、
ガブリエル・バッソ(マーティン)、ザック・ミルズ(プレストン)、
カイル・チャンドラー(ジャクソン・ラム) 他
「スーパーエイト」っていうのは コダック社が '65年に発表した動画用カートリッジ式8mmフィルム。
うちに初代の8mmカメラがやってきたのは '66年か'67年、私が幼稚園の頃の事。やはり '65年に富士フイルムから出た フジカシングルエイトという機種でした。「スーパーエイト」というタイトルを聞いた時 その頃のカメラを懐かしく思い出したのですが、映画の舞台は 1979年。「私にも写せます」が流行語になったフジカシングルエイトは 白黒で音声の同録も出来ませんでしたが、登場人物が使っているスーパーエイトは カラーで音声も録ることができまして、なるほど うちの初代じゃなくて二代目のグレードね と認識を改め... さて、本筋。
いやぁ~ 着席すると もう直ぐ睡魔が襲ってきたんです。予告編の間 舟の漕ぎっぱなし 著作権侵害に関するあのCMも流れた覚えがない程! なんだけど、本編が始まったら 目が覚めました☆ 『スタンド バイ ミー』と『未知との遭遇』『E.T.』を全部まぜこぜにしたみたいな作品...なんて前評判に あまり期待はしていなかったんだけど、これがなかなかどうして 早々の列車事故シーンにハラハラドキドキ 思わず声を上げちゃった場面もあったりして、目が離せません。結局のところ、『スタンド バイ ミー』でもなければ『未知との遭遇』でもなく、ましてや 全然『E.T.』なんかじゃありません。なぁ~んだ、全然二番煎じなんかじゃないじゃん。うん。
主人公が中学生っていうのも 大切なシチュエーションで、この作品を単なるパニック映画やサスペンス映画とは一線を画す物にしています。中でも アリス役のエル・ファニングが印象的。更には、タイトル通り 彼らが映画制作をしているのも いいモチーフになっていて、エンディングでは 実際に彼らが回したフィルムが流れるので お見逃し無く! そうそう、子ども達だけじゃなく ジョーの父親や 写真屋のにーちゃん アリスの父親など 物語を転がす人物にも注目です。子どもがメインの物語って 往々にして物わかりの悪い大人が出てきて イラッとさせられますが、 ジョーの父親が頭の回転のいい人で良かった
反面、ちょっと難ありなのが エイリアンのビジュアルでして...
宇宙船を操る様な知的生物が あんな姿形をしているとは到底思えません。確かに、ここは恐くなくっちゃ話にならない訳で、そこが悩めるところだろうけど もっとインテリジェンスを感じさせる恐さに出来なかったものかしら... と思う訳です。とはいえ、パッと見でグロテスクじゃなきゃ成立しないかもョね。全然『E.T.』なんかじゃなと言った舌の根も乾かぬうちになんですが、終盤 ジョーとエイリアンが言葉を交わす場面で泣いてしまった私です
**********
以下 ラストシーンに関わるネタバレを含みます。
お読みになりたい方だけ 反転させてお読み下さい。
[ラストに関してはね、エイリアンと和解したりなんかして そのまま暫く留まられちゃっても、なんだかそこから一本撮れちゃうので あっさり帰ってくれてそれで良かったと思うのですが、宇宙船 あんな風に直せるんだったら もっと早く帰れたんじゃないの? って きっと誰もが思ったョね。違うかな?]
「節電対策」というのは ちょっと正確ではないのです。だって、うちに居たってエアコンは 既に使い物にならないんですから。とはいえ、うちに居なければ 細かい電力も使わないし、映画館が快適なのは間違いありません。という訳で、早々と梅雨の明けた今年は 映画の本数が増えるかも。
『SUPER 8/スーパーエイト』(7/9 映画館にて)
制作国:アメリカ(2011年)
原題:SUPER 8
監督:J・J・エイブラムス
製作:スティーヴン・スピルバーグ
J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク
脚本:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー(ジョー・ラム)、エル・ファニング(アリス)、
ライリー・グリフィス(チャールズ・カズニック)、ライアン・リー(ケアリー)、
ガブリエル・バッソ(マーティン)、ザック・ミルズ(プレストン)、
カイル・チャンドラー(ジャクソン・ラム) 他
「スーパーエイト」っていうのは コダック社が '65年に発表した動画用カートリッジ式8mmフィルム。
うちに初代の8mmカメラがやってきたのは '66年か'67年、私が幼稚園の頃の事。やはり '65年に富士フイルムから出た フジカシングルエイトという機種でした。「スーパーエイト」というタイトルを聞いた時 その頃のカメラを懐かしく思い出したのですが、映画の舞台は 1979年。「私にも写せます」が流行語になったフジカシングルエイトは 白黒で音声の同録も出来ませんでしたが、登場人物が使っているスーパーエイトは カラーで音声も録ることができまして、なるほど うちの初代じゃなくて二代目のグレードね と認識を改め... さて、本筋。
いやぁ~ 着席すると もう直ぐ睡魔が襲ってきたんです。予告編の間 舟の漕ぎっぱなし 著作権侵害に関するあのCMも流れた覚えがない程! なんだけど、本編が始まったら 目が覚めました☆ 『スタンド バイ ミー』と『未知との遭遇』『E.T.』を全部まぜこぜにしたみたいな作品...なんて前評判に あまり期待はしていなかったんだけど、これがなかなかどうして 早々の列車事故シーンにハラハラドキドキ 思わず声を上げちゃった場面もあったりして、目が離せません。結局のところ、『スタンド バイ ミー』でもなければ『未知との遭遇』でもなく、ましてや 全然『E.T.』なんかじゃありません。なぁ~んだ、全然二番煎じなんかじゃないじゃん。うん。
主人公が中学生っていうのも 大切なシチュエーションで、この作品を単なるパニック映画やサスペンス映画とは一線を画す物にしています。中でも アリス役のエル・ファニングが印象的。更には、タイトル通り 彼らが映画制作をしているのも いいモチーフになっていて、エンディングでは 実際に彼らが回したフィルムが流れるので お見逃し無く! そうそう、子ども達だけじゃなく ジョーの父親や 写真屋のにーちゃん アリスの父親など 物語を転がす人物にも注目です。子どもがメインの物語って 往々にして物わかりの悪い大人が出てきて イラッとさせられますが、 ジョーの父親が頭の回転のいい人で良かった
反面、ちょっと難ありなのが エイリアンのビジュアルでして...
宇宙船を操る様な知的生物が あんな姿形をしているとは到底思えません。確かに、ここは恐くなくっちゃ話にならない訳で、そこが悩めるところだろうけど もっとインテリジェンスを感じさせる恐さに出来なかったものかしら... と思う訳です。とはいえ、パッと見でグロテスクじゃなきゃ成立しないかもョね。全然『E.T.』なんかじゃなと言った舌の根も乾かぬうちになんですが、終盤 ジョーとエイリアンが言葉を交わす場面で泣いてしまった私です
以下 ラストシーンに関わるネタバレを含みます。
お読みになりたい方だけ 反転させてお読み下さい。
[ラストに関してはね、エイリアンと和解したりなんかして そのまま暫く留まられちゃっても、なんだかそこから一本撮れちゃうので あっさり帰ってくれてそれで良かったと思うのですが、宇宙船 あんな風に直せるんだったら もっと早く帰れたんじゃないの? って きっと誰もが思ったョね。違うかな?]