今日は今月だけで3回目の海外からいらっしゃるリピーターさん教室。それで少し情報流して良い事になったので、海外って言うのが台湾なんで、ベタなんだけれど、ハンドルネームを湾ちゃんにしたのね。ワンじゃなくて、湾ね・・・・。
さて、それではって事になるのだけれど、まぁこれを見て・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f5/c75911416dd888fb2b347587727c8d36.jpg)
何処が何が違うか?判るかなぁ・・・・一番左端の細いパーツが2つ無くなったのね・・・・それがあると包んであるみたいに見えないかな?・・・・
もしこれがそんな理由って事にこだわりがあったとしたら・・・・やっぱり張るの辞めた・・・ってな事になるのね・・・。
他にもこんな事があったのね。湾ちゃんはブログを毎日見ているからみんなのお教室内容も振り返って参考にしているのね・・・何故ならここしか教わる事が出来ないから・・・・そう簡単にはここに来られないしね・・・・。
だから色んな事をしていたりする。そんな中、きちんと基本が出来る様になった人は、ストライクじゃなくてわざと外してボールをちゃんと投げる事・・・。きちんと揃えるのでは無く、きちんとずらす・・・・。そんな形を切る。花を作るって言うのに欠かせないテクニックなのね。
ピーンとした・・・・では無く、グニャっと・・・とか、レロレロって感じって言うのかな・・・・そんな雰囲気をどう出すか?
最初に作った花とは雰囲気の違う花なのだから。それで、前回の時に作っていった1手目は真ん中の大きめな部分の花びらだったのね・・・。
ただ、今日来た時の第一声が、何かそこが気に入らない・・・・だったのね。一人考えれば、考えるほどそこがおかしい気がすると・・・。
剥がしたいの?って聞くと、そこまでじゃないんだけれど・・・・って言うので、それならもし気に入らなくても、良い勉強だと思って続けて・・・。
何しろ良かれで作った場所。綺麗に切れているし何も問題無い。だから2手目の花びらに入って見て・・・・その2手目にも納得が行かなかったようで・・・結果的には紺の部分が入った瞬間、全然問題無いかも・・・ってようやく安心したようで・・・。
まずね、本来の下絵は是正する前、もっと小さい花が沢山あったよね?つまりもっとこれよりも細かくなっていたはず・・・それか、これから作る葉っぱと何ら変わらない流れで単純に輪郭だけを合わせるだけになったはず。何故なら繊細に作れる程の大きさじゃないから・・・今よりもね。
最初の花は実際の花の大きさよりも大きめだった事もあり、リアルに切れた事が勝因だったのなら、この花では前回と同じ勝因は得られない。
何しろ大きさあっての事だったのだからね。それをどの程度の見栄えでとこ迎え撃つか・・・になる。
それも含めた上で、大きな花に見劣りし過ぎない為に、花を拡大して数を少なめにしたのね。ただそれにしても同じやり方では当然見劣りする訳で・・・ではどうする?みたいな話。そこを踏まえての1手だったのね。つまり最高でも無く最低でも無い1手・・・・。
所が1人で色んな事を考えている間に、自分なりに考えた事が、この1手目の花びらのパーツは大き過ぎる・・・だったって事。それを説明を受けて、飲み込んで進めます・・・って言う感じだったので、違うなぁ・・・その気持ちが・・・って話になる。
そもそもそれでは本人が納得していない。要するに納得していない事ではあるけれど、進むって話。それではモヤモヤの残ったまま進まないとならない。それってどんな気分?例えば、もしこれがよぉぉぉしっ・・・・良いぞぉって進むのと、半信半疑で進むのと、どっちが進むかな?
ただね、良い事と悪い事は背中合わせ。進み具合はよぉぉぉしの方が良いけれど、半信半疑は疑っている分進まないだろう・・・でも逆に言えば、方や調子に乗ってやらかす事もある。それが半信半疑ではね・・・調子に乗ってやらかす事は無い。だって疑っているのだから。
これが作り手の気分って話で、でもねどちらの気分であっても作る人は一緒なのね。これが病は気からのような状況みたいな話ね。
さてそれを踏まえて考えて、1人考えた結果は、狭いスペースだから細かく・・・だったんだろうね・・・・案の定。
そもそもその1手誰と打った・・・?俺がいたよね?そう、俺は良しって判断した1手だったって事・・・・でも、剥がしたいって気持ちまでは行かないが、細かくない・・・まぁ、上手くなったのね・・・・やっぱりね。あははははは。
子供の成長みたいな話なのね。1つの結果が成長させた・・・だからまた2つ目の花を仕切り直しって気分で、狭いスペースには細かいパーツってね。
自分なりに考えたって事。じゃ逆にどうしてkatsuはその成長した子に1手目をOK出したのかな?・・・・成長に気が付かなかった先生って事?
あはははは、俺も成長してんのね・・・。狭いから細かい・・・それが繊細?単純過ぎるのね。サッカーとフットサル・・・どっちも一緒な訳じゃないはず。ここは想像の域だけれど、料理に甘くするのに塩って考え方があるのなら・・・・逆も真なり。
つまり同じようなものだけれど、敷地の大きさ、人数、色々違う事がある。つまり狭いからワンタッチで細かくして、サッカーは広いから伸び伸びって話かな?・・・って事じゃないと思うのね。恐らく、その塩って考え方なら大きいスペースは黙っていても大きく広く使える腕があるのなら、
ワンタッチの細かいパス回しがメリハリになり、狭いスペースだからこそ、ちょこまかだけじゃなくて、大胆に大きく使う・・・って考え方がメリハリ。これを勘違いすると、ついつい広いから大きく、狭いから細かくとか、何でもかんでも細かく・・・とか、いずれにせよ細かくが繊細って、
勘違いする・・・そんな事が出来る腕になったからこそね・・・。上手くなった落とし穴。つまり1手目の大きさは、そうなる事を予期して、そう言う人には邪魔になる1手だったって事なのね。だから、予定通りになったって話になる。
ただね、こう言うつまづきが大事なのね・・・何せ何処にも正解なんて無いのね。だって本来自分しか知らないでしょ?オリジナルなんだから。
ただその本人がそれを迷って探している・・・俺はそれを一緒に探しているだけ・・・。これじゃない?これかな?ってね。
しかも、本人しか知らないのに、モンタージュ作りよりも始末に追えない。だってモンタージュなら見た人なんだからね・・・でも、それとて曖昧。
見たって曖昧なのに、頭の中でモヤモヤってものを引きづり出すんだから、あっているのか?いないのか?だって、結果を見ないと判らない・・・・。
オリジナル作成ってのは、自分自身なのね・・・それを今、気に入らない1手が気に入らない・・・ここを乗り越えないと、上手くなればなるほど、
過去のパーツはお粗末に見えるだろう。だってどんどん上手くなるのだから、何ヶ月もやっている大作では、後悔だらけの作品になる。
けれどね、実はその1手を超える、そしてまたその1手を超える・・・ってやった結果だから、その作品の良さがある。けれど、素晴らしい1手なんてそうそう超えられなくなる。勿論、発展途上ならいくらでも書き換えられるくらい成長は著しいだろうから、超えるのは容易。
だからこそ悩みが出る。ただモノつくりは必ず気に入らない失敗はある。それを上手くなるにはカバーする・・・ここが大事なのね。
本当に上手い人は、これがベストかどうか?の見切りと、失敗した時のフォロー・・・リカバリーって話。
だから、取り返しの付かないような失敗じゃなければ、フォローの練習だと思って取り組む事が一番なのね。じゃこれを踏まえると、湾ちゃんの心の中は、本来の下絵を大きくした事で、とても良くなった・・・じゃ仕切り直して、良い下絵になって、さて張るって段階で、いつものやり方なら、
切り方のブロック状の図面を描いて、さて・・・って始めるのに、暫定みたいな1手を打っちゃった・・・そして1人で考えたら、狭いスペースには細かいパーツの方が繊細に見えるだろうから・・・けれど、1手目はアトリエで先生も見ていたし・・・でも・・・って葛藤があったんだろうね。
ただ2手目はその理想をぶつければ、考えて来た通りに細かくなればなるほど、1手目は大き過ぎる・・・って見える。だって気に入らないって見るから。そして細かい方が良いって見るから。でもどうだろうか?繋がった時に笑ってた・・・・良く見えるようになったんだろうね・・・。
あはははは、偶然じゃないのね。必然。これが思い込み。こっちが正しい・・・って側に立って見るから。まず見直し算。本当に合ってる?ってね。
俺はまず俺を疑うね・・・いつも、常に。本当にそれで良いか?ってね。それには根拠・・・そして一貫性。
こんな事を確認して、間違いはあっても少ない・・・って確認をしたら、きちんと出来ていればいるほど、大胆にだし、大胆が多いなら繊細さにこだわったり・・・どっちのスタンスだったかな?って常に確認で分量のバランスを考える・・・・。
そう言う考え方が基本にあって、きちんとした事がきちんと出来れば、そこから崩す・・・これが着崩し的考え。それが単純にこっちが綺麗、こっちが好み・・・・何かそんな感じ・・・ってね・・・何かそれでは根拠が無いから、気分でやられるのなら教える事は難しい・・・。
だからこそ、毎回こんな感じ・・・ってお互いが納得して進まないと、後悔だらけになるし、これから先も同じ事を繰り返す事になる。
まっ、こんな続けて向き合って作るのは、湾ちゃん初めてだから、疲れちゃうね・・・きっと。あははははは。
まっいずれにせよ、最後は気に入って笑っていたから良かったんだろうね・・・・だとしたら、1手目は悪くなかった事になるでしょ?
じゃやっと最高の1手に見えたって事なのね・・・・だってね、最初の1手は自分の1つ目の花のやり方の続き。最高に決まっているじゃん。
みんなに褒められた花のやり方なのだから。何処からやっても良かったのに、どうしてそこからだったか?・・・理由は簡単。結果がきちんと出る、1つ目の花の続きみたいな切り方だったから。そして、それを見ても必ず細かくして行くはずだから・・・必ずね。
そもそも弟子になりたい・・・って言っているのだから、心の中の中まで読むよ・・・・そしてこうして確認もする。違うのなら、また勉強だし、合っていても安心なんて無い・・・だってお互い進歩しちゃうだろうから・・・でも、しっかり信頼を勝ち取って行けば、マイナーチェンジくらいで、
また追加で書き込めば良いが、そもそも違っているのなら・・・築いた関係はやり直しになる。人と向き合うなんてそう簡単なものでは無い。
しかも、弟子となったらずっと付き合う訳だから、知ろうとする気持ちを無くしてしまえば、思い込めばそこまでの人になる。
それでは師匠と弟子は単なる馴れ合いの古い歴史のある人程度にしかならない。そう言う関係を築こうとしないとね。
しかも遠いから、しかも最終日だし・・・って本気出しちゃったら、カレンダー見て・・・・もう1回来ますぅぅって。
えっ、そうなの・・・じゃもうちょっとやんわり、ゆっくりやれば良かったのね・・・あはははは。