今日はみどり教室。まっここも先日のさくらと同じように、先回りして言うのでは無くて、どんな風にやって行くんだろうか?って様子を見つつって感じで黙っていたんだけれど、流石にこのまま進まれても・・・と思って最後の最後にこんな話をした・・・。
そうね、くだらない話なんだけれど、付き合って貰おうかな・・・あのね、良く言霊なんて言葉を聞いたりするのだけれど、あれって何だろうね?んでね、俺の個人の見解なんだけれど、口にすると、そうなったりする・・・なんてあれの事なんだけれどね、何でそうなる?って言うのかな・・・って話。
例えば、このドレスってどんな感じに作っているのか?って簡単に表現してみて・・・言葉でも良いし、身振り手振りでも良いから、どんな感じなのか?難しい文章じゃなくて、長嶋監督の指導みたいに、パッとかサッとかオノマトペって言ったっけ?擬態語とか擬声語って言ったっけ?・・・・
何しろ単純に・・・って言うと、フワフワとか言い出すのね。じゃ高そうなソファと一緒だね・・・いや違う・・・えっと・・・ってこんな感じ。つまりこれが言霊の仕組みな感じがするのね・・・。大体、既に作ってしまっているのに、どんな感じ?って質問にえっと・・・って。
しかもフワフワって・・・。つまりこんな曖昧な見切り発車しちゃっているって事なのね。これが例え上手く行っていなかったとしても、言った事に沿ってやっていたとしたら?今回は失敗に繋がったとしても、思っている方向には進んでいる訳で、考え方はあっていて結果が思い描く事とずれただけ。
つまり最初の選択さえ間違わなければ可能性のある間違えになる。更に言えば、みどりが上手くなったって事が仇になる。つまりしっかりした意識を持たずに進んでいるとして、上手く無ければ進めないので立ち止まってしまうが、そんな中でも進める事が出来たりする。だってうまくなっているのだから。
しかも結果も上手ければ思い切り下手にならないから、半信半疑で進められたりもする・・・これが今のみどりだとしたら・・・。それじゃ是正。
そこで紙をほおって見た・・・投げたって言うのかな?・・・それを言葉にして見て・・・じゃ次って言ってティッシュを投げたのね。
今、違って見えたよね?じゃ言葉にして見て・・・違って見えたのに、まさかどちらもヒラリなんてザックリな描写はしないよね?・・・これを俳句をやっているくじらなら、言うまでも無く繊細な表現してくれると思うのね・・・つまり何が大事か?って言うのは、切るみどりは繊細に切れるのに、
指令を出すみどりの表現力に繊細さが無いから、戸惑ってしまうのね・・・だから言霊。口に出して適切なそれにあった言葉を言う事。そうすると、そうなるように脳が感じて、手を動かそうとするから、その手はそれを切る技術が身に付いているからより繊細に切れるって話。
つまりみどりの足りないのは、脳を動かすだけの繊細な表現を口にする・・・って行為。ここをしっかりすれば、後はそうしようとするはず。
それと、さっきの紙とティッシュの違いとなると、ヒラリとフワリみたいな感じとか、違いは紙は堅そうだし、ティッシュは紙よりも着地が遅い。
その時に良く見ると、紙は落ちるにしても、かなりの角度で落ちつつ、けれど若干上向きで登ろうなんて程は反らないけれど、一旦止まって、また急激に落ちる。これがティッシュの場合、腰が無い感じで、横へ流れた紙とは違って落下って感じで、けれどクラゲみたいに一旦止まると傘のおちょこみたい。って、伝わるかな?・・・・見りゃ一目瞭然なんだけれど。
いずれにしても、ドレスの線を良く見ると、カチカチとしていたり、固い感じなのね。しかも空欄な所が多い。責めて何本かの線は必要なのね。感になっちゃうから・・・。そんな事を踏まえると、ドレスに腰が無さ過ぎる気がするのね。もっと本来は固い感じだと思うのね。
ある程度の固さがある場合、こんなにレロレロって感じに揺れないと思うのね。だから右側の方が合っている感じがするのね。スッとしてて。
それともう一つ。いくらか落ち着いた感じで取り組んでいるようだし、取り組む姿勢なんて事も一通り伝えたんで、今までとはちょっと変化した話。
黒い色が老婆心、つまりみどり側の気持ちであり、白い色は娘の気持ちみたいな表現を教えたけれど、老婆心はがんじがらめにするし、逆に白い色を多用すると、はやる気持ちが安く感じたりもする・・・って言う事も判った上で、作るようになった。
それは単なる黒い鉄扉だったり、単なるドレスでは無くて、そう言った事を踏まえている訳で・・・所がそんな気持ちは日々揺れ動く。何しろ1日で仕上がる訳では無いから、その日の気分に左右されたりする。何か嫌な事があったり、何か良い事があったり・・・。
そんな中、一定の気持ちをキープしつつの制作なんて余程安定感が無きゃ無理なのね。しかしながら、さっきの話と同じで、出来る出来ないはともかく、少なくとも意味を理解していて、尚且つ大まかな事がひっくり返らなければ、意識一つで何とでもなる。
ってここまではある意味普通。普通の事を普通に思えたら、今度はもう1つ上の話として、ドレスをやる時は老婆心で、鉄扉をやる時は娘の気持ちで・・・はぁ?何か矛盾していないかな?って思うかも知れないけれど、もしこっちはこっちってやっていたとしたら?
どう言う気分の時に何処をやるつもりなんだろうか?それを今までの事が何と無く理解した上で、ドレスに黒を入れると引き留める事になり、鉄扉に光を当てる・・・つまり白を入れるって事は壊して出て行くを意味するって事を意識するが故に、なるべく引き留めないように・・・みたいな、
複雑な気持ちが止めたり止めなかったりって右往左往したりする。それが曖昧な気持ちになると、ついついグレーだらけにもなる。心が弱くなった時は引き留めようと黒を入れ、やっぱり黒過ぎる・・・と色を入れないと・・・と言った具合に。
そこでもう1歩って言うのが、しっかりした気分の時に黒を入れる勇気。そして揺れている時が白って反対で作れると、ドレスを作る時に娘の気持ちだけとか、鉄扉は私みたいな作り方では無く、ドレスを作る時にもここまでは引き留めるけれど・・・って言う気持ちと、私だったらどれ位出て行きたいんだろうか?・・・みたいに出て行きたい気持ちも汲んでの制作も出来たりするはず。
逆に置いて出て行く娘はどれだけ壊して出て行くんだろう?・・・通れる分なのか?破壊してもなのか?みたいな自分はどうだったのか?みたいに葛藤する・・・こんな事が出来ると、直球だけじゃなくて変化球のような感じにもなるし、直接表現じゃなくて比喩なんて事にも繋がると思うのね。
けれどそんな事をやるにも、何しろ感じる事。それを紙もティッシュも同じ表現では日本の言葉はそんなに多くはいらないはず。つまりみどりの表現力はその程度で十分になる。折角、繊細に切れるようになったのだから、それにあった繊細さとは?って意識を持つ事。感じる事。
こんな事を意識するだけで、この作品はいくらでもまだ変化する。けれどそんな葛藤をせずに、ベテランのパズルの作り方のようなやり方をすれば、能率効率でやってしまう事になるだろうね・・・どんな気分であっても進む場所はあるし、そのやり方も教えているのだから。
鉄扉は自分の気持ちだけで進めた。ただこれからの場所は、単なるドレスじゃない。行かせたいような、行かせたくないような、でも行かなきゃ行けないような・・・でも・・・ってそんな場所なのね。紙とティッシュの違い程度の話じゃないのね・・・・。
そんなお教室の中、こっちはアクアリウムバスの事で泥沼って感じ・・・今回はいつものメンバーでは無く、みどりの上の娘と彼氏とタピオカとみどり・・・なんて初めてのメンバー。未知数って感じなのね。お教室自体は特に問題は無いとは思うんだけれど・・・。
そんな中で、キーホルダー以外何をするのか?って事なんだけれどね・・・・かぐや不在では、営業は諦める事にして、お教室を無難に終わらせるのか?それとも、何か試すのか?・・・ただかぐや不在で冒険過ぎるのは危険だし・・・とは言っても、無難過ぎるのも飽きられるし・・・。
これもまたみどりへの指導と同じで、考え方は一緒・・・どっちか?なら簡単に決まる。しかしさじ加減1つで、どっちより・・・って0か100かじゃ無くなる訳で。しかし負担の大きいのは困る。ここでのこのメンバーの力量が図れないから・・・。果てさて・・・。
何しろ制作は来月に入ってからでも良いが、方向性は今月いっぱいまで・・・。