≪最寄りのTSUTAYA ジョニデ状況ぉ~~~!!≫
今度は、『チャーリーとチョコレート工場』も かなり戻ってきていて、次なるターゲットは『コープスブライド』...。ごっそり貸し出し中でしたよ!! そんでもって、ジョニデとは無関係だけど...書籍コーナーに行くと...無いのよ、無いの!『ゲド戦記 I 』...!!
魔物が棲むかや...伝記物
『エド・ウッド』(DVD 8/2)
原題 : Ed Wood
制作国:アメリカ(1994年)
監督:ティム・バートン
脚本:スコット・アレクサンダー
ラリー・カラツェウスキー
出演:ジョニー・デップ(Ed wood)
マーティン・ランドー(Bela Lugosi)
サラ・ジェシカ・パーカー(Dolores Fuller)
パトリシア・アークェット(Kathy O'Hara)
ジェフリー・ジョーンズ(Criswell)
G・D・スプラドリン(Reverend Lemon)
ヴィンセント・ドノフリオ(Orson Welles)
リサ・マリー(Vampira)
ジョージ“ジ・アニマル”スティール(Tor Johnson)
ジュリエット・ランドー(Loretta King)
常々、伝記物は難しいなぁ..と思っているのです。なんせ、大筋を曲げるわけにはまいりません。しばしば、半生のダイジェスト版といった作品になりがちです。先頃観た『フェイク』などは、実在の人物を扱いながらも 限られたある期間を限定して描くことによって成功している例だと思います。もちろん内容的にも それだけで充分劇的ですが...。他に 『ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~』とか『Ray』など、個人的に好きな作品もあります。いずれも、伝記とはいいながら 回想シーンや心象シーンを挟み込み その構成力と脚本の巧さで成功した作品ではないかと思うのです。
前置きが長くなりました。『エド・ウッド』でしたね☆
「史上最低」と言われた映画監督Edward David Wood Jr.通称 Ed Wood ...
ティム・バートン監督は、エドを思うに付け 自分と重ね合わせるところが多いと感じ、大変思い入れが強かったようです。脚本と企画が気に入ったティム・バートンは、当初プロデューサーとして携わるはずだったにもかかわらず、監督をする予定だったマイケル・レーマンとの立場を入れ替えてしまった程です。
まぁ ティム・バートンは、企画云々よりも エド・ウッドのことが好きなんでしょうけど、それにしても エドって 伝記を描くには‘いいとこなし’過ぎるわけです。気のいい奴ではあったのでしょうけれど...、だからといってねぇ...。前半で、映画制作の資金集め等に 散々四苦八苦する様な場面があったとしたら、後半には だんだん運気が上がってきて欲しいと思うのが人情。しかしながら、エド本人が たいした仕事を残していないのですから そうは参りません。劇中では、『プラン9』が ある程度成功を収めたかの様な終わり方にはなっていますが 実際のところエドは そこからどんどん堕ちていったらしいのです。
ですから、エドとベラ・ルゴシ(往年のドラキュラ俳優)との結びつきや 生涯を連れ添った妻キャシーとのエピソード、映画の制作シーン、エドの女装趣味など...シーン毎の見せ場は数々あるものの(ベラがモルヒネ中毒に苦しみ、やがて死に至る辺りなんて、泣けちゃうんだから...!) 作品全体としての面白味やまとまりに欠けている様な気がするのです。ティム・バートンは、せっかくだから脚本からやれば良かったのに...。
ただ、役に関して言えば この‘エド・ウッド’という役は 誰でもいいというわけではなく まさにジョニー・デップ うってつけ! よく似合っています。モノクロ作品なので 顔を白めに塗って 口も少々赤くしているのでしょうか...それとも 同じ監督が撮っているからか、ジョニー・デップ演じるエド・ウッドには、なんとなく『...チョコレート工場』のウィリー・ウォンカの芽を感じます。私としては、いずれも好きな役ではあります。
『エド・ウッド』を観始めて まず驚いたのが、サラ・ジェシカ・パーカー!!
先日 日比谷で観たばかり映画『幸せのポートレート』の主演女優が、エドの恋人ドロレス役とは!!! モノクロ映像なので よくは分かりませんが、方や1994年 方や2005年の作品なのに 様子がちっとも変わりません。あの面長の顔立ちと独特の声...印象的です。
今度は、『チャーリーとチョコレート工場』も かなり戻ってきていて、次なるターゲットは『コープスブライド』...。ごっそり貸し出し中でしたよ!! そんでもって、ジョニデとは無関係だけど...書籍コーナーに行くと...無いのよ、無いの!『ゲド戦記 I 』...!!
魔物が棲むかや...伝記物
『エド・ウッド』(DVD 8/2)
原題 : Ed Wood
制作国:アメリカ(1994年)
監督:ティム・バートン
脚本:スコット・アレクサンダー
ラリー・カラツェウスキー
出演:ジョニー・デップ(Ed wood)
マーティン・ランドー(Bela Lugosi)
サラ・ジェシカ・パーカー(Dolores Fuller)
パトリシア・アークェット(Kathy O'Hara)
ジェフリー・ジョーンズ(Criswell)
G・D・スプラドリン(Reverend Lemon)
ヴィンセント・ドノフリオ(Orson Welles)
リサ・マリー(Vampira)
ジョージ“ジ・アニマル”スティール(Tor Johnson)
ジュリエット・ランドー(Loretta King)
常々、伝記物は難しいなぁ..と思っているのです。なんせ、大筋を曲げるわけにはまいりません。しばしば、半生のダイジェスト版といった作品になりがちです。先頃観た『フェイク』などは、実在の人物を扱いながらも 限られたある期間を限定して描くことによって成功している例だと思います。もちろん内容的にも それだけで充分劇的ですが...。他に 『ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~』とか『Ray』など、個人的に好きな作品もあります。いずれも、伝記とはいいながら 回想シーンや心象シーンを挟み込み その構成力と脚本の巧さで成功した作品ではないかと思うのです。
前置きが長くなりました。『エド・ウッド』でしたね☆
「史上最低」と言われた映画監督Edward David Wood Jr.通称 Ed Wood ...
ティム・バートン監督は、エドを思うに付け 自分と重ね合わせるところが多いと感じ、大変思い入れが強かったようです。脚本と企画が気に入ったティム・バートンは、当初プロデューサーとして携わるはずだったにもかかわらず、監督をする予定だったマイケル・レーマンとの立場を入れ替えてしまった程です。
まぁ ティム・バートンは、企画云々よりも エド・ウッドのことが好きなんでしょうけど、それにしても エドって 伝記を描くには‘いいとこなし’過ぎるわけです。気のいい奴ではあったのでしょうけれど...、だからといってねぇ...。前半で、映画制作の資金集め等に 散々四苦八苦する様な場面があったとしたら、後半には だんだん運気が上がってきて欲しいと思うのが人情。しかしながら、エド本人が たいした仕事を残していないのですから そうは参りません。劇中では、『プラン9』が ある程度成功を収めたかの様な終わり方にはなっていますが 実際のところエドは そこからどんどん堕ちていったらしいのです。
ですから、エドとベラ・ルゴシ(往年のドラキュラ俳優)との結びつきや 生涯を連れ添った妻キャシーとのエピソード、映画の制作シーン、エドの女装趣味など...シーン毎の見せ場は数々あるものの(ベラがモルヒネ中毒に苦しみ、やがて死に至る辺りなんて、泣けちゃうんだから...!) 作品全体としての面白味やまとまりに欠けている様な気がするのです。ティム・バートンは、せっかくだから脚本からやれば良かったのに...。
ただ、役に関して言えば この‘エド・ウッド’という役は 誰でもいいというわけではなく まさにジョニー・デップ うってつけ! よく似合っています。モノクロ作品なので 顔を白めに塗って 口も少々赤くしているのでしょうか...それとも 同じ監督が撮っているからか、ジョニー・デップ演じるエド・ウッドには、なんとなく『...チョコレート工場』のウィリー・ウォンカの芽を感じます。私としては、いずれも好きな役ではあります。
『エド・ウッド』を観始めて まず驚いたのが、サラ・ジェシカ・パーカー!!
先日 日比谷で観たばかり映画『幸せのポートレート』の主演女優が、エドの恋人ドロレス役とは!!! モノクロ映像なので よくは分かりませんが、方や1994年 方や2005年の作品なのに 様子がちっとも変わりません。あの面長の顔立ちと独特の声...印象的です。