今日はオ-ドリ-とみどりと一緒にテレビの仕込み。って事で、まずはみどりがやって来て、軽くお説教からスタ-ト。それが、かぐやが来ている間に会えないかも知れない・・・
と言う訳で、何かお土産を持って来たらしいのだが、かぐやと電話が繋がっていたので、
かぐやぁぁ、みどりがね・・・・と話し出すと、そんな事は言わないで良いと合図をする。
これにカチンと来た。そもそも今日が一番敏感になっている状況・・・ん・・・体が視覚過敏とでも言うのかな・・・・当然明日の仕事に始まり、これからまた新規に打ち合わせする
そんな時に、そんなくだらない事をまるで我こそ正義を振りかざす・・・しかも俺に?
では、はっきりさせよう。それをやる方はまるで美徳とでも言うのかな?馬鹿丸出し。
そもそもが、きちんとした母親に育てられたのなら、人に何かをして頂いた時には、きちんと報告する事と習わなかったかな?つまりこの場合、師弟と名乗っている関係である以上、
かぐやに貴方に貰い物があるよ・・・お礼を言いなさい。こんな事は当たり前の事。
けれど、みどりの見解は、相手に気を使わせないように・・・と言わんばかり。
しかも、それが正しいかのごとく、まさかの俺に老婆心でもする気なのだろうか?
それでは、聞くまでも無いが、どちらが正しいのか?どうされたいか?かぐやに聞こう。
すると、苦笑いしながら答えは聞くまでも無い。当たり前だ。そもそも気を使いたいのなら、偉くなれ。末端が気を使いたいのなら、他の場所でやっとくれ。
弟子になりたいと言うのなら、この程度の事をいちいち言わせんなっ。と言う事。
では何故に・・・では全く同じ事をかぐやにやって貰おう。そぉぉぉっと、先日のお返し。
とでも、銘打って、俺が預かったとしよう。当然、みどりのやり方をみどりは正しいと思っているのだから、自分がやられた時、非常に心温まる結末になるはず・・・。
そもそも、俺は母に自分がやられて嫌な事はするな・・・とも習った。
では聞こう。みどりは心から嬉しいです・・・そのひっそり頂いたものが・・と言えるか?
馬鹿丸出しとはそう言う事。恐縮して死にそうになる癖に、良くもまぁそんな馬鹿な事をするもんだ・・・まだ、そこまでなら良いが、まさかの俺に余計な事をすんなっ・・・
そう言う態度・・・誰にモノを言っているつもりなんだか・・・身の程知らずである。
って思い切り駄目出しスタ-ト。この前フリが、まさかの大活躍するとはね・・・。
お釈迦様でも思うまい。さてそんな中で、テレビの人達がやって来る・・・。
またまさかの3人。ここからは諸事情で掛けないが、良い打ち合わせをさせて頂いた。
そんな最中にオ-ドリ-合流。そうね、5.6時間掛かったかな?お昼抜きで。その後、3人で仕込みとなるのだけれど、そうね、確実にオ-ドリ-の顔に、テレビの日に当たっちゃったかぁ・・・
・・面倒だなっ・・出来れば仕込みをしてすんなり帰りたいのに・・・。って、顔に書いてあったのね。まっ簡単な事で、そもそも仕事をするって言う事に、全く気乗りしない。
そんな状況だけれど、こうして何とか来ている・・・それなら余計な状況を増やさないでよっ・・・これが本音。そもそも毎週土曜日に来ていた人が、ほぼ月に1回会うかどうか
・・・そんな状況になった今・・それも簡単で、それまでと何かが変わってしまった・・
それは俺なのか?オ-ドリ-なのか?そして、その何か?とは何か?になると、判り易く、
理由の1つとして、仕事としてやりたくない・・・そうね、そんな事は判り切っている事で、それはオ-ドリ-の今までの生き様を意味する。つまり責任って言葉が大嫌い。
なのに弟子って?と感じる人もいるだろうが、そもそもがある事情があって、時間があった時に、居場所として居心地が良かったのだろう・・・その時にたまたま選ばれただけ。
そしてたまたま何と無く頑張って・・・何と無く上手くなって、何と無く弟子になった。
そう全く弟子の意味を判らずに・・・。そもそも俺はこれが仕事なのである。
遊びでは無い。つまり仕事としてやっている人の弟子。では弟子って何だ?と言うと、
生徒と言うのは、腕のみ。つまりモノの考え方などどうでも良いから、テクニックなどの
上手さが増せば良かったり、楽しければ良い。けれど弟子は一緒に仕事をすると言う意味であるし、お金を稼ぐって事でもある。当たり前なのだが、当然責任もある・・・。
では、それを確認するまでも無いが、ひとまずこんな質問をした。なぁみどり・・・、
オ-ドリ-はそう言う事らしいが、貴方はどうかな?とね。
すると、実力があるかどうかは判らないけれど、やれるもんなら仕事としてやりたいと言うのね。それでは権利の取得・・・つまり弟子を目指すと良いな・・・となる。
さてこの一言ですべてが理解出来る事になる。つまり弟子の先輩であるオ-ドリ-はやりたくない状況でやっていて、本来権利の無いみどりが、準弟子扱いで喜んで参加している
ではここにどんな心理があるか?つまり責任の重さに潰されているのが、オ-ドリ-で、その責任を背負っても出来るならやって見たい・・・と思っているみどり。
これが恋愛の男と女の関係にも似ている話で、事前に段々と嫌いになる女の人と、何らそれに気が付かず上手く行っていると思い込んでいる男の人がいたとする。
では、その思い悩んだ日々が1年あったとして、それを切り出したのが今日だったとする。つまり1年前から段々と今日までの積み重ねとなった訳で。
それをいきなり今日切り出された男の人は、今日から何でそうなったのか?判らずに、覚悟も意識も無く、戸惑いを隠せない・・・こんな図があったとして、
ここにあるのは、もし最初の段階で、両者共に同じだけ好きだったとしたら、言われたその日から覚悟が始まった訳なので、1年間どうしてと悩んでいても悩んだ時間は一緒だが
表面上は悩んだ姿を見せずに覚悟を決めた女の人と、いきなり唐突って感じの男の人は、
何と無くいつまでもイジイジしている人に見える・・・同じ1年悩んだとしても。
例えばこんな話だったり、かと思えば、子供の頃からプロ野球の選手になりたいと憧れでは無く、夢として追い掛けている場合、普通の人達が普通の学生生活をしている時に、相当な覚悟を持って、
その普通の生活を捨てて、努力をして勝ち取ろうとする・・・。こんなパタ-ンと、野球が子供の頃から好きで、大学でも控え投手が、いきなりまさかの指名。
えっ?俺が・・・こんな場合も少なく無い。これもまた覚悟の話。目指す覚悟を最初からする・・・って悩んだみどりは、自覚を持って弟子になる・・・そんなパタ-ンだとして
なりたい一身のみ。さっきの女の人の気持ちって感じで、少しずつ・・・って段々と自覚を持って・・・ってパタ-ンと、子供の頃から自覚を持って目指す・・・って感じ。
逆にオ-ドリ-は、男の人のように、いきなりそう言われても・・・と戸惑うようにも思えるし、気が付けば弟子になってた・・・・自覚無く・・・・。そしてまさかの指名。
って事は、知れば知るほど面倒になるし、大変さを今になって知る・・・・しかも売れるほど責任とお金を背負う事になる。それがどんな事を意味するか?弟子ってそう言う意味?
プロの指名って・・・私にそんな事出来るの?・・・・何か面倒である・・・と。
戸惑いを隠せない。それも確認を取ると、そうかも知れません。とまだ、かも・・と残しつつ、認めるしか無い状況。
いずれにせよ、そこまで伝わったのなら、もうこれを最後にするつもりだったので、
良い話が最後に出来て良かった・・・となる。
それもこれも逃げ出さずにここにいられたのは、すべてみどりのお陰だし、緊張感はある話ばかりだったが、時より笑いもありつつ、老婆心として伝えるべき事は伝えた・・・。
そうそうけどね・・・もし本気でやる気になったら?・・・・その時は、オ-ドリ-はキウイに本気で今までご迷惑を掛けてすみませんでした・・・ときちんと頭を下げろ。
そしてみどり。みどりは弟子になったら、すぐにキウイに頭を下げて詫びろっ。
親しき仲にも礼儀ありと言うのなら、本気では無かった・・・何と無く弟子でした・・・
そんな道中、師匠の俺がこうしてやって来られたのは、弟子でも無い、ただ上手い生徒であるキウイのお陰でもあるのなら、お世話になりました・・・と言うべき。
その居場所を確保してくれていたのはキウイなのだから。それをかぐやに言う必要は無い。同じ弟子なら、すいませんでしたぁぁぁと言えば、お帰りばかちんって言ってくれる。
俺はそう思うね。そしてみどりは、後から弟子になるとは言え、なった時には、当然それまでの間、弟子になる為の作品作りの時に、キウイは自分の作品をやらずに仕込みを、
手伝ったりしていたとしたら?己の欲望を追究している時に、キウイは居場所確保の仕込をしていたのなら?それを理不尽な気持ちにならないのであるのなら、その時点で、
弟子にするつもりは一切無し。腕のみで良いのなら心技体で無いのだから、俺からテクニックだけを教われば良いし、それなら考え方は一切教えなくても良かろう。
つまりここにあるのは、覚悟であり、感謝である・・・・こんな人として当たり前の話。
そしてそれだけの話をして、伝わったのならやるもやらずも自分で決めれば良い。
何故なら売れると言うのは、自分の事を自分では決められなくなる事もある話で、今の内だけの話だから、後悔の無いように決めれば良い。無理にやらせても続かないからね。
そしてそれは一体何を意味するか?となると、お母さんなら誰でも判る事で、子供がいると言う事は、自分で決めて産んだのに、自分の時間をここまで割かないとならない事に、
産まれてから気が付く事にもなる・・・そんな事にもなる。もしお母さんになる気持ちがあるのなら、そんな勉強にもなるだろうし、もしモザイクを続けると言うのなら、
そう言う少ない自分の時間を割いて、子供のいる人達は作っていた事にもなる・・・・
それには時間が無い・・・では無く、その時間を作らないと、いつまで経っても出来ない
・・・それもこれも勉強になる・・・・今までは自分の事を自分で決めると歩んで来て、
それは簡単に出来ていた事が、今度は人が望んでくれたり、選ばれしき者だったり、
後押しされるような生き方なんて言う立場になる・・・そんな事も時には問われる事もあったりする。これが弟子オ-ドリ-に対して、本気で向き合う最後に伝える言葉であり、
もうこれで、やりたければ自分で名乗って来い。好きにしろ・・・って事にした。
当然こうして公に言うのだから、それ相応の覚悟も必要だし、単に自分の作品を弟子って
レッテルのままやり続けるのなら、先人にさくらって言うスタイルの奴もいるので、止めもしないし、いずれにせよ覚悟をするべき時は、常にそう言う事が問われる時がある・・
それもまた勉強である。まっ、悩め悩め・・・人としての成長と言うものに、悩み無しなんて事は1つも無い。考える事、向き合う事、ここから逃げているばかりでは、成長では
無く、立ち止まったまま。つまり現状維持とでも言いたいのだろうが、それは現状維持とは言わない。そりゃ衰退を意味する。
何故なら簡単で、まだ追い詰められる事が少ないから。つまりそれが若さ。
女として生きるのに、肌艶とか、死に直面するとか、女の人独特の体調面とか、
もっと言えば、子供が産めなくなる年齢とか・・・そう言う現実から逃げられない場面になった時、向き合うのか?それても、いつかそこに直面する事は母を見て判っているのだから、自分はどう生きるのか?と準備して置くのか?
その考え方は、さっきの男女関係、野球の例、いずれにせよ、先延ばしする生き方で何とか出来たのは、若かったからであり、歳を取るって言うのは、後先が無い・・・
そう言う事。そして現状維持とは衰退を意味する・・・の説明は、日高氏を見れば判る。
つまり鍛えないと言う事は、休める時間ばかりになると言う事。
本当に疲れ果てて、一旦休憩なのか?それとも限界なのか?単なる気の迷いなのか?いずれにせよ、それなんです・・・と言えれば、自己診断が出来ていると思われる。
ともあれ、2人きりではここまで話せなかった事と、みどりが娘が大きくなったら・・・
そんな事をオ-ドリ-との会話で観た事も良い勉強だったし、3人だった事で、
色々助かって・・・朝はどうなる事やら・・・と思ったが、結果的には助けて貰ったって事になり・・・意外と立て直しが上手くなったのか?調子が良くて、朝だけ失態だったのか?は、判らないが前回と良い、今日と良い、割と良い感じではある。
そんなこんなで2人が帰って、明日のオルタの材料の積み込みをして終了・・・・。
そんなこんなで11時過ぎ・・・。
と言う訳で、何かお土産を持って来たらしいのだが、かぐやと電話が繋がっていたので、
かぐやぁぁ、みどりがね・・・・と話し出すと、そんな事は言わないで良いと合図をする。
これにカチンと来た。そもそも今日が一番敏感になっている状況・・・ん・・・体が視覚過敏とでも言うのかな・・・・当然明日の仕事に始まり、これからまた新規に打ち合わせする
そんな時に、そんなくだらない事をまるで我こそ正義を振りかざす・・・しかも俺に?
では、はっきりさせよう。それをやる方はまるで美徳とでも言うのかな?馬鹿丸出し。
そもそもが、きちんとした母親に育てられたのなら、人に何かをして頂いた時には、きちんと報告する事と習わなかったかな?つまりこの場合、師弟と名乗っている関係である以上、
かぐやに貴方に貰い物があるよ・・・お礼を言いなさい。こんな事は当たり前の事。
けれど、みどりの見解は、相手に気を使わせないように・・・と言わんばかり。
しかも、それが正しいかのごとく、まさかの俺に老婆心でもする気なのだろうか?
それでは、聞くまでも無いが、どちらが正しいのか?どうされたいか?かぐやに聞こう。
すると、苦笑いしながら答えは聞くまでも無い。当たり前だ。そもそも気を使いたいのなら、偉くなれ。末端が気を使いたいのなら、他の場所でやっとくれ。
弟子になりたいと言うのなら、この程度の事をいちいち言わせんなっ。と言う事。
では何故に・・・では全く同じ事をかぐやにやって貰おう。そぉぉぉっと、先日のお返し。
とでも、銘打って、俺が預かったとしよう。当然、みどりのやり方をみどりは正しいと思っているのだから、自分がやられた時、非常に心温まる結末になるはず・・・。
そもそも、俺は母に自分がやられて嫌な事はするな・・・とも習った。
では聞こう。みどりは心から嬉しいです・・・そのひっそり頂いたものが・・と言えるか?
馬鹿丸出しとはそう言う事。恐縮して死にそうになる癖に、良くもまぁそんな馬鹿な事をするもんだ・・・まだ、そこまでなら良いが、まさかの俺に余計な事をすんなっ・・・
そう言う態度・・・誰にモノを言っているつもりなんだか・・・身の程知らずである。
って思い切り駄目出しスタ-ト。この前フリが、まさかの大活躍するとはね・・・。
お釈迦様でも思うまい。さてそんな中で、テレビの人達がやって来る・・・。
またまさかの3人。ここからは諸事情で掛けないが、良い打ち合わせをさせて頂いた。
そんな最中にオ-ドリ-合流。そうね、5.6時間掛かったかな?お昼抜きで。その後、3人で仕込みとなるのだけれど、そうね、確実にオ-ドリ-の顔に、テレビの日に当たっちゃったかぁ・・・
・・面倒だなっ・・出来れば仕込みをしてすんなり帰りたいのに・・・。って、顔に書いてあったのね。まっ簡単な事で、そもそも仕事をするって言う事に、全く気乗りしない。
そんな状況だけれど、こうして何とか来ている・・・それなら余計な状況を増やさないでよっ・・・これが本音。そもそも毎週土曜日に来ていた人が、ほぼ月に1回会うかどうか
・・・そんな状況になった今・・それも簡単で、それまでと何かが変わってしまった・・
それは俺なのか?オ-ドリ-なのか?そして、その何か?とは何か?になると、判り易く、
理由の1つとして、仕事としてやりたくない・・・そうね、そんな事は判り切っている事で、それはオ-ドリ-の今までの生き様を意味する。つまり責任って言葉が大嫌い。
なのに弟子って?と感じる人もいるだろうが、そもそもがある事情があって、時間があった時に、居場所として居心地が良かったのだろう・・・その時にたまたま選ばれただけ。
そしてたまたま何と無く頑張って・・・何と無く上手くなって、何と無く弟子になった。
そう全く弟子の意味を判らずに・・・。そもそも俺はこれが仕事なのである。
遊びでは無い。つまり仕事としてやっている人の弟子。では弟子って何だ?と言うと、
生徒と言うのは、腕のみ。つまりモノの考え方などどうでも良いから、テクニックなどの
上手さが増せば良かったり、楽しければ良い。けれど弟子は一緒に仕事をすると言う意味であるし、お金を稼ぐって事でもある。当たり前なのだが、当然責任もある・・・。
では、それを確認するまでも無いが、ひとまずこんな質問をした。なぁみどり・・・、
オ-ドリ-はそう言う事らしいが、貴方はどうかな?とね。
すると、実力があるかどうかは判らないけれど、やれるもんなら仕事としてやりたいと言うのね。それでは権利の取得・・・つまり弟子を目指すと良いな・・・となる。
さてこの一言ですべてが理解出来る事になる。つまり弟子の先輩であるオ-ドリ-はやりたくない状況でやっていて、本来権利の無いみどりが、準弟子扱いで喜んで参加している
ではここにどんな心理があるか?つまり責任の重さに潰されているのが、オ-ドリ-で、その責任を背負っても出来るならやって見たい・・・と思っているみどり。
これが恋愛の男と女の関係にも似ている話で、事前に段々と嫌いになる女の人と、何らそれに気が付かず上手く行っていると思い込んでいる男の人がいたとする。
では、その思い悩んだ日々が1年あったとして、それを切り出したのが今日だったとする。つまり1年前から段々と今日までの積み重ねとなった訳で。
それをいきなり今日切り出された男の人は、今日から何でそうなったのか?判らずに、覚悟も意識も無く、戸惑いを隠せない・・・こんな図があったとして、
ここにあるのは、もし最初の段階で、両者共に同じだけ好きだったとしたら、言われたその日から覚悟が始まった訳なので、1年間どうしてと悩んでいても悩んだ時間は一緒だが
表面上は悩んだ姿を見せずに覚悟を決めた女の人と、いきなり唐突って感じの男の人は、
何と無くいつまでもイジイジしている人に見える・・・同じ1年悩んだとしても。
例えばこんな話だったり、かと思えば、子供の頃からプロ野球の選手になりたいと憧れでは無く、夢として追い掛けている場合、普通の人達が普通の学生生活をしている時に、相当な覚悟を持って、
その普通の生活を捨てて、努力をして勝ち取ろうとする・・・。こんなパタ-ンと、野球が子供の頃から好きで、大学でも控え投手が、いきなりまさかの指名。
えっ?俺が・・・こんな場合も少なく無い。これもまた覚悟の話。目指す覚悟を最初からする・・・って悩んだみどりは、自覚を持って弟子になる・・・そんなパタ-ンだとして
なりたい一身のみ。さっきの女の人の気持ちって感じで、少しずつ・・・って段々と自覚を持って・・・ってパタ-ンと、子供の頃から自覚を持って目指す・・・って感じ。
逆にオ-ドリ-は、男の人のように、いきなりそう言われても・・・と戸惑うようにも思えるし、気が付けば弟子になってた・・・・自覚無く・・・・。そしてまさかの指名。
って事は、知れば知るほど面倒になるし、大変さを今になって知る・・・・しかも売れるほど責任とお金を背負う事になる。それがどんな事を意味するか?弟子ってそう言う意味?
プロの指名って・・・私にそんな事出来るの?・・・・何か面倒である・・・と。
戸惑いを隠せない。それも確認を取ると、そうかも知れません。とまだ、かも・・と残しつつ、認めるしか無い状況。
いずれにせよ、そこまで伝わったのなら、もうこれを最後にするつもりだったので、
良い話が最後に出来て良かった・・・となる。
それもこれも逃げ出さずにここにいられたのは、すべてみどりのお陰だし、緊張感はある話ばかりだったが、時より笑いもありつつ、老婆心として伝えるべき事は伝えた・・・。
そうそうけどね・・・もし本気でやる気になったら?・・・・その時は、オ-ドリ-はキウイに本気で今までご迷惑を掛けてすみませんでした・・・ときちんと頭を下げろ。
そしてみどり。みどりは弟子になったら、すぐにキウイに頭を下げて詫びろっ。
親しき仲にも礼儀ありと言うのなら、本気では無かった・・・何と無く弟子でした・・・
そんな道中、師匠の俺がこうしてやって来られたのは、弟子でも無い、ただ上手い生徒であるキウイのお陰でもあるのなら、お世話になりました・・・と言うべき。
その居場所を確保してくれていたのはキウイなのだから。それをかぐやに言う必要は無い。同じ弟子なら、すいませんでしたぁぁぁと言えば、お帰りばかちんって言ってくれる。
俺はそう思うね。そしてみどりは、後から弟子になるとは言え、なった時には、当然それまでの間、弟子になる為の作品作りの時に、キウイは自分の作品をやらずに仕込みを、
手伝ったりしていたとしたら?己の欲望を追究している時に、キウイは居場所確保の仕込をしていたのなら?それを理不尽な気持ちにならないのであるのなら、その時点で、
弟子にするつもりは一切無し。腕のみで良いのなら心技体で無いのだから、俺からテクニックだけを教われば良いし、それなら考え方は一切教えなくても良かろう。
つまりここにあるのは、覚悟であり、感謝である・・・・こんな人として当たり前の話。
そしてそれだけの話をして、伝わったのならやるもやらずも自分で決めれば良い。
何故なら売れると言うのは、自分の事を自分では決められなくなる事もある話で、今の内だけの話だから、後悔の無いように決めれば良い。無理にやらせても続かないからね。
そしてそれは一体何を意味するか?となると、お母さんなら誰でも判る事で、子供がいると言う事は、自分で決めて産んだのに、自分の時間をここまで割かないとならない事に、
産まれてから気が付く事にもなる・・・そんな事にもなる。もしお母さんになる気持ちがあるのなら、そんな勉強にもなるだろうし、もしモザイクを続けると言うのなら、
そう言う少ない自分の時間を割いて、子供のいる人達は作っていた事にもなる・・・・
それには時間が無い・・・では無く、その時間を作らないと、いつまで経っても出来ない
・・・それもこれも勉強になる・・・・今までは自分の事を自分で決めると歩んで来て、
それは簡単に出来ていた事が、今度は人が望んでくれたり、選ばれしき者だったり、
後押しされるような生き方なんて言う立場になる・・・そんな事も時には問われる事もあったりする。これが弟子オ-ドリ-に対して、本気で向き合う最後に伝える言葉であり、
もうこれで、やりたければ自分で名乗って来い。好きにしろ・・・って事にした。
当然こうして公に言うのだから、それ相応の覚悟も必要だし、単に自分の作品を弟子って
レッテルのままやり続けるのなら、先人にさくらって言うスタイルの奴もいるので、止めもしないし、いずれにせよ覚悟をするべき時は、常にそう言う事が問われる時がある・・
それもまた勉強である。まっ、悩め悩め・・・人としての成長と言うものに、悩み無しなんて事は1つも無い。考える事、向き合う事、ここから逃げているばかりでは、成長では
無く、立ち止まったまま。つまり現状維持とでも言いたいのだろうが、それは現状維持とは言わない。そりゃ衰退を意味する。
何故なら簡単で、まだ追い詰められる事が少ないから。つまりそれが若さ。
女として生きるのに、肌艶とか、死に直面するとか、女の人独特の体調面とか、
もっと言えば、子供が産めなくなる年齢とか・・・そう言う現実から逃げられない場面になった時、向き合うのか?それても、いつかそこに直面する事は母を見て判っているのだから、自分はどう生きるのか?と準備して置くのか?
その考え方は、さっきの男女関係、野球の例、いずれにせよ、先延ばしする生き方で何とか出来たのは、若かったからであり、歳を取るって言うのは、後先が無い・・・
そう言う事。そして現状維持とは衰退を意味する・・・の説明は、日高氏を見れば判る。
つまり鍛えないと言う事は、休める時間ばかりになると言う事。
本当に疲れ果てて、一旦休憩なのか?それとも限界なのか?単なる気の迷いなのか?いずれにせよ、それなんです・・・と言えれば、自己診断が出来ていると思われる。
ともあれ、2人きりではここまで話せなかった事と、みどりが娘が大きくなったら・・・
そんな事をオ-ドリ-との会話で観た事も良い勉強だったし、3人だった事で、
色々助かって・・・朝はどうなる事やら・・・と思ったが、結果的には助けて貰ったって事になり・・・意外と立て直しが上手くなったのか?調子が良くて、朝だけ失態だったのか?は、判らないが前回と良い、今日と良い、割と良い感じではある。
そんなこんなで2人が帰って、明日のオルタの材料の積み込みをして終了・・・・。
そんなこんなで11時過ぎ・・・。