katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

静かなる晩

2008-05-31 01:31:13 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝から文化祭の支度の為に当代島公民館へ行く。
去年、土足厳禁の保育室による床養生をしたのだが、養生テ-プが思わぬ迷惑を掛ける
はめになった事の是正を持って館内に入ると、職員さんでは無い人がすでに用意して

下さっていて、それに従って準備を始める。

そもそも保育室を使用するって事は、物が多い。それらを片付け、床を養生して
土足で上がれる様にし、余った場所に体験コ-ナ-を設ける。

そしてテ-ブルや壁を白布を覆う。

こんな事だけでは、何だ意外と簡単って思われるだろうがしかし、館内の手伝いに1人
持っていかれると、3人しかいない状況。

たったこれだけの事で、昼過ぎまで掛かった。去年はラムが館内でも-と2人だった。
後は各自が搬入すれば良い、より良く見せる為の飾り付けを集まった人達でやった。

途中、日高氏も来た。みんなが帰って日高氏とコ-ヒ-を飲んだ。
この場所に無い作品は、俺の2点のみ。

俺は日高氏に聞いた。どう見える?どう思う?何が見える?何に見える?
言いたい事が理解出来たかは明日判るだろう・・・俺の作品が2点入った時に・・・

では、とても簡単だから想像して欲しい。
この保育室の大きさがキャンバスだと思って欲しい。全体分の俺2点、かぐや1点、
さくらが1点がkatsuグル-プの作品が全部で4点。

半面がサ-クルのメンバ-とその子供達、半面は連続教室と初心者教室・・・
そして中央は全くのがらんどう・・・

もう気が付いた人はいるよね? そうこれが夏の公民館のみんなで作る壁画の割合・・・
一体、中央の部分に何人の人達が集まるか?なんだね・・・・
未知数な部分に一体どんな人達が集まるのか?

全くの初心者かも知れ無いし、以前の連続教室の人かも知れない。体験した子供達かも
知れ無いし、子供の初心者かも知れない・・・・・

今日のこの場所は個々の好きな作品が並んでいる・・・がしかし夏はみんなが一貫性を
持ったお題に沿った1作品になる。

では、どんな作品に仕上がるのだろうか?

これを一目見て、各ポジションに分かれて作り上げたら何が出来るか?
グル-プの4人は最低でも何が言いたいか一目瞭然。

昨日の野球では無いが、この夏は俺が野村監督。しかもプレ-イングマネ-ジャ-。
つまり試合にも参加する・・・しかしほんの2点分。

サ-クルの人達の腕はほぼ確認済みだと思っていた・・・がしかし拾い物をした。
思わぬ収穫。それはやすこ、けいこ・・・・

出席率は少なかったが、かなり面白い。適材適所に回せばかなりのラインナップが組める

これらを踏まえて、昨日の野球と照らし合わせよう。
野村監督は弱いチ-ムを立て直して強いチ-ムと互角にする。

全体分の俺を含めた4人。エ-スはかぐや。中継ぎにさくら、そしてストッパ-が俺。
も-は元弟子だから、どこでも守れるし、どこでも打てる。ショ-ト。

そこに成長著しいキウイがちょこまかした小細工が出来る2番打者でセカンド、
大柄が得意の民芸とニュ-ゆみがファ-スト、サ-ドでバランスが取れる。

まだここに細かい作品の作れるタピオカとポット婦人が外野にいて、センタ-にランダム
にバックの仕上がりの大きいパ-ツが得意なラム。これで外野のバランスは取れる。

更にまだおぉば、フルハウス、そして最近会っていないが、実績はあるトマトゼリ-
といつでも取って変われる3人がいて・・・・

やすこ、けいこ。代走も出来そうだし、代打も出来そう。正直こんなの作ってたんだ・・
と感心した。

これに、もし連続教室の体験者が参加したら・・・サ-クルのメンバ-もおちおちして
いられない状況である。

ではこれを踏まえて今までやって来た、みんなで作った幼稚園や保育園を思い出して
欲しい。すべて1回教室をやっただけで参加した人達・・・・・

しかしながら、ほぼkatsuと仲間達の作品プラスみんなである。
俺達の作品に一部参加・・・・・

今度は、みんなの中に俺達が一部参加・・・・その作品は果たして・・・・・

そんな風に遠くから見ていた・・・部屋の隅から・・・・
アトリエに戻って足りないものを積み込みし、かぐやと日高氏と3人で話していると

日高氏がかぐやに明日、飛行場まで迎えに行くと言い出す・・・・
これが俺の仲間の印。何も言わずに何も要求せず感謝し分かち合う。当然ながら。

きっかけは俺だが、奴らは2人で勝手に決める。奴らだけでも絆はある。ご立派。
俺は明日公民館にいつものように行けば良い。何も変わらずいつものように。

その後、チュ-りっブさんとキウイの作品を借りに行った。もうすっかり夜になってた。

当代島を通ると、お祭りのちょうちんが雨の中、風に揺れていた。
オカッピキに追われている下手人のような気持ちにもなったし、katsu祭りの始まりを

祝福しているようにも見えた・・・・
その足でアトリエに戻り、ペンキの傷や補修をするといつもの時間だった。

いつもながら、日高氏と一緒にお祭りのような前日の晩、そしてその次の日はいつも雨。
そしてやるだけやったら確認すれば、静かなる晩・・・・・

久しぶりにみんなが揃う・・・そんな明日。
楽しさと待ち遠しさが始まると同時に、寂しさと切なさが始まる・・・そんな前日。

明日は何も考えず・・・・楽しもう・・・・少し離れて見守って・・・・








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