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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室と親子教室用の下地作り

2021-10-27 22:59:27 | モザイク教室

今日はリピーターさん教室からスタート。と、ここまでは自宅でやって来たんだけれど、ここまで出来るのなら、それではいよいよ文字となるのだけれど、文字もぺきぺきで・・・となったので、まずは説明から。

常に出て来る良い事と悪い事は背中合わせ・・・ぺきぺきは柔らかくて切りやすい・・・って思えば有利だけれど、繊細に同じ事を繰り返す・・・となると、柔らかいがもろいに変化するものなのね。つまり通常なら硬さに耐えて1cmタイルで、

やる方が慣れると仕上がりも良くなるんだけれど、ただぺきぺきと比べると硬いのね。ただ出来ない訳では無いのね。ただ面倒なのね。例えば文字を作る時に、幅の統一って事を意識すると、安定感が綺麗に見えたりするし、一定って言うルールが、

悩まずに済む事になるのね。これが筆で書いた習字みたいになると、留めたり、払ったりするから太さが変わって来る。そうなると、書道の知識も欲しくなったりする。ここなのね。モザイク教室なんだけれども、幅を一定ならすぐに入れる。

しかしながら、文字を凝ると、どんな文字?って事になり、簡単にはモザイクに入れなくなる。すぐにモザイクに入るのか?それとも書体を悩むのか?こんなさじ加減は、理解されないととても難しいのね。

これが体験のように時間制限があるのなら、容赦無くブロック体で同じ幅、同じ形じゃなくても良いから、幅だけ合わせてGOなんて事になるが、しっかり作り込んでいたりすると、どんな書体がこの作品に合うか?なんて事になる。

例えばこれが書道教室なら、オレンジ色の文字を見ながら、真似をする・・・って言うと、すぐに墨を擦ってスタートになるが、オリジナルって言うのは、そのオレンジの文字を自分で書かないとならないのだから、すぐにスタートって訳には行かないもので・・・。

そんな訳で、その説明をして・・・今日はお開き。きっと判ったとは思うから、いかに自分を取り締まれるか?なのね。甘くなればマチマチの太さになるし、厳しくし過ぎれば、均等だけれど、そうは進まない・・・。果てさていかに。

そんな後はコーナンへ。来月早々に親子教室が入って、その下地作り・・・もうかなり予定が埋まっているから、何しろ彫り終わりたいのね。そんなこんなでこうなる。

何とかペンキの1回塗りまで終わったのね・・・真ん中は鏡が入るのね。そうそう、リメイクテーブルのアップが無かったような・・・

こんな感じ。これも今週末のイベントに持って行こうかと・・・。そんなこんなの最終打ち合わせも兼ねて、diy baseさんにも顔を出して・・・って言っても、隣なんだけれどね。と言う訳で、そんなこんなで色々やる事やって・・・

戻ってからのペンキ塗り。ついでにクロダイもペーパー掛けして仕上げ塗りして完成。まぁ何とか予定通りに終わって何よりなのね。


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コーナンとフェルメールのリピーターさん教室

2021-10-16 07:56:00 | モザイク教室

今日は朝から営業も兼ねての、コーナンにアジを彫りに行ったのね。それが先日店員さんに、DIYラボって言う名前の制作ゾーンの中にあるdiybaseって名前のゾーンは別って言う事を聞いて、そっちならチャンスあるかも・・・って。

ちなみにコーナンは店長に会えずに却下だったもんでね。そんなこんなで行って見ると、いらっしゃって、お話をさせて貰うと、どうぞ・・・って話になって、後日作品を持って伺う事になったのね。ただ先方も皆さん認知して下さっていたらしく、

トリマーで凄い事やっている人がいる・・・って、従業員さんみんな知ってますよ・・・って言われたんだけど、本当はタイルな人なのね・・・でもそれは本当の実力では無いのね・・・ただ認知されているのならそれでOKなのね。

そんな訳でひとまず彫るの途中で午後からの教室準備。

まだ半分だけ・・・彫りが浅いのね。そんなこんなのお教室は、先日持ち込みの木で、鍋敷きを作るって途中で終わってたものの続きから・・・

ちょっと光で跳ねちゃっているけれど、レトロなタイルを使って6枚。真ん中に白いタイルも張ってあってね、これが先日まで、丸い木に張ってあったんだけど、余分な部分を切って、この形にして置いたら、それを見てブローチにしたいって、

話になり、1つはそうする事になって・・・

こんな事になったのね。平らに見えるけれど、丸い部分は木に張ってあるから、その分、玉石よりも高くなっているのね。この方はレトロなタイル好きで、もう少しこんなの作ってみたい・・・って。そうそう、そう言えば、以前レトロな

タイルで作った作品を見て数人が、呪いの掛かった・・・って表現されていたのが、随分と気に入ってくれていて、私は呪いのシリーズ好きだけどなぁ・・・って。いや、別に呪いシリーズでも無いんだけれど・・・。(笑)

まぁ息抜きには十分なタイルクラフトの時間。中々こう言う作品って、ウチでは見ないんで新鮮なのね。ただこの作品の成功のカギは簡単な話で、平らなまま張っていないからなのね。つまり6枚で1つの模様になった大柄を均等に合わせた。

もしこれがバラバラだったら?きちんとした寸法の図面のような線を引かないと、合わなかっただろうね。つまり小さな丸い木ありきで出来た作品なのね。そしてそれを1として、2・3・・と合わせて行ったのね。

つまり出来上がるまで本人は想像出来ずに、あぁこうなったのかぁ・・・って感じなのね。でも、それを図面ありきって事になると、全てを置いて見て、それから図って、線を引き・・・ってなると、10って完成までたどり着いてからの1に

戻ってスタートになるのね。つまりプラモデル的な感じにね。となると、作り方、進行の仕方みたいなガイドを自分で作らないとならなくなるのね。そしたらいつ張れる?でしょ?だから1だけでスタートなのね。1に合わせた2みたいに。

けれどそもそも1ありきで始まっているのだから、その1を辞めてしまうと、全てが変わってしまうって欠点はあるんだけれど、そこがぶれなければ、こうして完成するのね。これがオリジナルを作るって第一歩の作り方なのね。

そんなこんなのフェルメールは・・・もうビックリするような難しさは出て来ないから時間が解決するのね。ただ、ただなのね・・・実際は黒っぽいバックなんだけれど、じゃモザイクではどうする?となると、ただ黒ってね・・・。

つまり何か考えないとならないのね・・・ここが今までと違う悩みなのね。今まではひたすら似せるって悩み。しかしバックは、似せられないのね。何故ならぺきぺきは色数が少ないから。黒以外となると、黒じゃない色になっちゃうのね。

つまりハッキリと黒じゃない色を入れる事になるのね。つまりただ似せようとすると、ただ黒でクラッシュになるのね。さぁどうする?って話。無難に終わるも良し、チャレンジするのも良し・・・つまりここが一番個性の出る所なのね。

まぁどちらを選んでもアドバイスはあるんで、選び方次第だと思うんだけど・・・。話は変わって、インスタで廃棄される昔のタイルを販売しようとしている方の記事を見たのね。勿論多治見の方なんだけれどね。ちなみに多治見は日本のタイルのメッカな場所・・・

確かに昔よりは封建的では無くなったとは思うのね。昔はタイルは建築材であって、それ以外に何に使うの?的なものだったが、ネットも普及した今、メーカーさんも野菜やコメじゃ無いが、JAに卸すばかりじゃ無く、道の駅で自力で売るみたいに、

個人向けに小分けして売っていたりするのね。ただ、昔はテレビの発信力が全てな時代だったものが、今は最新情報が良くも悪くもネットになると、テレビの力は、後押し的な発信力に変わったと思うのね。

つまり流行に敏感な人達がネットで見つけ続けるから、あの当時のCDのシングル盤のように、最新って言うのは、3か月しか持たない・・・演歌のような持続力が無いのね。だから次々新しいものが流れて来るのね。

でもそれは敏感な人の話なのね。一般の人って言うのは、そのネットで流行っているものを、テレビで知ったりするのね。つまり遅れて入って来る。でもまだまだテレビの発信力には力はあって、必ずしもネットとは限らないのね。

こんな事1つから判る事があって、つまりメーカーさんもJAに頼るように、商社さん頼みだったのね。だから売れ線を作らないと、その商社さんのカタログには載らない。だから流行りに似せるようになったりする。そしたらどれもが一緒に見える。

こんな風に見られてしまうと、値段の安い方が良い訳で・・・。これが一般的。でもこだわる人達は、無農薬だの、減塩、音色、上手さ、旨さ、容姿、パッケージ・・・そしてブランド。こうしたこだわりで、値段だけにはとらわれない。

そんな人達もいたりする。今まではタイルは建築材、つまり持ち家が無ければ、用事の無いものだったが、今は違う。考え方として、テレビからの発信だけを信じていた時代は終わりつつあって、色んな方法がある事になった。

ただ、色んなやり方があるのは自由だが、受け入れる側は少子化で人数は減っているのね。つまり競い合って取り合いになる。新しいものを作る人だけなら、新製品と戦うだけなのに、レトロなものを販売なんて事になると、それとも戦わないとならなくなる。

しかも底辺拡張をしなくては、タイルが必要な人達が新製品の分のお金を使ってしまうと、結局同じような事が起こるだけ・・・新たなニーズを増やさないとならない訳で。本来発信力があれば、松原みきさんの真夜中のドアや、竹内まりやさんのプラスチックラブのような海外逆輸入的なものが向いていると思うのね。

つまりその当時の作り手が、海外音楽を取り入れた楽曲を作った。しかしネットの無かった時代では、海外の人は知らない。所がネットが盛んになり、ネットサーフィンなんかして探し当てたつわものがいるんだろうね。

でも実は見つかるべきして見つかったと思うのね。だって聞き慣れたメロディや音色なんだもの。その当時の自分たちの国の・・・受け入れやすいの当たり前なのね。ただ日本語なのね・・・これはこれで新鮮。

そうして海外で流行っている・・・って言われれば、帰国子女の大好きな日本・・・そりゃ一斉に飛びつくのね。しかもトドメの一撃としてテレビで言うのだから。一般に広がると、今度は昔持っていた、聞いていたって人も出て来る。

新しく思える人もいれば、懐かしさを覚える人もいる。ほら倍になった・・・これが売れる理屈。つまり、そのレトロなタイルの中に海外向けに作っていたようなものや、それをオマージュしたようなタイルは、今海外の人達に見せると、

恐らく反応が良いと思うのね。ただ何せさっきのレトロな丸や玉石のようなタイルを見せても、タイル屋を含め、昔の人達の中には、便所タイル・・・って言う人達は山ほどいるのね。確かに使ってはいたけれど・・・。

つまりその表現をされている以上、人気にするには難しい。まずはそう見えないような工夫を作家さん達が何とかしないと・・・。そしてまだタイルに興味が無い、知らなかったみたいな人を少しでも無くさないと・・・。

そんな事を思わされる話だったのね。まぁそう思っての20年なんだけれどね・・・改めてってな話ね。

 


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リピーターさん教室とさくらとデイ・サービスのサンプル

2021-09-22 01:08:01 | モザイク教室

今日は午前中はリピーターさん教室。この方はここで教えた事を、自宅で進めるスタイルなのね。そんな訳で今日は白のタイルの3枚をやったんだけれど、それ以外は自宅でやって来たのね。そんな訳で見せて貰った瞬間、おーって感じだったのね。

もう完全に自転車に見える・・・そんな中でね、考えたんだろうね。先生スポークは細いんで目地にはなりませんか?結論から言うと大正解なのね。ただ正解なんだけれど、この台形の白いパーツ・・・これを切らないとならないのね。

何しろ目地でスポークって事にするって事は、白い台形を入れ続けないと、仮に割れちゃったぁ・・・ってなっても、無条件に切り直しになるのね。理由は簡単で、自分でスポークは目地って決めたからなのね。

仮に白いタイルの台形を切れると、スポークは目地で・・・って言うのは台形だから見えるのであって、あっちこっちに目地が縦横になっていたんでは、スポークが折れちゃったようにも見えるだろう。だから台形にしないとならないのね。

つまり正解は判ったし、それを切れれば良いだけなのね。ただ、ただなのね。問題はそれを考えられた・・・つまり感じた、察した事になるのね。それをどんな気持ちで答えを出したか?なのね。これが美しさファーストだとすると、

今まで切ったパーツの細さが限界だから・・・それ以下の細さでは綺麗に切れないし、・・・みたいな感じだとすると、細かさが難しいから・・・となるのだから、その代替えとして大きなパーツの台形は持ちやすいし、どちらも大変でも

細かく無い分マシ・・・って感じになれる。つまり違う大変と入れ替えただけで、大変なのは理解している事になるのね。しかしもし、こんな細かいの面倒臭いから・・・こんな場合、自分の気持ちファーストなのね。

つまりその日の自分の気分で大きく変わってしまうのね。だからもし気分が良ければ、大丈夫、大丈夫みたいになり、例えば、5人も10人もおにぎり作るなんて一緒だよ・・・みたいに大船に乗ったつもりで・・・と、どんと来いみたいな感じ

になったりするが、もし気分が乗らなければ、出来ればやりたくないな・・・みたいに消極的になる。その消極的な気持ちで、楽をしたくなって出た答えが、スポークは目地で行けるんじゃないの?だとしたら・・・。

同じスポークは目地で・・・って言っても、同じ人物が決めた答えで、同じように進んでも大きく結果は変わって来るのね。何故なら、やり始めて台形を切っていると、2時間使って3つしか切れない・・・そんな大変さになるのね。

でも前者なら美しさ重視で、しかも細かい大変さをパーツの大きい大変さに切り替えただけで、どちらも大変なのは理解した上だから、3パーツであっても、綺麗ならそれで良い・・・と進められるのね。しかし、後者の場合、それを楽とした。

そうなると、楽だと決めて掛かっているから、自分の思っている楽に進められるはず・・・にならない分、心のダメージは大きくなる。更に人の気持ちは複雑で、結果の満足度にも影響するのね。前者の場合、今の自分の限界値が判ったりして、

結果として、こんな感じかな・・・と言う見切りが恐らく統一していると思うのね。所が後者の場合、気持ちにムラがあるのだから、良い時は結果も良いが、悪い時は、悪いままで進もうとするから、結果がその日の気分で大きく変わる。

こんな説明をした上で、この方はこれまでの結果を見た上で、安定感があるし、かなり丁寧だと思うのね。しかもスポークは目地・・・って気が付いたのも中々だし、器用なんだろうなぁ・・・って言う感じでもある。それと、かなりの根気

がある・・・そんな感じも見える。まだ始めたばかりなんだけれど、取り締まる目が良い。徹底的に綺麗な方向だから、未熟な腕を追い込むほどの目は、時に厳し過ぎってお知らせはしたものの、疲れる位は良いとしても、疲れ果てないようにって。

そんなこんなで次回は文字に入る予定。そんな後は、昨日ミスった来月分のデイ・サービスのサンプル下地作り。

まだ秋なんで、茶色みたいな落ち葉な色合いって事で、リスにどんぐりの小箱。割と良い感じにはなって来たのね。そんな中、急きょ何かの用事の帰りなのかな?さくらがやって来て・・・先日の小箱の目地。

もうペンキは塗ってあったから、すんなり・・・あのお菓子の箱が・・・と本人もビックリ。まぁウチでは珍しいクラフト作品なんで、これはこれで面白いものになったのね。

 

 


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フェルメールのリピーターさん教室と営業活動

2021-09-18 07:22:08 | モザイク教室

今日は午後からリピーターさん教室なんで、店長不在だったお寿司屋さんと、サーフィンショップに営業活動。まずはお寿司屋さんに行くと、店長さんがいらして、チェーン店なんで・・・と断られた。まぁ、そんな事は百も承知。

それなら当然、行く所は決まっているのね。当然、チェーン店・・・そこで、それならもっと大きい全国展開のお店のが良いな・・・と、釣具屋さんに行くと、店長さんは不在だったにも関わらず、名刺を下さって、チェーン店なんで本社に聞かないと・・・

と言って下さり、どちらにしてもご連絡差し上げます。と言われたのね。まぁ営業をしている人なら、何がどう違うか?ははっきりしている事にお気付きになると思うが、同じチェーン店であっても、方や店長がお断りになったのと、方や店長で無い人が、名刺を出して断っていない・・・。

全て上に・・・の姿勢。もし仮に嘘だとしても、名刺まで出して嘘を付くって事は、余りに手の込んだ嘘になるから、恐らく最低店長にまでは届く。しかも先日のサーフィンショップ同様、写真も撮って頂いた。もし仮に本当に本社まで上がれば、

仮に断られたとしても、本社まで上がって断られたのだから、これは仕方の無い事になる。しかし、そこまで話は行かずに店長の判断で断られた時は、店長の判断で決まった事になる。つまりチェーン店だから・・・は理由になるか?ならないか?

って話。チェーン店と言いつつ、ご自分の判断で決めた店長と、チェーン店だからと言って、上へ報告の店長では無い人・・・ただ全て決めたのは、その本人なのね。

実は・・・それを決めるのが自分と言うのなら、自分でダメだと決めているのね。そしてチェーン店は決めるのは本社と言うのなら、本人の意思は関係無いはずだが・・・。この話を人のふり見て・・・って是正するなら、

全て決めるのは相手なのだから、どうせダメでも、ダメ元なんだからと。でももし仮にチェーン店でも、通った場合、それが全てくつがえる・・・恐らく営業の醍醐味って言うのはそう言う事なんだろう・・・と今更ながら思うのね。

正直、遠慮が美徳と考えている場合、図々しい奴となるだろう。どちらかと言うと、そっち側の考え方の人間だったが、明らかに営業として、もっと言えば、飛び込み営業・・・鉄腕ダッシュの長瀬君だって、いきなりって失礼だろっ・・・

と怒られるのだから、俺ごときなら門前払いも当然だが、まだ断られていない分、前進だし、大逆転って言うのは、徹底的にダメな所から始まるのだから、まだ始まったばかり・・・チェーン店だから・・・をくつがえすまでチェーン店。

そんな考えも良かろう。こんな感じじゃないと、営業は務まらんだろうな・・・と思うのね。話を戻して、その足で、昨日のサーフィンショップも行くが、時短営業と言う事で、午後から・・・ではお教室後に・・・。

そんなこんなでお教室となるが、先生ぃぃ、凄いじゃないですか・・・釣具屋さんって。実はこの方、元営業の人なのね。だから営業の生の声が聴けるのね。でも全部鵜呑みにしてはいけないのね・・・それは会社が有名な所だったから。

例えば、名刺を出した時、有名な所は信用度が違うでしょ?ただ良い事と悪い事は背中合わせで、社名だけで何を売る人なのか?判ってしまう分、そんなの要らねーよっ・・・って吐き捨てられる事もあるだろうし、煙たがられる事もあるだろう。

そう言う点では、営業なのに売る気は無い。ちゃんとしたカッコでも無い。手に持っている作品だけ・・・頼み事は、作品とチラシか名刺を置かせて下さいのみ・・・所が名刺を出して判るのは住所だけで、後はどこの馬の骨的な奴・・・

つまり第一印象の違いはこんなにある。そして本当の大きな違いは、有名な社名で、売る気で、しかも、何個でも提供出来る・・・方や俺は、全て1点ものだから、一軒目で話が終わるとそれでおしまい・・・一期一会の典型なのね。

だから、先日のシーバスのように決まると、他に全く見せていない事になり、今回のように同じ作品を持って、断られて次へ行くのだから、そうね、お見合いとでも例えると、本人に会っていない段階で、仲人に断られた感じね。

ただその話をすると、へこたれずに、次へ行ったの良いじゃないですか・・・って。しかもチェーン店がダメって言われて、チェーン店って。そうね、当然報告しようと思っていたし、そこで終わるとハッパ掛けられそうだし・・・あはは。

この方もそうだが、昔男の人で営業なんて人達と話す機会があったが、同じような事を言ってたのね。その時は、こっちよりの自分では無かったから、そう言うもんなのかぁ・・・と聞いていたが、実際自分がやると、つくづくそうだなって思うのね。

まあ勉強になるのね。さてでは、本題へ。今日はフェルメールの前に・・・って旦那さんのDIYの端材で鍋敷き作りたい・・・って事だったのね。それが5cm程度の丸い木が6個・・・そんな訳で、じゃ合体する木を切らないと・・になり、

寸法を18cmで・・・って事で、すぐに作成。その時に、お手軽な感じ・・・って話だったから、何処かに切らずな部分を作らないと・・・となり、色々タイルを見せる中で思い出したのは、以前レトロなタイルが素敵って言ってた事。

じゃこんなのは・・・となり、

丸いタイルでこんな風になったのだけど、じゃバックは?となると、玉石なんてどうなのかな?って見せると、気に入ってくれたものの、今度はそうなると、丸いタイルのタイルを張っていない部分の木が邪魔になるのね。

そこで今日は、丸いタイルを張るだけ張って貰って、次回までに余分な木を切って置くって事にしたのね。こう言うのって難しいのは、思い付きの作品なのね。同じ人が作るんだけど、フェルメールは、じっくりしっかりって作るとすると、

これは思い付きだから、ジャズの演奏みたいに、楽譜が無いのね。でもじゃ子供に楽器を持たせたら?それは演奏じゃ無くて雑音になるでしょ?つまり好き勝手って言うのは、腕が上手ければ、上手いほど可能性が広がるんだけれど、楽譜通り

って言うのは、創作って部分が無いのね。真似る為に考える事はあっても、0ベースで考える事は無いのね。つまりこの方は、持ち込みの木ファーストで考えないとならないんだけれど、ここにどんなタイルがあるか?まで知らない・・・。

それが常連になると、あんなタイル、こんなタイル・・・と色々知識があったりして、想像を膨らます事が出来たりする。しかも、差はそれだけで無く、常連は終わるまで安心しないけど、これで終わった気になると、えー今日終わらないの?

ってな事になったりもするのね。ただ、流石にフェルメールをやっているだけあって、じゃ今日はここまで・・・って、慌てないのは、それだけでも上手くなっている理由の1つだったりもするのね。きっとこれはこれで完成すると、面白い仕上がりになると思うのね。

さて、そんなこんなで、終わった後にサーフィンショップ・・・まだ確認が取れていないんで、連絡します・・・って事で終了。そんなこんなで、新しいサーフィン作品は張り終わり。


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体験教室だったんだけど・・・

2021-09-13 07:28:48 | モザイク教室

今日は体験教室があって、そんな訳で送迎。駅まで車で数分の間なんだけれど、アトリエに着いたら、レッスンって事になるので、この時間に問診的な話をするのね。例えば、モザイクをするに当たって、どんなものを見てやって見たいと思ったか?

とか、例えば仮に、ハリネズミの鍋敷きが可愛かったから・・・とか、飼っているからなんて場合、もうそれ以上は必要無いから、楽しんで下さい・・・で良いと思うのね。所が、例えばステップアップした時、テーブルを作りたいとする。

となると、ぺきぺきってタイルでは無いのね。そもそもぺきぺきタイルって言うのは、素材的には柔らかく切りやすいって事は、割れやすいにもなるし、ただ小さいものを作る場合、負荷が一点に掛かりづらいから割れないであろう・・・なのね。

それがテーブルとなると、1パーツが5cm以上なんて事もあるかも知れない。そうなるとそもそもが、壁用のタイルだから、割れちゃうかも知れないのね。勿論、いつか割れちゃうのは仕方無いです・・・って言うのなら、良いが、一応お知らせは

しないとならないのね。更にもし本格的にやって見たい・・・となった時を想定すると、硬いタイルって言うのは、こんなもの・・・として、切って見る・・・みたいな体験も必要かと・・・。更に言えば、玄関のように建築をやりたい。

しかも今後では無く、今・・・なんて事もあったりする。そうなると、ハリネズミの体験の1回が勿体無いのね。そうね、職業としてなら、例えば料理なら、皮むきみたいに包丁に慣れるから始まるだろうから、そればかりをやる事になる。

そして同時に料理とは、どんな工程で仕上げるのか?を繰り返し見る。これが修業の入口だったりして、タイル屋の場合だったら、荷物の運搬、行き帰りの運転、モルタルを練るとか、まぁ雑用全般になったりしたのね。

更に何年か経つと、焼き、煮るみたいな1つ出来たら、また1つ・・・と段階を経て、一人前になって行く。まぁこれは以前、中居くんの、味いちもんめで見たのね。ただタイル屋ん時もほぼ一緒。

これが今なら、まぁそう言う事になるな・・・と受け入れられても、若い時は、すぐに張りたいし、早く一人前になりたいし・・・と、はやる気持ちになってた。こうしてあっちの気持ちも、こっちの気持ちも・・・って体験をすると、

初めてなのに建築なんて・・・って言う老婆心と、良いじゃん・・・やって見たいんだぁ・・・ってイケイケ側の気持ちの両方を持って、先生として何処が落とし所なのか?となると、結論は基礎を徹底的に抜くって事になる・・・。

要するに修業ってのは、身に着けて今後に生かす為のもので、今後がある前提なのね。つまり今回だけ・・・って完結なら、基礎は要らないって考えれば、DIYのように道具を揃えて・・・みたいな事も無く、今回だけの事。

それなら、1からなんて必要は無いのね。つまり建築がやりたいのなら、いきなり硬いタイルで良いのね。そもそもそこでつまづいたら、その先は無いのだから。しかも労作展の子供達と一緒で目的意識がはっきりしている。

しかも工期としての期日がしっかりしている。終わりの時間がある。まぁほとんど一緒なのね。彼らは夏休みあたりに集中して時間を取る。がしかし、大人は普通仕事をしていたり、結婚していたら主婦として何かしなきゃならない時間も

あったりすると、時間が限定される。丸々1日OKなんて事は中々難しい。だからそれは現場の施工の日だけにして、後はパーツを仕込む・・・今からって考えれば、長期に渡ってしまうが、数時間何回も仕込めるって事になる。

つまり家がスタートする前にスタート出来るって話。要するに出来たものを当日取り付ける感覚。こんな話になるのだけれど、どうやらかなり本気みたいで、ただその話のワードの中にガウディって言葉があって・・・。

そうなると話は変わって来るのね。ご存じの人が多いだろうが、軽く説明すると、ガウディって人の建物のタイル部分は、大半がクラッシュって言う、割ったものの集合体で出来ていたりするのね。しかもカラフル・・・。

まず割った・・・ここ。例えば割るって言葉の持つイメージ。お皿のような大きさのものを落として割れた・・・こんなイメージだと思うのね。つまりある程度の大きさのものを落下させて、どんな形になるか判らない偶然の産物。

これが割るの持つ意味だとすると、1cmのピヤスを落とした所で割れない。当たり前だけど、大事なのね。つまり割れるにする為のタイルは何cmあれば良いのか?そして更に、カラフル・・・カラフルとは何ぞや?となった時、何色必要か?

そして、グレー、白、茶、ベージュ・・これで4色・・・これでカラフルと言うか?まず言わないと思うのね。実は日本のタイルのベースの色合いがこんな色で、更に日本にはPL法って言うルールがあって、やった奴の責任ってのがある。

タイルを作った奴の責任、施工した奴の責任・・・事故があったらね。って事になると、メーカーは、滑った転んだって事にならないように、床のタイルはデコボコにしよう・・・って事になる。だから外用はデコボコタイル、室内は、

雨も降らないし・・・それじゃツルツルでも平気かぁ・・・って具合に変わって来る。ってここは、機能性重視の話だが、そこに見栄えを乗せると、やっぱ個性じゃん。目立ってなんぼじゃん。って人ばかりなら、ショッキングピンクに、

黒い稲妻ラインの家とか、金ぴかの家とか、勿論車も家具も・・・って事になっても良いのだけれど、そうにはなっていないでしょ?つまり一生の借金を背負う家なんて場合、相当保守的になるから、汚れも目立たないし、流行りすたりも無い、

どうでしょう・・・グレー、茶、ベージュなんて・・・って事になる。ちなみに白を抜いたのは、床では汚れてしまうから。こんな理由から、日本には絵の具のようなカラフルな床のタイルは無いのね。

それが例外も当然あって、10cm・・・普通建築はmm単位なんで、100角なんて言い方をするが、その程度の大きさまでなら多少あっても、恐らく外で床となると、無いに等しいのね。じゃどうする?ほら既に素材が無いのね。

割るには最低300角は欲しいし、しかもカラフルにしたいとなると、益々日本には無い・・・となると、輸入材から探す事になる。ただやりたい・・・だけの人の場合、大体海外の画像を見ているので、理想を膨らませやすいが、実際はこんな

縛りになる・・・って事なのね。ただネットで昔よりもタイルは簡単に見つけやすくはなったのね。でも、実際買うとなると、建築としての金額となると、何万、何十万と言った単位になる。しかも間違ったら・・・ってね。

ただこんなやり取りをしてくれる建築の人って言うのが、そうそういないし、プロは教えるでは無く、自分で作る人だから、任せられたい人なのね。こんな場合、DIYの意味すら理解は出来無いのね。

しかしながら、見栄えだけしかお客さんは口出し出来ないし、丈夫である・・・って言う部分に関しては、プロの腕が欲しい・・・これはいつの世も何処でも一緒で、歌舞伎なら歌舞伎のまま続ける伝統の人達と、後世に残す為に、ロープで

宙づり、飛んだり跳ねたり、スーパー歌舞伎、更にワンピースまで取り入れ、現代劇にまで登場する。こうした全く相交わらない状況になる。古典落語に新作落語、何でも一緒で何処にでもこんな例はある。

しかもそこには伝統や継承なんて言う、繰り返しの時間の重みが加わるから、新しい事を拒む側の人達が沢山いたりする。ただこんな事も、受け入れる人が多くなると、その邪道もいつしか王道になると、恐らくこれが本物みたいに、

また同じ事を繰り返すんだろうけれど・・・。話は戻して、何しろ斬新な事がしたい事になるのね・・・DIY的な家って言うのは。その自覚無しで、何と無く見つけた工務店にそれを伝えても、理解出来ない人であると、否定されるし、

そんなの出来ない・・・とか、いつもと違うイレギュラーな事は、いつもの見積もりが出来ない以上、どんな事になるか?判らない分、多めに見積もりを出すだろうし・・・いずれにせよ、それを理解してくれる工務店を探す事が大事になる。

それを間違えると、恐らく相談疲れしてしまう事になると思うのね。ただ1つ言えるのは、普通の工務店って言うのは、歌舞伎側の伝統的にいつもの通り・・・って言う日常側であって、自分のやりたい事が普通だと思わない事なのね。

大抵ね俺の所に来る側の人は、普通の工務店では無理だろうな・・・って案件を持って来るような話で、斬新な事を好む工務店探しをする事をお勧めするのね。ただね、当然工務店側もみんな、切磋琢磨しているのね。

自分の所は変わっている・・・斬新なんだと。所が、みんながそうしているのなら、余程スバ抜けていないと、みんなとほぼ変わらない話になるし、受け入れる姿勢が無く、変わろうとしても、自分の思っている程、人からは変わっているようには見えていないのね。

要するにお客さんとしては、変わっている建物を建てている工務店探しじゃ無くて、自分が参加しても大丈夫工務店探しをしないと・・・って話。いずれにしても、こんな話をすれば、体験よりもこっちの話の方が聞きたかっただろうし、

そんなこんなで、そこそこ良い時間になり、その後、アオリイカをやるも、流石にいつもの時間までは・・・。こんな話の時は、グッタリするのが本音なのね。仮に来なくても、そんな事になる事を踏まえて・・・って伝えとかないと、

世の中は割と封建的な事が多かったりする。しかも、多数決の多い側にいれば、みんなと同じなんで、多い方が失敗の側になっても、みんなと同じだから・・・と安心したり言い訳も出来るが、人と違う側にいると、万が一失敗した時に、

ほら見た事かっ・・・みたいな老婆心側の批判を受ける事になるし、もっと言えば、自分が普通と思って工務店に言っても、受け入れられない事が多くても、それは工務店が普通で、自分がイレギュラーな自覚が無いからなんだけど、

それを言う役目が俺かぁ・・・なのね。王様裸だよっ・・・は、子供だから良いんであって、大人が言うと角が立つ。勿論、数は少ないが、有難うございます・・・と参考にしてくれて、上手く行く話もあったりする。

勿論、無難に体験をして数回は通って貰えば、数回分の身銭になったとしても、趣旨が違うのだから、ご理解は頂けないし、それなら気まずくなったとしても、老婆心としての話をした方が、役立つはず・・・と。

しかもリスキーなのは、1つ目の工務店がそんな人なら、簡単に事が進めば、老婆心の俺の話は、嫌な話となり、逆に何軒も回っても、理想通りにならない話になれば、この事だったのかぁ・・・となる。つまり老婆心とは、悪い事の回避話で、

振り返って思い出されている時点で、現状が悪い事側になってしまっている事になる・・・。残念なんだけれど。こんなリスキーな事を初回から・・・ってのは当然疲れるのね。ただ、誰に頼まれた訳で無く、自分の考えだから・・・。

とは言え、疲れるか?疲れないか?の2つなら、疲れた・・・って話。

 


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全員終了、三人目の中学生教室

2021-09-04 23:02:53 | モザイク教室

今日は朝から最後の1人の、3人目の中学生教室。さて一体どうなっているのか?来て見ないと判らないが、残りの時間を考えると、恐らく今日、終わらせたい・・・って感じだと思うのね。とは言え、どうなっているか?・・・・。

そんな中、やって来たのだけれど、えー・・・バックが終わっていないのね。そうなると、理想を言えば3時までに張り終わらないと、かなり厳しくなる・・・そんな中、ご両親と話せたんで、かなり厳しい状況を伝え、やるだけやった様子・・・

そんな事を伝えたのね。ただ恐らく伝わってはいないと思ったんだけれど・・・さてそれはそれで、こっちは張りやすいように準備して、その間にボンド落とし・・・何しろ余計な時間の短縮・・・それでも結果的には張り終わったのが5時・・・

理想より2時間オーバー・・・それから目地・・・ただ立体なんで、バラバラの状態での目地。その後、合体をして・・・大家さんにコーキングを貰って、合体部の取り合いをコーキングをして、最後に金具付け。

さて一体何時でしょうか?・・・・10時過ぎ・・・流石にお父さんが差し入れして下さり、お弁当をご馳走になったのね。二人とも、まさかこんなに掛かるとは思わなかったようで・・・ただ10時を過ぎて終わっていなかったら、もう一回

って言おうと思っていました。まぁ完成して良かった・・・すると、何か完成した作品が二人とも、想像を超えていたらしく、とても喜んで下さって・・・何よりなのね。お疲れさまでした。お見事です。

そんなこんなで、ようやく労作展も終了して、ホッとするやら、秋が来た感じになって・・・アトリエも殺伐としていた感じがあったが、これで元に戻るのかな・・・。本来なら数多くの人に見て貰いたいが、今年もコロナで見られない。

ただ、ご興味があれば、慶応労作展って調べれば、去年のも見られるから見て下さいませ。まぁちょっと震える作品があったりするから、中学生の宿題と侮るなかれ・・・なのね。


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キウイ教室とシーバスのモザイク

2021-09-04 07:24:25 | モザイク教室

今日は午前中野暮用があって、午後から急きょキウイ教室。実は他の人が入っていたんだけれど、キャンセルがあって、キウイはキウイで、予約日の変更をしようとしたら、空いているなら・・・って事で変更になったのね。

ただ教室と言っても、感想として難しい事は、キウイの実力からすると特に無いのだけれど、難しいのは彫ってある中に入れる・・・って事なんだけれど、何しろこれを彫った頃の俺は、まだまだ未熟で、描かれた下絵の通りに彫るのがやっと。

そんな調子だと、彫れただけで安心しちゃうような感じ。だから、幅が一定のようで一定じゃ無かったり、恐らくデザインじゃ無い所を考えれば判るような事さえも、余分に彫ってしまったり・・・そんな下地になっているのね。

例えば三位一体的な話だと、心技体みたいな、元気な体、鍛え上げた腕、そしてそれらをつかさどる心みたいに、3つ揃って・・・とか、プレーヤーと技術と、それを応援するサポーターとか、大抵表現として、素晴らしいものはこうした事が

揃った上での結果・・・みたいになる。例えばそれを自分に当てはめたりすると、素晴らしい下絵に、それを彫る技術、そしてモザイクとなると、一番評価されているものはモザイクだとすると、他は何点?って話になるのね。

その時に、明らかに同じ人がやっているのに、見劣りするような事があれば、総合点は下がる。つまり逆の発想なら、良く先人の人達が、最初は真似から・・・ってあのセリフからすると、初心者の人なら、下絵を描かずコピーした絵で、モザイクだけに専念すれば、結果の良し悪しの確立を上げられる可能性がある事になる。

話を戻して、だから俺の場合、根本的にタイル屋から始まったのだから、技術屋出身として、絵を描くなんて技術よりも、木を彫るって言う技術の方が近道として、反復練習をしていたって事になる。

当然その回数が多ければ多いほど、身に付く訳で・・・これが事実なら、当時の彫る技術よりも今の方が断然上手くなっているし、知恵も増えた。だから当時は当時で一生懸命彫ったんだろうが、今の自分から見れば、見劣りする事はある。

つまりもし今、彫ったのならキウイに負担は少なかっただろうが、昔の実力のままの彫った部分を、今の実力のキウイが入れているって考えると、キウイのモザイク力に、以前の彫る技術の俺が助けられている・・・と言った感じになる。

では完成したとすると、キウイの作品は足掛け10年以上掛かった事になるのね。当然、キウイもあの頃よりも上手くなっているのね。それなら見劣りする部分もあるはずなんだけれど、同じようなパーツの繰り返しなんで、全く判らない。

その繰り返しの作品は、見劣りする箇所が無いから、結果が良く見える。そうなると、一番凄いのは、最後まで終わった事なのね・・・普通果てしな過ぎて諦めたりすると思うのね。心技体の心とはそんな事なのかも知れないと思うのね。

でも、じゃあそんな志みたいなものを最初から持っていたか?となると、まさかこんなに掛かるとは思っていなかっただろうし、もっと言えば、完成したとしても、最初の頃の気持ちとは変わっているだろうし・・・。

これは、中学生の頃に、友達の家に行ったら、数人がパイオニアのコンポ持ってて、俺も欲しくて親に言ったが、却下になって、意地になってバイトして、買おうとした時には高校2年・・・そんな熱も冷めたが、あの時以上のグレードの

ステレオを買った・・・それはそれで満足はしたが、欲しかった中学の自分の気持ちとは変わったのね。勿論一緒だとは思わないけど、それでも買ったか?買わなかったか?出来たか?出来ないか?の結果は大きく違うと思うのね・・・。

そこまでして得た事は、得た人にしか判らないし、いつか得られなかった人は、得られなかった事の理由を知る事になる訳で。こんな時期だから比較の話として、労作展なんてものがあるが、所詮中学生の夏休みの宿題でしょ?って位の考えなら、

何もそんなにやる必要は無いと思うのね。その時に、心って部分を考えると、中学生の宿題でしょ?・・・に続く言葉として、多分、だからそんなにやらなくても・・・とか、そんなもんじゃんとか、言う人と、中学生の宿題なんだけど・・・

とでは、大きく変わって来ると思うのね。まず最後の、・・・けど・・・。この場合、けどの後は否定文になるから、中学生の宿題だから・・・って気持ちはあるが、でも・・・みたいになり、もっと・・・っておかわりした感じね。

でも、前者の、そんなにやらなくても・・・の場合、既にやってもいないのに、終わりの日数を決めていて、それ以下で良い・・・って言った文章であり、そんなもんじゃん・・・は、想定した結果や時間になったって言う、自分の中で完結

した文章だと思うのね。こう比較すると、やる前から、中学生の宿題なんだけど・・・の、けどを使った人が、他よりずば抜けている事が判るのね。ただ、こうした掘り下げをしていなくて、ただ頑張ります・・・的な感じとか、出来ますか?

みたいな感じなんだと思うけどね。それでも、この時点の差は大きい。しかも、けど・・・で始めた人は、予想を上回る厳しさを後から知る事になり、他の2つの場合、何しろ作るファーストでは無く、なるべくそこそこ時間ファーストだから、

比較すると、相当な時間の差になる。しかももし友達だったりすると、まだやってんの・・・とか、俺終わったよみたいに、そそのかされると、慌てたり、挫けそうになったりもする。こんな事は、けど・・・の人にしか判らないのね。

これが宿題ってハードル、提出ってプレッシャーがあるから、ゴールに何とかたどり着けるものなのね。それを大人の人達に当てはめると、趣味だから・・・と、だからを使うのか?趣味だけど・・・と、だけどを使うのか?

これが全てだったりもするのね。だから・・・を使うのなら、何しろその時間内を楽しむ。ある意味、短編小説、100m走、自分料理・・・何でも良いんだけど、苦しむ時間はなるべく短く。楽しむファーストで、出来たら満足って感じ。

これはキャリア1・2年なんて人達なら良いと思うのね。ただ、中学生には当てはまらないのね。何しろ3年しか無いのだから。話をもどして、それを、だけど・・・で作ると、果てしなくなるのね。どうなるとゴールなのか?判りづらいのね。

例えば、ウチのペットを作りたい・・・これなら、1作完結だから、中学生と同じで、時間は掛かるが、それが終わるまで・・・の我慢。って感じなんで、目的意識がはっきりしている分、たどり着ける可能性はある。けど・・・。

けどなのね。良い事と悪い事は背中合わせ。そのペットが生存している間に終わらないと、意味が無いと思う人は、途中で挫折になるかも知れないし、そうなると、だから見たくない・・・になるし、逆にだから作るって事もある。

思い入れの強いモチーフって言うのは、こんな差もあるのね。でも、たどり着く可能性も高いが、終わった時に、それ以上の思い入れのあるモチーフが見つからないと、やる気も起きて来なかったりもするから、それで終わる人も少なくない。

それを何もかも超越して続ける・・・の続けるってシンプルな事で継続すると、長編小説、マラソン、人に振る舞う料理・・・みたいに、さっきとはちょっと違ったニュアンスになる。いっときの我慢じゃ無くて、成し遂げるまでの辛抱。

こうやって文章にすると、作る前の心持ちの違いが大きく変わっている事に気が付くのね。その心持ちの違いが作品の差になって行くものだと思うのね。だから楽しむなら、笑えた方が良いし、凄いものが作りたければ、人とは違う方向だから、

苦しいとか、悩むとか、試行錯誤なんて当たり前なのね。だから、結果が人と違って当然なのね。だから、と、けれど・・・使い方がおっかないものなのね。それで方向性が変わって来るのだから。そんな枕を入れて置いてからの、

まだアオリイカが終わっていないのに・・・シーバス。ただ、あんなに何を使おうか?悩んでいたのに、タイルを置いた瞬間、何だぁ、彫ってたkatsuはぺきぺきって決めてたんじゃん・・・って事だったのね。そうなると、アオリイカは1cmで、

いっぱいタイルを使うから、片付けも大変になり、お教室後じゃ無いと、広げづらいのね。しかしぺきぺきなら、色数は少ないし、あれこれ出さずに済むから、割とやり易く、お教室中も出来たりもするのね。

流石に1・2日って訳には行かないが、アオリイカより大きいのに、早くは終わると思うのね。もしそうなったら、楽になった事になり、楽って事は楽しいって事になる・・・つまり俺自身の体験教室的な作品って事になるから、俺に取っての、

コースターや鍋敷きのような作品って事になる。それで冒頭のモザイクが一番得意で、努力で木工を手に入れつつあって・・・となると、最後は素敵な下絵・・・可愛いキャラクター、素晴らしいデッサン力・・・つまり絵の向上って事になる。

今のままでは、最初の2つに大きく見劣りしていて、実力差を感じるのね。ただあの頃よりは、いくらかモザイクのkatsuにばかり負担が掛かっている感じではなくなって来たとは思うけれど、だから一瞬下地にひるんだモザイクkatsuがいたが、

始まって見ると、まだまだこんな絵かっ・・・って、見下されている下絵のkatsuがいたりする。ただ何しろこのスタイルの試作品。そう考えれば、そこまで卑下しなくても、まずまずなんじゃ無いの・・・って言いたい下絵katsuもいたりするのね。

 

 

 


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中学生教室2人目完成

2021-09-03 07:38:58 | モザイク教室

今日は午後から中学生教室。先日タイルを届けたんで、恐らく目地のみになっているはずなんだけれど・・・って午前中は、かぐやと先日の見積もりの件の最終確認をして、先方に連絡からスタート。その後は、今後年末に掛けての相談・・・

そうね、常にお教室は予約で開けているので、その合間に制作って感じになるのね。その中には、依頼品があったりして、昔なら、依頼品が来たら、何しろ次々に終わらせる・・・そんな感じだったのね。しかしながら、何しろいつも全力。

そうなると、モチーフに寄っては、やる前から相当な無理を強いられる・・・と判っていながらやったりもしたのね。何しろ果てしない貧乏だったから・・・ただそれをやり続けると、ただ支払いが来たから、それを埋める為にになり、

良くニュースでやっていたりする、永遠の貧乏の連鎖のループにはまってしまうのね。何とか日々の生活は回せても、家賃の更新や、車検と言ったまとまった額の時に、どうにもならなくなる・・・そんな時に、建築のような仕事が来て、何とか

逃げ切ったとしても、結局また依頼品で元通りになってしまったりしていたのね。理由は簡単で、建築色の濃いもの、例えば玄関だとすると、工期が決まっている。つまり始めてから終わりの日数が決まっているから、どんなに時間を掛けたくても、それは出来ない。

だから期間内だけの制作になる。これなら一体終わるといくら位の収入になるか?の見当が付く。所が個人のオブジェの依頼の場合、期間の制限は無いからエンドレスになるから、作家に委ねられた状況になる。

そもそも良いのが作りたいのは山々だが、こだわればこだわるほど、出来ても生活の追い込まれ方が半端じゃ無くなるのね・・・それを繰り返す事で、これをやると追い込まれる・・・って判るようになって・・・。

更に依頼品の室内の物の場合、大きさにも限りがあり、どうしても細かくなりやすい。当然時間は掛かる。更に完成すると室内に入ってしまう事で、お披露目機会も失ってしまうもので・・・。それを解消する行為が、自分の作品。

つまりお客さんの付いていない、自分の勝手に作る作品。ただ依頼品じゃないのだから、それが売れないと、製作期間は無収入になる。しかしながら、完成すると自由に出来る作品として、色々と連れて行ける事になる。

こんな理由からも、年に1回出来るか?出来ないか?の話なんだけれど、以前の1mの金魚の穂竜の場合だと、金魚のイベントなんかに持って行ったりした。ただ1か月以上掛かった。かと思えば、ウミウシの場合は、狙い撃ちの水族館。

これは有難い事にかごしまの水族館に展示されているし、湯婆婆にしても、営業として連れ回している。ただいずれにしても1か月を上回る・・・で今回なんだけれど、年末にイベントがあり、販売の為の作品を作らないとならない。

ただ今の状況を考えると、中止もあり得る。しかも、趣旨としてなるべく価格を抑える形で・・・となり、でもkatsu色ありの作品となった時に、今のすずきやアオリイカの下地にたどり着いた所までは何とか来たのだけれど、

じゃ今から年末に掛けて、3か月作り続けるのか・・・って事になると、今までの時間の倍も・・・と流石にひるむ。ただあの頃は売る目的では無い作品達であり、1作で1か月以上って事だったが、今回は売る目的で、時間内に作れるだけ・・

となると、1つあたりの単価は下がるし・・・こんな相談をかぐやにしたのね。先日、タイルを購入するなんて話の時に、いくら位まで良いと思う?って聞くと、俺の予想よりも1万も多かったりして・・・今回はどんな事を言うのか?

すると、やりたいんでしょ?って言うので、そう聞こえるか?と返すと、よくよく考えて、今多少余裕があるから、そんな事を言っているけれど、何か入ったらその時間も無くなるのだから、やれるだけやれば・・・となった。

さて、相談して帰って来た答えが、また自分次第となった・・・さてどうすっかな?・・・そんなこんなでお教室。後は目地だけ・・・になっていたのね。ただ油断は出来ないのね。そこからタイルに付いているボンド落とし。

これをやらないとタイル本来の艶が無くなるのね。ただ何しろ初心者な訳で・・・張る事に夢中、終わらせる事に必死な場合、とんでもなく付いていたりもする。しかも大作・・・場合に寄っては、1・2時間では済まないなんて事もある。

幸いそこまで掛からず、目地となり、スポンジで拭いて、更にウエス・・乾いた布で拭きあげて、その時に更にボンド落としもして・・・ペンキの剥がれをタッチアップ・・・塗り直しね。そして最後に金具を付ければ完成。

中々の仕上がりになった・・・また一人完成したのね。割と順調に終わったと思うし、完成度も初めてとは思えない出来栄えで、本人もお母さんも喜んでいたのね。何よりなのね。ここは、見送りもまたね・・・となったから、大きなダメージにはならなかったが、

とは言え、やはり見送りは、夏が終わって行く・・・って感じがする。ただまだ油断出来ないのね・・・最後にもう一人。


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フェルメールのリピーターさん教室とアオリイカの下地

2021-09-02 07:40:08 | モザイク教室

今日は午後からフェルメールのリピーターさん教室。本当ならそれまで今のアオリイカの続きなんだけれど、1cmタイルで、本気モードで作っちゃっているから、タイルをいっぱい出さないとならず、お教室の時は、夜を制作にしているのね。

でもそうなると、午前中どうする?になるので、既に描き終わったアオリイカの下地作りの準備にしたのね。先日のすずきのタッチに引き続きの第二弾なのね。そんなこんなで、リピーターさん教室。

結果から言うと、とうとう顔が終わったのね。きっと長く感じたと思うが、これが本人ケロッとしてて、今度はみんながやっている、ひたすら同じ形の毛並みとか、うろことかの繰り返すような、何か修行みたいな事をして見たい・・・って。

あはは、ここで何かグッタリって言うのを心配していたのに、逆に修行の方を選ぶなんて、中々のつわものなのね。そんな気持ちなら、顔が終わって、終わった感にならずに済むし、安心な方向で終わって行くと思われるのね。

こんな状況なら、次回額縁の話なんかも出来ると思うんだけど。そう言う新展開が刺激になると、更に完成を見てみたいって気持ちになるだろうしね。中学生の子達の作品なんかも見たりしているから、そっちの影響もあるかも知れないしね。

しかし、初めての大作でここまで出来れば、満足度があるだろうなぁ・・・何より。そんな後は、アオリイカの下地を彫りにホームセンターへ。そんな後にペンキ塗り。

続けて2つこんな下地を作ったんだけれど、結局1・2日で出来た。例えば、この掛かった時間で、普通に下地を作るって事になると、デイ・サービスの下地10個とか、オーナメントを何十個とかになったりする。

ただ、どれもお教室やイベントの下地なんで、反応は可愛いぃ・・・みたいになる。所がほぼ本物に近い大きさのこの2つは、おぉ・・・とか、凄いとか、明らかに反応が違うのね・・・って事は、生徒下地では無く、作家katsuの下地になった感じ。

まだ完成してはいないけど、少なくとも下地の段階の反応が違うし、すずきもアオリイカも・・・と偶然1つに反応では無くて、2つともになんで、まぐれで無く手ごたえはある。ってここまでは・・・ってここまで来たのね。

後はタイルを張るだけ・・・やっとここなのね。多分、気が付く人って中々いないと思うんだけれど、また、だけ・・の話ね。こうして下地を作ると、タイルを張る事になるのね。当たり前なんだけれど・・・。だから、本来の趣旨として、

タイルを張れる事になった・・・後の工程は張るだけ。つまり最後の工程に入れた・・・こんな気持ちなんだろうね。じゃ張ればおしまいなのね。でも実はそんな簡単じゃ無いのね。そもそもアオリイカの作品が終わっていないのに、すずきの下地に入った。

これは思い付いたから、鉄は熱いうちに・・・って言うのなら、じゃ良しとする。そこである程度納得の下地を1つ目から作れた。しかし、本来様子を見る為の1つ目なら、何も1mのものをやらずとも、良いのでは無いか?

つまり結構本気の意気込みを感じる。そして理由はともあれ、アオリイカも終わった。1つ目より小さくなっても、いつもの小物より大きいアオリイカで、同じような結果になった。恐らくこのやり方の下地はそこそこの結果と経験値を得たと思うのね。

そう言う中で、後はタイルを張るだけ・・・って表現をした。本当の意味は、初めてかも知れないが、自分の下地の完成度にビビッてるんだろうな・・・きちんと文章にすると、後はタイルを張るだけなんだけれど・・・。これが正解。

何しろ、張るだけになったのなら、一番得意な分野なのだから、心置き無く出来るはずなのね。でも、文章の終わりが、・・・けれど。この場合、けれどの後は、前の肯定から否定に変わる瞬間の言葉なのね。

例えば、人に意見を求めた時、それ良いんだけれど・・・この、けれどね。この場合、あなたの意見に賛同します的な、それ良い・・・って所で、協調性みたいに安心させ、けれど・・・これで本音になるのね。つまり、本音はそうじゃ無い。

って、違う意見なのね。お笑いで言う、緊張と緩和みたいな話で、実に本音を語る一瞬のひるがえり効果がある。しかも、割と意識無く使っているから、聞く側が流す事が出来れば、誰も気が付く事無く、白やぎさんと黒やぎさんの歌になる。

ほぼ掘り下げないから、読まずに食べた・・・だから仲良し。違和感なし。でも、ひとたび気が付いてしまうと、相手の本音は丸見えになるもので・・・掘り下げると、色々判る事があるもので・・・。話を戻して、ビビリの話。

ではどうビビっているか?となると、本来、この作品を年末のイベントで売るって事に使う予定で、場合に寄っては、これらを釣具店に持って行って見ようか?とも思っていたり、色々考えていたのね。ある意味、作る前に完成度に自信があったのかも知れないのね。

そうして予定通りに納得した下地が2つ出来た。その完成度2つが並んだら、助さん、角さん的に、迫力が出た。1つでもかなり良かったのに。ここが悩ませ所なのね・・・良いだけに。そもそもイベントで売るとなると、現金のやり取りを考えると、

これ以上は限界かな・・・って価格があると思うのね。そもそも画廊で売っているんじゃ無いのだから。つまりなるべくリーズナブルで・・・と始まったのね。所が思いの他、完成度が高い下地が出来た。本来値段を下げるなら、ガラスタイルなんて使えない。

でも、下地が抜群に良い・・・それなら、その下地の完成度に見合ったガラスタイルで更に・・・ってやりたい気持ちが芽生えてしまったのね。作家って強欲だから・・・ただそれじゃ普通なのね。良いものに良いものの上乗せ・・・。

良いものづくし・・・当たり前のように良くなるに決まってんじゃん。じゃべきべきタイルでも、腕で良く見せる・・・って気持ちもある。がしかし、それも思い上がりな気がするのね。腕?売れてりゃともかく、それほどでも無いだろっ?

って気持ちもある。でも、自信が無いんじゃ無いの?って、もう一人の自分が言うし・・・売る方を重視でリーズナブルに仕上げるのか?作家として、これでもか・・・って言う時間を掛けるのか?下地の完成度が悩ませるのね。

ただどちらを選んでも、結果はやって見ないと判らないのね・・・進撃の巨人のリバイ兵長が、仲間を信じて失敗した、だから今度は自分を信じて・・・そうして失敗を繰り返すと、一体どうすれば良いのか?になる・・・。

みんな誰もが色んな事で、そうやって選んで、恐らく失敗の数を重ねたんだろうし、若ければ勢いで失敗出来ても、若さで乗り切れたり、次の機会なんてものもあったりするが、初老はね・・いくらか経験値で先を読んだりするものでね・・・。

ただ、そこまで判っているのだから、若いもんにはまだ負けない・・・と攻撃側になるのも良し。初老だからと、守るも良し。ただ何をどうやって決めたのか?になる。失敗は経験値になり、成功は自信になるだけ。続けたものだけが、糧になる。

当然、続けるのだから、どっちに転んでも必ずタダでは転ばなくて済むのだから、どっちでも良いのね。ただ欲を出すと俺らしくないし、今までそんな事だから、その程度の結果なんだろっ・・・って言う自分もいるし・・・。

ってこんな葛藤があるって中、根本的には、終わりたくない病みたいな、今のアオリイカの作品で感じているのか?今更だけど、何か予定しない大作になっちゃって予定外に戸惑っているのかな?だから、気分転換の下地なのかな?

そんな気分転換の下地に更に追い打ちのように、まさかの完成度にプレッシャー掛けられて・・・・ちょっと笑う自分もいる。悪くて困るより、良くて困るのだから、有難い・・・って言っとく方が良いのかな?

 

 


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さくらだけど、今日はタイルクラフト教室

2021-09-01 07:39:35 | モザイク教室

今日はさくら教室。ただいつものふくろうの顔のモザイクじゃ無くて、おばあさんに頼まれた持ち込みの和菓子の箱にタイルを張りたい・・・って事で、ウチでは中々見られない純粋にタイルクラフト教室になったのね。

材質はファルカタ材って言う軽い木で、余り詳しく無い人なら、ちょっと桐の箱みたいな感じに思ったりもするかも。ちなみに張り終わった後、ピンクのペンキを塗ったのね。ただ工程としては、さくらでも気が付く位にきゃしゃな感じなのね。

そこでまず箱の底をべニアで補強して、更にフタの裏も・・・理由は簡単でボンドや目地が固まろうとする時に、柔らかい木だと、反ってしまうのね。それを防ぐ為のひと手間。その後に張り始めるのだけれど、どうする?になる。

その時に山周タイルさんのクローバーを選んだのね・・・ただおばあさんって言う事を踏まえると、仕上がりが地味になるんで、良くありがちではあるのだけれど、1cmのガラスタイルとか1cmタイルとかを入れる事で、華やかになるのね。

何しろ良く年配になると、割と派手なのが好きなんて事があったりするのに、もしそうならシックを通り過ぎて、地味に感じると思うのね・・・そこでペンキとか追加したのね。じゃいよいよ張るって事になると、難しい事があるのね。

例えば四角いタイルの場合、この箱の寸法が必ずしもピッタリのサイズだとは限らない。その時に縦横がまず使おうとしてるクローバーのタイルで割り切れるかどうか?の確認をする。もしその時に縦の目地は少し太くなるけど何とかなる・・・

何て場合、片一方との目地の比較になるのね。こんなのは言葉でも簡単に理解出来るから数例あげると、片一方の目地はピッタリ・・・このピッタリって言う表現は、目地の幅がタイルとジャストフィットって感じに思うでしょ?

所が、方や若干太目・・・ほらジャストフィットから遠のいた。その時に許容範囲かどうか?なのね。それを若干細目でも同じように違った感じがするでしょ?それを今度は、キツキツだけど入った・・・とか、何か細目・・・ってなると、

もはや美しさの表現ってよりも、満員電車や押し入れに詰めたって表現と一緒になる。これでは美から大きく反れる。つまり張れば良いって思う人なら、さっさと並べれば・・・って表現で丁度良いのね。だってどんな張り方をしても、

タイルの持つ美しさで幾分、助けて貰えるから。ただそれでは、大人が張ったようには見えないと思うのね。つまり切らないで張るって言うのは、とても残酷で、条件が誰もが一緒になるのだから、丁寧に水平垂直、同じ幅・・・。

簡単に言えば、ちゃんと・・・ってだけなのね。ただそのちゃんとが難しい人がいたりするのね。その一人がさくら。そもそも目がぶれたように見えるさくらに取って、真っすぐとか、ちゃんとは致命的なのね。だって大体になるから。

しかも同じ事の繰り返しは、張れば張るほどチカチカして来るのね。なのに更にデザインがさくらを更に苦しめるのね。何故なら、普通に真っすぐ張るだけでも四苦八苦しそうなのに、クローバーのタイルを斜めにしたのね。

簡単に説明すると、箱に対して、クローバーの足を二本向けるのと、一本では、水平にしようとする時に難易度が上がるのね。簡単な話で、片足で立つのと、両足、どっちがきちんと立てる?考える必要は無いでしょ?両足が安定する。

つまり安定した方がバランスが取れると言う事なのね。しかし片足はほんの少し右に傾いたり、左に傾いたりすると、それを何段も張っている間に、どんどんとズレが大きくなって行くのね。これは例えば糸を張るとする。

例えば10cm。こんな程度じゃ普通に持っているだけでピンと張れるから、真っすぐになる。しかし、もし5mなら?相当ピンと張らないと真っすぐにはならない。でも糸を張ったと言い切ったとすると、折角糸を張ったのに真っすぐにならない。

とこんなセリフになる。つまり目的意識が薄いのね。こんなセリフの人は、糸を張ったか?張らないか?って事に満足をしてしまっているのね。本来、糸を張るって言うのは、真っすぐにしようとする為の行為であって、そもそもたるんでいたら、本末転倒。

張った所で真っすぐにはならないのね。こんな例を理解してもらった上で、タイルは四角で同じ寸法って思い込めば、同じ数を張ったら、同じ寸法と思い込んだり、割り込んでタイルが切らずに入ると、入ったって事で安心したりする。

しかしながら、方やピッタリ、方や何とか・・・では、目地幅の意識をしっかり持たないと、こっちはピッタリ側、こっちは・・・って意識が薄ければ、知らないうちにズレるのね。意識が薄い分ね。つい均等にしてしまうから。

更に言えば、1cmのガラスタイルなんて、結構この手のものは、大きさはマチマチで、しかも四角とは限らないのね。だから、簡単そうに思えるが、出来る人はスイスイだし、不慣れを自覚した時、どうにもならない位困る人がいるのね。

これがウチの常連の欠点でもあるのね。そもそも走攻守ってあれもこれもって言うバランスって言うのは、国語、算数、理科、社会を平均に出来るみたいな感じなのね。簡単に言えば、へっぽこ点が無いって事になる。

これが全部下手って言うのなら、全部下手なバランスが整っているのね。こんな場合、簡単な話で、スペシャリストになれば良いのね。全部捨てて、打つだけとか、国語だけとか、1つに絞れば、それだけに時間を使うから特化する。

満遍なくやると、満遍なく平均以下になる。こんな事が不器用な人の典型なら、人と同じ事をすれば、一目瞭然で、比べるまでもなくなる。そこで、1つに絞ると時間を費やす分、慣れも何倍になる。チャンスが生まれる可能性が出来る。

で、モザイクでそうするには?ってのが、切るって事にしたのね。まっ簡単な話、良く触れる事だけれど、ただ張るだけじゃん・・・ただ切るだけじゃん・・・どっち寄りでも良いが、切るって表現に技術って言葉は当てはまって、張るって

表現に技術って言う言葉を当てはめようとすると、切るって事と比較されると、見劣りする感覚が多いのね。しかも、切るだけじゃん・・・って思う人の大半は、切ると割るの違いが理解出来ていないのね。切るは必然、割るは偶然。

つまり狙って形に・・・丸に・・・みたいな時は切る。ガンガン、パリっって感じだったり、落っことしたりしたのは割る。だから切るを徹底する。するといつしか切る事が上手くなる。それによって既存のタイルとは違う形が作れる。

だからそれによって、絵が作れるようになる。しかもその絵が建物のように水平垂直では無く、自然の花、動物の場合、水平垂直は一切出て来ないから、その苦手な事をやらなくて済む。そうして大作が作れたとすると、その上手さが評価され、

凄いとかになったりする。これで認知度が凄いとされると、ただ張るだけじゃん・・・こんなの・・・って思われれば、思われるほど、大きなプレッシャーになるのね。だって上手いんだから・・・ってね。

そもそもへたっびに作って・・・とは頼まないのね。つまりモザイクを習っているとか、作品を見られているとか、何らかの評価ありの前提なのだから・・・。そこに更にオリジナルのデザインとなると、ただ張るじゃ無くて、どう張る?

って考えないとならない。しかも区切りがあるから、そこにガラスやハートが被ってしまっては、勿体無いし・・・とかね。ただクローバーだけなら、何も考えずに出来るのにね。ほらこうして、何か1つ変わっただけでも難易度は変わる。

その時にそれがこんなに大きく変わるのかぁ・・・って判るのは、やってから。これが後の祭りって表現になる。それを経験値が多い人は、ありとあらゆる事を想定して、これなら・・・ってスタートを切るから、成功するじゃ無くて、失敗

の確立を下げているのね。それがベテランなのね。更に言えば、目地ね。大作って言うのは何年も掛かってやっと張り終わるのね。でも目地は一日。ほらバランス悪いでしょ?それを小物を作っている人は、毎回目地をするのね。

良い事と悪い事は常に背中合わせなのね。さくらは一番苦手な事をやった・・・って事になるのね。実はこのフタもあるんだけれど、それは明日触れるとして、その間に是正アオリイカの下絵。

前回の下絵よりもリアルになったと思うのね・・・これでシーバスのタッチになったのね。


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