まずはメジャ-。WBCで完全燃焼、年齢、病と重なり引退と世間では思われた矢先の
まさかの復帰のライバル。それが大した準備も無く、2試合連続のノックアウト。
その為球団は引退を勧めるがマイナ-からの再起を目指す・・・それをイップスの先生と
主人公は観戦する・・・
通常なら主人公や息子の不甲斐無い状況にハッパを掛ける為に・・・なんて考えの元
復帰した・・・と考えもあるだろう。実際主人公はライバルにこんな趣旨で復帰を
考えたのだろう・・・?と言うシ-ンがあったのだから。となると、子供達目線では
そう言う意見となるのなら、逆に親目線であるライバルの考えは・・・?来週・・・
ただ俺の目線は、親と子供達とは言えライバルとなりよくぞここまでやって来た・・・
と言う気持ちはあったなら、確かに引退も考えたかも知れない・・・・がしかし、
もし子供達の言う通りじゃないのなら他に理由はあるはず・・・・この考え方は
女の人と男の人の結婚の考え方の違いにも通ずるものがある。
良く聞く結婚がゴ-ルと考えると言うのと、結婚をスタ-トと考えると言うのがある・・・
それを例にすれば、一緒にやれた・・・が夢だった・・・叶ったと言うのなら、
それがゴ-ルの考え方なのだろう・・・ならばおしまい。良かったね・・・ジャンジャン
けれどもし、さっここからスタ-ト・・・やっとここまで来た・・・良しぃぃぃ、
ここから・・・と考えたのなら、両者のモノの考え方には開きは生じて当然・・・・
これが対等の男女関係ならまだしも、同じ職業の親と子の関係はちょっと違って来る・・
必ず父はどこまでも壁になろうとするのなら・・・上目線・・・
まっ男女関係も以前の男社会の考え方なら男が上目線だから一緒か・・・・?
安心した時、守りに入る。良く歳を取ると丸くなるの比喩同様、やり尽くした・・・と
自分で終焉を告げている・・・そんな気持ちから来るもの。
そもそも親目線で同業者が上からものを言うのなら、徹底的に壁になれるように
歳を良い訳にしない、実力はすべて結果、そして人に言うのなら自分に問い掛ける。
この程度は当たり前の事。つまりライバルは安心した事になる・・・間に合ったと。
しかし、不甲斐無い若者達の状況にモノを言うのなら・・・自分を正した事になる。
が、ここまでならまだまだ俺には普通。こんなのはすべて己中心の考え。
偶然とは言え、人の家族の中心人物を殺してしまったが、その家族に恨まれず、
その妻にあの子の壁になってくれ・・・と頼まれた事を心の支えとして、
償いとして生きて来て、たった1回対戦した事でほっとする・・・あらまっだわっ。
本来、もうそこに責めるものがいない以上、そこからが本当の己を問われる・・・・
例えそんな生き方をしたとしても、その人にファンはいないのか?
ミスタ-メジャ-だったのでは無いか?その人達の納得する死に様を追及すべきじゃないか
・・・それが自分を応援して来て下さった人達への報いでは無いのか?
その程度は超一流の人達なら当たり前なんじゃないのかな?そう思うがね・・・
たわけた戦国武将がこんな感じに思える。頂点を極める為に仲間も敵も殺すだけ
殺して老後に出家・・・己だけ助かりたいかい・・・それを供養と言うのかい?
好きにしろっ・・・・まっ死人に口無し・・本心は判らんがね。
いずれにせよもっと極めたいね・・・人じゃないものになりたい・・・と思う事がある
人を巻き込むのなら、巻き込んだのなら、それ相応で無いとね・・器が問われる。
さて前回体調不良で欠席のオ-ドリ-がやって来る・・・俺は医者じゃないから、
熱は測らないし、薬も出さない・・・・けれどね、弟子になりたい・・・と来ている
そんな奴がどの程度なのか?はモザイクをしている姿を見て判断する。
そこに気迫、気力がどこまであるか?話している言葉にも。
自分自身がまとまっているか?ありとあらゆる心を覗かして貰う。
もし本当にそれが俺に出来たとするなら、絶好調に見えた前回、前々回からすると
調子は落ちているようには見えるが、大した事は無い。進み具合が悪く見えても、
そんなものは同じパ-ツを切るような時と、流れを作る難易度では当然の事。
今日のオ-ドリ-が流れってモザイクに向き合う事が何処まで出来るか?が課題で
見たから、その結果からすれば、特に問題無し。
しかし本人は進み具合に納得していないようだったので、こんな話をした。
今の俺の作品と大きさを比べてみ?ほぼ同じくらいだよなっ・・・じゃあ聞く。
どっちが進んでいるように見える?すると、katsuさん。と言う。
何故?と聞くと・・・しっかりした答えは出てこないんだが・・・・まっオ-ドリ-らしい
第三者が観た時、おそらくオ-ドリ-の方が進んでいるように見える人が多いだろう・・・
しかしやっている本人が俺を選ぶ・・・また第三者がいたとする・・・とすると、
先生だからじゃない?とも言うだろう・・・本当かな?
答えは簡単。俺の場合、本体を1つ1つ終わらせているから悩みが少ない。
それは下絵がしっかりしていたから。ひとまず順調だろう。
勿論オ-ドリ-も女の人までは同じだった。ならば違いは・・・。ノ-プランのバック。
俺の場合、バックはクラッシュ・・・としてもパ-ツ切りにしてもまだ流動的。
いくらでも方法はある。しかしオ-ドリ-は・・と言うと、もう流れを徹底的にやって行く
しか無い。しかもさっきも言ったように流れは難しい・・・それがずっと・・・
しかも更にあっちこっち虫食んだような箇所がある・・・随所に・・・
残した・・・と言うのなら、自主的なのだから結果は楽になる。がしかし、残っちゃった
・・・なら、偶然。ならば何でこんなになっちゃったんだろう・・・って気持ちにもなる
それが沢山ある・・・普通ならそれでうんざり・・・がしかし、あれ?・・・と
全く意識無し・・・こんな場合ならどうだろうか?以前より上手くなっているのだから、
少々の狭い箇所でも、細かく出来る腕があるからほぼ問題無し。
問題なのは、向き合わずその時に逃げた・・・後で・・・とそうだとしたら・・・
それが小さくいっぱいある事になる・・・小さくいっぱいね・・・
小さなダメ-ジを受ける事になる。今日はあえてその小さくいっぱいを無くせ・・・
それだけを言った・・・それがいくらか無くなると、また気持ちが整うよっ・・とね。
モノの考え方に迷いがあれば、進みも遅くなる・・・気持ちが定まっていないのだから。
こうする・・と決めてあれば、何度も何度も足踏みせずに済む。
しかし状況は変化する。また悩む・・・そうなる事が判っていたのなら、
まず小さな敵は潰して置く・・・新しい大きな船出になるような場所に挑む前にね・・・
しかも体調は気持ちを大きく揺さぶる・・・その体調を把握していたのなら、
自信の持てるパ-ツ切りをする。そして自信を回復する・・・気持ちもね。
しかし、それすらも把握出来ないのなら、小さく挑む・・・どの程度かな?私とね・・
オ-ドリ-にはこんな事をして貰った・・・疲れたぁぁぁって言ってはいたが、
笑っていたから大丈夫。そんなに悪くない。
モノ作りを本気でやれば、自分自身と向き合う事になる。そう自分自身とね。
進まなければ進まない理由が自分にある。向き合いたくない理由がある。
結果を急ぎ慌てて進めれば、後で後悔する事になる。そうなるまいと考えれば、
考え疲れする。それを体調が良い時は進みたい・・・とそれだけを追求しようとする。
慌てている自覚は無く焦る・・・それに気が付かずにね・・・そしてひとたび具合が
悪く日常が止まってしまったような時、振り返るような真似をすれば、
気持ちが後を向く・・・何でこんなになっちゃったんだろう・・・とね。悪循環。
振り返るのなら落ち着いている時。調子が悪い時はパ-ツでも切りしのいで進む。
全く逆。作り手が良く陥るような事・・・しかし、作り手で無くとも同じ・・・
何故ならモノ作りをしなくとも自分自身と向き合う・・・そんな時に、
同じような事をすれば結果は見えているのだから・・・。
アンラッキ-とラッキ-の繰り返しはこんな事から生じるから・・・
すべて自分自身。己の人生は、己の生き様は、そして己の作り出すモザイクもね・・・
さっ俺もオ-ドリ-に言ったんだから、振り返らないとね・・・・
まっ簡単な事。このままガラスタイルでバックをすれば良い。クラッシュだろうと、
パ-ツ切りでも俺には特に変わり無し。ならば簡単に方向性はおのずと決まって来る。
そんな気持ちですべてを作り、さっ次のもう1枚・・・なんて作り方をすれば、
ばかちぃぃぃぃん。となる。あほかっ。1枚をノリノリで作ってやりたい放題やって
同じものを作る・・・同じテンションで・・・・出来る訳無かろう。
違うね。バックはやらずに、2枚目に入る。そうすれば日にちも予定も見えて来る。
慣れもあるから進むだろうが、油断はせずに並べてやる。
そうしてどの位の時間が掛かったかを振り返り、予定より早かったと思うのなら、
もうひと手間・・・と考えれば良いし、意外と苦戦したとなるのなら、クラッシュ。
ここを逃げ場として取って置く・・・こんな事が戦略。戦略無くして老兵は戦えない。
がしかしねぇ・・・果たして俺は老兵かい?と自分に問う。昔みたいにがむしゃらじゃ
無くなったネェ・・・・katsuさんよぉぉ・・・とね。
オ-ドリ-の作品と見比べた時、10年前の俺の作品と出会ったような気分になった。
オ-ドリ-はいつ終わるか判らない果てしない事に向き合っている・・・あの頃の俺。
若さで押して来る良い作品だ。先生katsuとしては、良く頑張っていると言えるが、
作家katsuとして、チェッ・・・やるじゃねぇかっ・・・って気分にさせてくれる。
勿論、かぐやとなると負けねえからなっ・・・とライバル宣言する位認められる。
まだそう言うレベルでは無いが、こんな奴が追いかけて来るのか・・・って言う気には
なる。俺も若いのにまだ力技も見せたいなぁ・・・って気になる。
まともにゃ付き合えないがね・・・あはははは。
そう言う時間を作る為にも、早いとこバックにならんとね・・・
先日さくらと話をしたが、と言う事が結論だろっ・・・・なぁさくらっ。あはははは。
ベテラン面すんなっ・・・そんなとこかな・・・まだ守りに入るには早過ぎるぅってね。