『みんなで一緒に暮らしたら』『アルゴ』と来て、その翌日は 午後から二本 ハシゴです。
便利だわぁ~、シネマコンプレックス![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0167.gif)
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『リンカーン 秘密の書』2D(11/11 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/26/4520e96b26b63dcd0e0dc33cc3c8f6da.jpg)
制作国:アメリカ(2012年)
原題:ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:セス・グラハム=スミス
原案:セス・グラハム=スミス
制作:ティム・バートン
出演:ベンジャミン・ウォーカー(エイブラハム・リンカーン)
ドミニク・クーパー(ヘンリー・スタージス)
アンソニー・マッキー(ウィル・ジョンソン)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(メアリー・トッド・リンカーン)
ルーファス・シーウェル(アダム) 他
幼い頃 ヴァンパイアに母親を殺されてしまったエイブラハム・リンカーンに依る ヴァンパイア撃退物語。銃は苦手だというエイブラハムは 刃に銀を塗布した斧を ヌンチャクの様に操り 次々にヴァンパイアを倒していきます。それだけでは埒があかないので ついには大統領になって、勿論 南北戦争だって ヴァンパイア退治が絡んでいます。
かなり荒唐無稽で 日本人の好みに合わないのか、興行成績もあまり振るわなかった様で 公開からひと月を待たずして上映回数も減っていますが、思いの外 整合性もあって、私は案外 機嫌良く観た映画です。歴史上の人物とフィクションを よくまぁ巧く組み合わせたものだと感心。最終的に、ヴァンパイアの残党は アメリカ合衆国を出て 南米やアフリカへ... って、かなりアメリカ本意な結末ではありますが
果たして、リンカーン大統領の暗殺劇にも ヴァンパイアが関わっているのかしらと注目していましたが、物語は 暗殺の舞台となった劇場へ出掛けようとするところで幕。確かに、リンカーンの死後 ヴァンパイアが残っていたのでは、これまで戦ってきた意味がありませんものね。
今回 2Dでの鑑賞でしたが、画面を観ていると ここは3D効果を狙った箇所だな... なんて思います。ちょうど良い時間帯があれば3Dで観たかったなぁ~
リンカーン絡みの映画を立て続けに観ましたので、来春公開の『リンカーン』(スピルバーグ監督作品)も 気になります。
『のぼうの城』(11/11 劇場にて)
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制作国:日本(2011年)
監督:犬童一心、樋口真嗣
脚本:和田竜
(小説『のぼうの城」は、第29回城戸賞(2003年)を受賞した脚本『忍ぶの城』を、映画化前提の上で ノベライズとして和田竜自ら執筆)
特撮監督 / 特技監督:尾上克郎
出演:野村萬斎(成田長親)、榮倉奈々(甲斐姫)、成宮寛貴(酒巻靭負)、
山口智充(柴崎和泉守)、上地雄輔(石田三成)、山田孝之(大谷吉継)、
平岳大(長束正家)、西村雅彦(成田氏長)、平泉成(成田泰季)、
夏八木勲(和尚)、中原丈雄(北条氏政)、鈴木保奈美(珠)、
前田吟(たへえ)、中尾明慶(かぞう)、尾野真千子(ちよ)、芦田愛菜(ちどり)、
市村正親(豊臣秀吉)、佐藤浩市(正木丹波守利英)
歴史の表舞台の話ではないけれど、日本史の隅っこにも面白い話が転がっていることだってあるじゃない♪ との期待は、ん~~「まぁまぁだったね」って感想に終わってしまったのですが、なにしろ 「この男の奇策、とんでもないッ!」と謳うほどの奇策もありませんで... ただ、成田長親(城代家老の嫡男)というお人は とても人柄の良い武将で 領地の民に慕われていたのだろう... そういう武将も居たんだなぁ と、全く以て観るに値しないとも思いませんが... ん~~~ どうでしょ。あ... CGのクオリティが低いと思っていたら、CGではなく特撮だったんですね。特撮だって知ってたら、もう少し 見る目が違ったかも。そっか、それで 全体に フィルム撮りの様なくすんだ仕上げになっていたんですね。
萬斎さん演じる長親あっての今作との声も高い様ですが、私の感想はちょっと違っていて、確かに 田楽踊りの場面を全部お任せでというと 他に思い当たらない気もしますが、もっと 型にはまらない芝居をする人の方が向いているんじゃないかしら... と思うのです。誰が良いだろう... と思い巡らせて浮かんだのが 森山未來くん。どう? 思いの外 ちゃんと武将らしくて絵面も良かったと思うのが 上地雄輔でした。画面が引き締まります。成宮寛貴に関しては、軽すぎて時代劇らしくないという意見も多いのですが、映画には そういうキャラクターが居ても いいんじゃないかとも思います。寧ろ、言葉遣いの時代性に統一感がないのがいけないのでしょうね。長親の庶民性を象徴する「ちどり」とのやりとりは、微笑ましいけど ちょっと場面が多い...? 愛菜ちゃんだから つい多用しちゃうョね。
それにしても、大体 今 水攻めの話をわざわざ上映しなくても... と思うのですが、如何なものでしょうか。どうやら、昨年公開の予定で既に完成していたフィルムらしく、今秋まで延期しての封切りとの話ですが、というのであれば なんとも中途半端な延期措置と言わざるを得ず、潔く 一旦お蔵入りにするくらいの気構えが欲しいものです。なにより、予告の段階で 水攻めを一切匂わせないのは、どうにも騙し討ちを喰らった思い。武士の風上にも置けぬ!!
*公式サイトに「ご鑑賞に際してのお知らせ」の記載があることを申し添えておきます。
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『リンカーン 秘密の書』2D(11/11 劇場にて)
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制作国:アメリカ(2012年)
原題:ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:セス・グラハム=スミス
原案:セス・グラハム=スミス
制作:ティム・バートン
出演:ベンジャミン・ウォーカー(エイブラハム・リンカーン)
ドミニク・クーパー(ヘンリー・スタージス)
アンソニー・マッキー(ウィル・ジョンソン)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(メアリー・トッド・リンカーン)
ルーファス・シーウェル(アダム) 他
幼い頃 ヴァンパイアに母親を殺されてしまったエイブラハム・リンカーンに依る ヴァンパイア撃退物語。銃は苦手だというエイブラハムは 刃に銀を塗布した斧を ヌンチャクの様に操り 次々にヴァンパイアを倒していきます。それだけでは埒があかないので ついには大統領になって、勿論 南北戦争だって ヴァンパイア退治が絡んでいます。
かなり荒唐無稽で 日本人の好みに合わないのか、興行成績もあまり振るわなかった様で 公開からひと月を待たずして上映回数も減っていますが、思いの外 整合性もあって、私は案外 機嫌良く観た映画です。歴史上の人物とフィクションを よくまぁ巧く組み合わせたものだと感心。最終的に、ヴァンパイアの残党は アメリカ合衆国を出て 南米やアフリカへ... って、かなりアメリカ本意な結末ではありますが
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今回 2Dでの鑑賞でしたが、画面を観ていると ここは3D効果を狙った箇所だな... なんて思います。ちょうど良い時間帯があれば3Dで観たかったなぁ~
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『のぼうの城』(11/11 劇場にて)
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制作国:日本(2011年)
監督:犬童一心、樋口真嗣
脚本:和田竜
(小説『のぼうの城」は、第29回城戸賞(2003年)を受賞した脚本『忍ぶの城』を、映画化前提の上で ノベライズとして和田竜自ら執筆)
特撮監督 / 特技監督:尾上克郎
出演:野村萬斎(成田長親)、榮倉奈々(甲斐姫)、成宮寛貴(酒巻靭負)、
山口智充(柴崎和泉守)、上地雄輔(石田三成)、山田孝之(大谷吉継)、
平岳大(長束正家)、西村雅彦(成田氏長)、平泉成(成田泰季)、
夏八木勲(和尚)、中原丈雄(北条氏政)、鈴木保奈美(珠)、
前田吟(たへえ)、中尾明慶(かぞう)、尾野真千子(ちよ)、芦田愛菜(ちどり)、
市村正親(豊臣秀吉)、佐藤浩市(正木丹波守利英)
歴史の表舞台の話ではないけれど、日本史の隅っこにも面白い話が転がっていることだってあるじゃない♪ との期待は、ん~~「まぁまぁだったね」って感想に終わってしまったのですが、なにしろ 「この男の奇策、とんでもないッ!」と謳うほどの奇策もありませんで... ただ、成田長親(城代家老の嫡男)というお人は とても人柄の良い武将で 領地の民に慕われていたのだろう... そういう武将も居たんだなぁ と、全く以て観るに値しないとも思いませんが... ん~~~ どうでしょ。あ... CGのクオリティが低いと思っていたら、CGではなく特撮だったんですね。特撮だって知ってたら、もう少し 見る目が違ったかも。そっか、それで 全体に フィルム撮りの様なくすんだ仕上げになっていたんですね。
萬斎さん演じる長親あっての今作との声も高い様ですが、私の感想はちょっと違っていて、確かに 田楽踊りの場面を全部お任せでというと 他に思い当たらない気もしますが、もっと 型にはまらない芝居をする人の方が向いているんじゃないかしら... と思うのです。誰が良いだろう... と思い巡らせて浮かんだのが 森山未來くん。どう? 思いの外 ちゃんと武将らしくて絵面も良かったと思うのが 上地雄輔でした。画面が引き締まります。成宮寛貴に関しては、軽すぎて時代劇らしくないという意見も多いのですが、映画には そういうキャラクターが居ても いいんじゃないかとも思います。寧ろ、言葉遣いの時代性に統一感がないのがいけないのでしょうね。長親の庶民性を象徴する「ちどり」とのやりとりは、微笑ましいけど ちょっと場面が多い...? 愛菜ちゃんだから つい多用しちゃうョね。
それにしても、大体 今 水攻めの話をわざわざ上映しなくても... と思うのですが、如何なものでしょうか。どうやら、昨年公開の予定で既に完成していたフィルムらしく、今秋まで延期しての封切りとの話ですが、というのであれば なんとも中途半端な延期措置と言わざるを得ず、潔く 一旦お蔵入りにするくらいの気構えが欲しいものです。なにより、予告の段階で 水攻めを一切匂わせないのは、どうにも騙し討ちを喰らった思い。武士の風上にも置けぬ!!
*公式サイトに「ご鑑賞に際してのお知らせ」の記載があることを申し添えておきます。