今日は朝から中学生の相談日・・・だったんだけど、寝坊じゃ無くて勘違いして、10分遅刻してしまったのね・・・何か疲れてんのかな?10時からだと思っていたら、9時からだったのね。そんなこんなの内容的には、割とシンプルな話で、古典落語と新作落語とかみたいなオリジナルか真似するか?
って話。そもそもそれって考えるか?考えないか?って単純な話だと思うのね。例えば古典落語を選べば、考えずに反復あるのみ。つまり図面、レシピ、楽譜通りに・・・。それを新作落語を選べば、オリジナルになるから、演じる内容を考えろって事になる。とてもシンプルな相談となる。
そうね、もっと違う例えなら、漫才。ネタを考える奴は、演じる前から仕事は始まっている。じゃ相方は?酒呑んで遊んでいる・・・かもね。でも当日は二人共演じている。その台本通りにね。こんな事を踏まえて、3年間やる・・・って1年目なら、言葉を選ばなきゃ、どーでも良いじゃんなのね。
だって初めてだから、まだ基準も比べるものも無いからね。だから、きちんと時間さえ取れれば、どちらを選ぼうがお好きにどうぞなのね。ただこんな壮大なモチーフを選んで30cm・・・なんて事になれば、そりゃ無理って言うだろうし、3日で・・・って言うなら、時間が無さ過ぎって言うだろうね。
それを100時間は辛抱出来るって言うのなら、ある程度の事はクリアーになるだろうが・・・。そうした1年目で、何かを作りましたって事になると、まず新作落語だっか?古典落語だったか?となり、新作、つまりオリジナルだったのなら、またオリジナルにする?それとも古典にする?って話なのね。
その時に1年目なら、いきなり考えるよりも、何かを真似する方が、道具に慣れる事を考えると、そこでも悩むのに、やる前から考えるのは過酷かな?と、老婆心と言うのであれば、安全ではあるが、それはあくまで老婆心なんで、まずは相手の考えを聞かないとならないのね。
まぁ簡単な話なら、今日の夕飯何食べたい?って言うのは質問だけど、寒いから温かいものが良いよね?とか、あるもので良い?って言うのは、誘導しているのね。つまりノープランなら導き的な話も必要だけれど、もしかしたら練って来ているかも知れないのね。ただ何しろ労作展って言うのは、
半端無い作品の集まりなのね。とは言え、もし1年目から壮大な200時間超えなんかしていたら、3年目って家でも建てるの?になるから、止める事になるし、30時間程度でやった感を出されても、それほど大したものでは無いから、それで大丈夫?って話はする。所が、これを大人の人達が間に受けると
厄介な話で、大人の30時間って言うのは、アトリエ教室は3時間だから、アトリエだけなら10回に相当する事になるから、後6時間で1年って計算になっちゃうのね。所が子供達には夏休みなんてもんがあって、アトリエで習った3時間を復習して家で反復すれば、自宅で30時間も出来たりする。
これが大きな差になる。勉強ってそう言う仕組みだったのね・・・そりゃそんな仕組みの説明をしてくれる人が居なかったもんなぁ・・・俺には。ただ塾に行ったりして漠然とやっていたら、やらないよりはマシなだけで、ただの特訓に過ぎないから、昭和のスポーツ的な考えになり、走れ!になる。
それを何々くんは、脚力が弱いから、何々筋の強化の為に、このマシーンを1日何分の5セット・・・みたいな目的意識なんかがあると、果てしなさが少なくなるが、いつ終わるか判らないランニングをみんな一緒に・・・なんて事をひたすら繰り返せば、本気な奴だけが残る・・・。
消してそれもエリート作りなら、悪くも無いが、そのやり方では最初から根性的な精神論が左右されるのね。もしかしたら、後からやる気が出て来るかも知れないのにね。そもそも何をやるにも精神論的なものなら、まずは覚悟だと思うのね。これがやりたい・・・ってね。
その時に例えば、東大に行きたい・・・って言うのなら、それには・・・って言う道のりがあるでしょ?みんなと同じように学校行って、遊んで、ゲームしていたら、まず無理だろうなって。だから何かを削らないと。それが遊びなのか?睡眠なのか?はたまた、塾なのか?家庭教師なのか?ってね。
もしかしたら、その友達を削らないとならないかも・・って。そもそもきっかけは友達とサッカーしたいだった・・・でも、楽しくなって頑張って、その友達に追いつこうとやっていたら、いつの間にかレギュラーになって、そしたら試合に勝ちたくなって、もっともっとって本気になったら、
周りの友達とは居場所が変わってくれば、もしかしたらその人はプロになる人かも知れないし、最初からプロを目指しても、簡単に途中で挫折するかも知れないのね。だからそう言う覚悟が必要だったりする。そして労作展の場合、仮に賞を取ったとすると、去年よりも少ない時間で済むかな?
もしそんな気持ちなら、習わなくても道具もあるんだから、去年と同じ材料で去年選んだ道のり、つまり真似をしたか?オリジナルか?のいずれかを、グー、グーと出せば良いだけになる。別に相談も要らないし、そもそも俺も要らないと思うのね。ここに来るって言うのは、独りでは難しい・・・
そんな事をするつもりなんでしょ?だと思うのね。つまり受賞者なら、また受賞者に該当するようなものが作りたいって事なんでしょ?恐らく・・・しかも、2度取っていたら、3回目って集大成って事なんでしょ?って話なんじゃ無いのかな?だったら、最低今までの時間の覚悟になる。
相談って大抵はこんな話。ここさえしっかり理解して、しっかり去年の時間をキープ出来れば、そこそこ何とかはなる。ただね。目が肥えているのね・・・2年目、3年目は。それと緊張感が薄くなるから、大丈夫、大丈夫なんてベテラン感出ちゃうし・・・後はコロナ。
今年は旅行やら、学校行事も元に戻りそうだし、今までのうっ積・・・なんて事になると、夏の時間は少なくなりそうだし・・・その時間を前もって計算してあると良いんだけど・・・。そんな後は、実家のお正月の買い出し。それから泉銀さんやご近所のタイル屋さんへご挨拶。
こんな事が終わったら、今日はおしまいかな・・・って思っていたら、まだ5時半・・・おっ、それならコーナンだぁって事で、しながわ水族館用下地を彫ったものを糸鋸で切る前の準備の切りきざみ。電動糸鋸は40cm程度までしか入らないから。そんなこんなでアトリエに戻って、深夜の糸鋸。
気が付いたら12時回ってた・・・。