katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユ-ミンママの仕込みとオ-ドリ-教室

2010-01-31 01:35:55 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いつも子供の野球でいないかぐやが朝からいて、こっちは支度も終わっていて
メジャ-待ち・・・なんて状況。

今日は主人公の話では無く、残して来た後輩がキャプテンとなり甲子園を目指す・・・・
そんな話だったが、みんな主人公に憧れて入った新入部員。

そんなやりにくい状況でキャプテンを続けるのはかなり大変。それを離れたかぐやと見る。
俺にはそれがかぐやにも見えると、進化の途中って感じだけど成長してんだな・・と。

さて当然アトリエでオ-ドリ-が来るまで仕込み。流石にこれだけ仕込むとかなりある。
そんな中、オ-ドリ-がやって来る。

中々良くなった。くじらにも見えるし、髪の毛にも見える。思っていた通りなんじゃないのかな?ただまだ流れって言うのが難しいみたい。

そんな訳で基本としてはこれ。まずこれを見て。


キ-になるタイルがうながっぱがある場所。反対に曲げる時、ここの場所をすんなり作れると、綺麗な流れが作れるのだけれど、ここで折れてしまう人がいる。

ここに気を付けてね。

それが出来るようになったら、同じラインを2本も3本も重ねない。勿論、訳あってなら
別に構わないけれど、何と無く・・・・はダメ。

そうそう実は、オ-ドリ-とかんすけの件を話したんだけれど、理解してくれた。けれど、
何処まで発展した話になるか?についてや、何が出来るか?なんかを広げると、

かなり広がった話になり、更に面白い話になったのだけれど、もう少し掘り下げたいので
次回にしようと思う。ちなみに、軽く触れるとね今と昔の男女の考え方・・・・

全くかんすけの事から外れた話のようだけれど、意外や意外そうでもないのね。
結局、人の考え方って話だから。しいてはお客さんの考え方の参考にもなる。

何事も勉強である。

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ユ-ミンママの壁画のモザイク・・・仕込み編

2010-01-29 23:26:58 | 世界遺産をみんなでつくろ!
実は昨日かんすけが臨月さんから頼まれた材料を持って来てくれた時に、俺に何か協力を
して欲しいと言う話が出た。

当然、俺に協力と言うのだから、モザイクが必要と言われたと言う事。
ならば、会社に戻ってもっと具体的にして欲しい。そして何が俺に権利があるか?

はっきり明確にして答えを持って来て・・・こちらも考えて置くから・・・と。
そんなやり取りがあった。

それが今日、本格的に動く話し合いをした・・・・と報告を受けた。ならばと、まずす-さんに電話。すると近所で仕事しているらしく、後で来る事になった。

さてそれでは俺のプランをまとめなければならない。さて予算は未定の中で考えるのだから
一切予算無しスタ-ト。ならば怪我の少なく宣伝効果を得られる仕掛けを考える。

ん・・・、まずは床。幸い材料を扱う問屋。在庫タイルはごまんとある。この権利は欲しい
壁についてもいくらかはあるだろう。これによって小物タイルの補充で済む。

しかし賃貸って事で、建材展のようなセット作りな考えとなる。ならば、モデルル-ム。
そうなるとす-さんは必須アイテム。

しかしながら、建材展のスタイルをしても仕方ないのね。作品を作っても・・・・
何故ならば、お金を発生させない方がスマ-トになるから。

良くあるつまらん嫉妬の話。例えばタイル屋の頃に俺が新築を考えたとする。
するとどの工務店に頼むか?勿論みんなと違い、お得意さんの誰を・・・・

すると頼まれれば良いが、頼まれないと後々意外としつこい嫌がらせのような言葉を永遠に
言われる・・・こんな話。

ではこの話の場合。普通のタイル屋色が濃いと何故俺に・・・と嫉妬を買うかも知れない
勿論かんすけが。勿論、モザイク色が濃ければ、絶対に無理って所までやれば、

嫉妬は買ってもさほどでは無いだろう。しかし、賃金が発生すれば現状の建築から考えれば
それでも問題は生じても不思議じゃない。

ならば無償とする。これなら誰も手が出ない。これで何も起こらない。ひとまず。
しかし、それでは完全にまた俺の負担は増える。これも限界がある。

そこで、こんな事を考えた・・・みんなで作る店舗教室。かんすけの店舗をみんなでやる
教室。まずは看板作りが良いと考える。当代島の作品のように、うながっぱのように

あのスタイルなんだけれど、俺は教室だから教室代をいくらかみんなから頂く。
そしてその看板はかんすけに寄付。そうすると俺は賃金が発生し、かんすけはタダで

看板を手にする。あれ?それじゃみんなだけが損じゃない。そうその通り。そこで、
みんなの作品をタダでその店舗に展示販売させて貰う。これで多少メリットも出て来る。

更に持ち家じゃない人が建築に携われて、あそこをやったと自慢も出来る。
そうすればかんすけとみんなはチャラとなるだろう。

問題は俺の賃金。これをかんすけの店に置くタイルのきっかけの資金とする。
つまり投資。そうすると俺はタダとなる。しかしそれではいかんせんきつい。

そこでその綺麗になった店舗で俺の教室を定期的にやらせて貰う。そのお金は頂く。
こんな事を長期に渡って作って行く。サグラダファミリアのように。

ちなみに場所は西巣鴨。まだ企画の段階だけれど、近日中に具体化する話をかんすけが
権利を持ってやって来るだろうから、あえてプレッシャ-掛ける為に書いた。

katsuと組むと言う事は風当たりの強いものだ・・・と覚悟と理解を得る為に。
こんな事がプレッシャ-になるくらいなら、全く話にならないのだから。

しかしそうは言っても、この企画は中々実現したら笑える話になる。
今の俺の生徒さんの実力とプロ達がやったショ-ル-ムを比べさせるのだから。

俺達に勝ち目が無くて当たり前なんだけれど、万が一見栄え良く引き分けくらいに持ち込んだら、取材が来るね・・・きっと。タイルの本なんて業界紙や、リフォ-ム本、・・・

色々とかぐやにばら撒いて貰うかな。まっ構想だから何とでも書けるがね。
正式に決まれば、もっと本格的に膨らませるけれどね・・・・

そんな中、キウイがやって来る。更にす-さん。まっ具体的に決まっていないが、決まったらやるのでよろしく・・・って挨拶くらいな感じの話は出来た。

その後、キウイが帰ってす-さんに以前作ったテ-ブルを俺に預ける気は無いか?と聞く
すると良いよって話なので、更に話を進めて、売っても良いのか?と聞く。

すると売らないらしい・・・サンプルとしてなら・・・と。ならば注文販売って事ね。
更に今度は確認。注文を取るって事は、忙しいから作れないって訳には行かないよ。

そこは曲げないで。これで権利取得。これで数点作品を置く事が出来る。って事は、
それと引き換えに多少無理な頼みも聞いて貰う事になる。

作品依頼の可能性と手間とのチャラって。更に床施工のアイデアもついでに置いて行った。
流石にす-さん。そこはすんなり受け入れた。

これでかんすけがいつ来ても、かなり具体的に話す準備は整った。吉報を待つ。
かなりその他にも考えてあるから、どれでも選択して貰えるのね。ねっ、かんすけ。

さてそんな中、俺の仕込み。かなり貯まって来た。日曜日に現地へ行く予定。
しこたまパ-ツを持ってね。

そんな中、おっsanがタイルを取りに来た。仕事が忙しく中々来れないらしい。
無理せず頑張って。そう言うしか無いのね・・・・残念だけれど。

作品を持って来なかったので、とんな風に進んでいるのか?何処まで終わっているか?は
判らないが、ここでやった顔の部分を参考にやれば、何とかなるだろう。

それにしても、折角の面白い話・・・どんな展開が待っているのだろうか?

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キウイの友達お母さん教室

2010-01-28 23:54:13 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝一番にかぐやとひと悶着からスタ-ト。実は深夜にお教室の問い合わせに気が付く。
それがいつに無く例の見ない人だったので、慌てて対処したいが、流石にこんな時間では

・・・とメ-ルをするも何の返答も無く・・・仕方なく俺が草稿し始める・・・・
しかし、任せてある以上俺が送信してしまう訳には行かない。

それではかぐやの仕事を奪う事になる。折角、責任を持ってやっているのに・・・。
しかし朝いつもの時間になっても連絡が無い・・・しかも今日も教室がある。

もう支度をして出勤しなければならない。そんな時に連絡があったのでその旨を話すと、
知ってるよ・・・と帰って来る。なら何故知ってるメ-ルが来ない・・・・

別にそんなに目くじら立てなくても・・・と言うので一喝。話す時間が少なくなっている
のに、業務連絡に時間を取られていたのでは、会話としての時間を奪われるし、

初めての年齢層のお客さんの問い合わせなのだから、いつものようではいけない。
今まではそれでも結果が出ているが、必ずしも今まで通りで良いとは思い込んではいけない

仕事にマニュアルはあるかも知れないが、対人関係にマニュアルは無いと思って欲しい。
勿論、他の場所ではあるだろうが、俺達の所ではあってはならない。

とは言うものの、そう言う俺も教室の先生として教える側にいると、無防備では対応出来ないから、参考デ-タを参照する・・・なんて事を頭の中でやっているから、

似ているのでは・・・?と思われても仕方は無い。言葉と言うのは難しい。
それでは言い方を変えて、対処するのでは無く、対応をして欲しい・・・・そう伝えたい。

これでかぐやに伝われば良いのだが・・・・

そんな中、キウイの友人さん到着。あらららら、こりゃ頑張り過ぎちゃったのね・・・・
内容も驚くほど良い。こんなの1作目って・・・。

こんなに丁寧に切ればそうは進まない。しかも相当こだわったはず。
もし家族の誰かが側にいたら、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、くそっ。

なんて言葉や、とほほほほ・・・・とへこんでいる姿を見た事だろう・・・・

でしょ?と聞くと、宿題やっていかないとkatsuさんにしかられるの?そんなに厳しいの?
って言われた・・・・おぉぉぉぉい。言って無いぃぃ。

ル-ルは必ず来る前までには、1回は最低モザイクをしてね・・・とは言ったけれど。
完全に子供さんたちには、俺は松岡修造さんになっている・・・・

そんな中での会話の1つに、私は色々と習い事したのに、こんなに楽しい教室は無かった。
と言って貰い、しかも何でそうなのか?も振り返ってくれたらしい。

そりゃ答えは簡単な事。しかしまずは本人の話が聞きたい。

すると、サンプル教室だった事、意外と簡単に上手に出来た事、そしてその中でもかなり
上手に出来て評価としても、どれもがトップの方にいた事・・・・・しかし・・・・

はい。もう良いです。それだけ判ったのなら、まとめましょう。
つまり手先がとても器用なんです。初見の道具でも人よりも使いこなしが早い。

更に呑み込みも早いから、サンプル教室なら先生としては、手や目を離す事が多い。
その時間を悩んでいる人に使いたいから。

しかし、それはその時の彼女には必要以上に構われないと言うのが悪くなく、結果として
褒められれば満足はそこそこ得られるが、それを何度も言われ続ければ、

何か物足りない・・・・なんて気にもなって来る。するとそんな時に、また新しい分野が
目に入ってくる・・・そしてまた、そしてまた・・・・とやって来た・・・かな?

結果が簡単なんてモノ作りは所詮掛かった時間しか喜びは得られない。
本当のモノ作りは、自分で雛人形や五月人形やこいのぼりを作るような気持ちで作る。

季節モノなんてのはクリスマス、門松、ハロウィン・・・すべて捨てると言って良いだろう
しかし、さっきあげたものは、とてつもない思い入れがあって飾らなくとも捨てられない

とても大事でかけがいのないものになる。それが俺の目指すモノ作り。
当然、彼女が今まで体験したものと違っていなくては困る。そうしているのだから。

そんな中、キウイが差し入れ持ってやって来る。凄いぃぃぃぃ。綺麗にやってある。
やっぱりやる気のある人は違うんだなぁ・・・・・

このセリフはかつての自分と比べているのである。キウイは最初、公民館で保育付きだよ
と誘われて、それ良いかも・・・といっちょかみで行っちゃったんです・・・と言ってた。

それはそれで良いのね。きっかけはそんなのでも。ただそんな気持ちだったのに、今では
ここまで続くと、自分の1作目よりはるかに素敵な作品を作っている人に、

あんな作品を私も作りたい・・・・と目標にされている。継続は力なりとはそう言うもの。
きっとこんなのを繰り返して、振り返れば彼女も誰かの目標になっている・・・・

そんなもの。

次回は完成して2作目に入る予定。そして俺はひたすら仕込み・・・・・

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さくら教室に相席、常連さん教室

2010-01-28 00:29:05 | 世界遺産をみんなでつくろ!
先日、ユ-ミンママの体調が悪く、挨拶をせず早めに帰って来たが、勿論手ぶらで帰る
俺じゃない。これからの展望だけは考えて来た・・・・

今までは偶然にも、2日教室して1日現地って言うスタイルになっていた。がしかし、
今週は日曜日までノンストップで教室となると、仕込んだ分は今までの数倍になる。

これは単純計算。しかしそうならないのが現地へまめに行けない事。
実は2日分の仕込みパ-ツのデザインと数量を計算してから仕込んでいたのね。

つまり計算ずくだった。しかしこれからはその計算が出来ない。ただこのセリフでは
後ろ向きになる。だから折角行けないのである・・・とする。

折角・・・ここで行けないと困る理由を考える。それはデザインが決まっていないから。
ふぅぅん、決まっていないと俺は困るんだ・・・ならば決めなきゃ良いんだ・・・

そうつまり、決めて来たパ-ツだけを見て、どんな形にするか?って考える・・・・
つまりアトリエで考えて、現地でそのパ-ツを何処に入れるか?を考えれば良い。

こんな事は作詞が先か?作曲が先か?くらいなもんで慣れてないから、困っただけ・・・と
考えれば良い勉強になる。と考えれば困る事は何も無い。慣れれば進化に繋がる。

そんな事を考えながら、仕込みをして待つ。すると常連さん到着。
実はさくらが予約してあった日だったが、この所の教室ラッシュ・・・1日1人では、

対処し切れない。そこで先日のキウイ、タピオカ教室やキウイと友人教室のように、
時間差を作って2人の相席教室と言う事を慣れて貰う事も良いだろう・・・と

さくらに弟子は無条件の相席教室ありき・・・と言うスタイルでよろしく・・・と伝えて
置いた矢先、常連さんがこの日でも良いですか?と頼まれた。

そこでまず早めにいらした常連さんからスタ-ト。これがいきなりビックリ。
えっ?また宿題終わっちゃったの?先日、白金の9.5mmでぞうの縁取りって話だったのを

たった1週間で終えて来た。しかもそこそこなグレ-ドでこなして来た。
さてさてどうしたもんかなぁ・・・?悩んでいる俺の理由は、やり過ぎでは無いか?

しかし本人は俄然やる気。ならば、ぞうの中身のイメ-ジをお聞かせ下さい・・・と言うと
淡い感じで白っぽく・・・なんて表現をする。

じゃそれに当てはまるタイルを探します・・・白っぽいって表現で言うと、まずぺきぺき
ならば、白、ベ-ジュ、肌色の3色が選べます。では次。1cmや9.5mmのタイルだと

白から数色あると思われます。そしてここが一番近いと思われるコロ。
淡いが売りのタイルです。黒とグレ-以外の全色行けると思われます。

説明はここまで。では老婆心です。安全なのはぺきぺき。1cmだと文字と縁取りに使って
いる以上、照りも同じ事で淡い仕上がりでは無く、表現としては同化させる事で、

曖昧に出来る・・・となると思われます。しかも、縁取りに白金を使っている事で、金の
部分が判りづらく、いかがなものでしょうか?判るには判る・・・程度に仕上がります。

そして先程俺が押したコロですが、淡いが売りなので完璧です。そして白金の縁取りも
コロの白と照りが無い分、交じり合う事はありません。更に白っぽいって表現にも、

許容範囲が広げる事が出来れば、黒、グレ-以外すべてが使えます。がしかし、良い事と
悪い事は背中合わせ・・・・つまりまた初体験のタイルになってしまいます。

普通なら1cmにもっと慣れてから次に・・・と言いたい所なのですが、こうして結果を
出して来た。ただ終わらせた・・・では無く、グレ-ドもそこそこ・・・・

ならば次・・・と進むのも構わないでは無いか?と思う俺もいるし、無理をさせる訳にも
行かない・・・って俺もいる。だから、選択はお任せしますが、1cmよりも厳しいかも

知れません・・・さぁどうしますか?と聞くと、崖へ・・・と悩んだ末、コロを選択。

それでは崖へようこそ。ここからは1cmで仕込んだやり方は通用しません。
見ていなくても判るが、何枚も切り置きしてから、いっぺんに張った・・・って感じが

出ていたのね。一応確認するとやはりそう。つまり切り置きするとは?何が起こるか・・・
1枚切ってそれに合わせる・・・とやって行けば、隣同士のタイルは幅が合うが、

切り置きは必ず隣り合わせが揃うはずが無い。しかし、それと無く合ったりする。
しかし、コロを選択した以上ね切り置き禁止。

その事で更なるハ-ドルが上がる。今までとこだわり度が変わってしまうのね。
しかも時間が掛かるし難易度も上がる・・・についてもご理解があるし、向き合う時間も

しっかり持っている。ならば・・・と、それでは1cmやコロでただクラッシュで小さく
して中身を埋めるでは、文字まで作ってしまうのだから・・・・物足りないかも・・・と

流れでも作って貰うか・・・とこうして下さいに変えた。受け入れる姿勢と、許容範囲の
広さからも・・・。

ただし、流れを作ると言っても容易では無いのね。それは白金の精度の良し悪しが左右されるから。それに合わせて流れを作って行くのに、その白金は初心者がやったもの。

それなのに更に初心者のコロ・・・ただし両方共、白を選択した事がやって見るか・・・に
繋がった。露骨な露呈にならなくて済むから。

しかし老婆心も、始まるといらないのかな?って位、付いて来る。中々やるじゃん。
そんな中、大御所さくらの到着。

えっと常連さんのぞうの表札の方、こっちは弟子のさくら・・・と紹介して、更に具合が
悪いので、時より具合悪いです・・・って事になるかも知れないけれど、気にせず

ほっといて下さい。とも紹介した。そう言って苦い顔していると思うさくらを見ると・・・
ん・・・・何だこの違和感・・・・あれ?さくら美容院行った?いえ・・・ん・・・

化粧品変えた・・・って聞きたい所だったが、もう理由は判った。俺がさくらを見て
綺麗だと感じた時は、間違いなく調子がもっとも悪い状況・・・・げぇ最悪だわっ。

ならばと、えっと弟子のさくらは非常に悪い状況にあります・・・理由は綺麗に見えたから
です・・・と伝えると、何それ?って反応をする。そりゃそうだわっ。誰でもそう思う。

えっと、働く女性でしかも専門職の場合、賃金が多い分、責任の負担も多いものです。
更にそこに責任感の強い人は、調子の悪さを見せない気迫からか、りりしくなります。

それが今のさくらです。しかし、それを隠そうとしてもさくらの場合、病気な事からも
長続きはしません・・・ですから、先に露呈を選択しました・・・と伝えた。

そうね、ハウルを見た人なら、魔女のおばさんがハウルのお母さんに会う時に、どんどん
痩せこけて元気が無くなる・・・・あんな感じになっちゃうって思い浮かべると判りやすい

つまり隠す必要は無く、受け入れて貰うしかないのね。しかもさくらは相席に同意して
くれたのだから、常連さんも受け入れてイ-ブン。

すると心配する必要も無く、意外とすんなり意気投合。

そんな中、キウイがやって来る。実は1日にキウイの娘が受験で小1の女の子が1人きりに
なってしまう事から、お教室で預かる事になった。

その事で軽い打ち合わせ。それが、南行徳駅に迎えに行き改札で待ち合わせ、手を繋ぎ
アトリエに着いたら、教室をして夕飯に、ほか弁で天丼を買って一緒に食べるって段取り。

そして会話の中での禁止用語の確認。その一つがデ-トって言葉・・・・キウイが差し入れ
を置いて帰った後に、常連さんから質問を受ける・・・・あれ何ですか?

あはははは。えっとキウイの娘に限らず、常連さんの仲の良い子にkatsuのお嫁さんに
なるかも知れないから、優しくしないとね・・・とか、大きくなったら遊んで貰えないから

今の内にデ-トでもすっか・・・とか良く口にすると、キモイ・・・とか無理ぃぃぃって
言われているんですよ・・・と言うと、本当にキモイかも・・・と言われる。あははは。

そうね・・・だって俺、オオサンショウウオになりたいんだもの・・・と比喩すると、
えっ?また判らないって言う・・・・あはははは。えっと知ってますか?

オオサンショウウオ。天然記念物っで国で守られている生き物なのにキモくて綺麗な水で
しか生きられなくて、図鑑に載るくらい有名なのに飼う事が出来ない・・・・

これを変換して、新作落語のように作り変えると、大変珍しい絶滅種にならないように
国が守らないとならないモザイク作家で、なのにキモくて清くメルヘンの世界でしか

生きられなくて、有名で飼う・・・じゃなく買う事が出来ない・・・・ほら凄いでしょ?
あははは。ほら目指すのはオオサンショウウオ。

って言うと、その子の気持ちが判るぅ・・・とあらまっ。

こんな話もありますよ。作品は素敵だけれど、katsuの話時々キモい・・・とか、
素敵な妄想なんて表現した人もいるし、小2の女の子に、katsuさんは可愛い子みんなに

大好き・・・なんて言うからダメなんだよぉ・・・・1人に言わないから・・・って。
だから、昔結婚した時にそうしたんだけれど、いなくなっちゃったから、

たくさん言うようになったんだよぉぉぉぉって言った話をすると、呆れ顔・・・なんて
話をすると、私も腕は認めるけれど、みんなと同意見・・・なんて発言の横でさくらは失笑

これで良い。和やかな雰囲気になるのなら、馬鹿話大いに結構。汚れても笑いは大事。
指導はしている。常に緊張と緩和。緊張だけでは疲れ果ててしまうのね・・・・

そんな中でのさくら。指導は1つ。調子の悪い時に振り返る事はしない。振り返るなら
調子の良い時にやる事。そんな時はまずしのぐ。それには今出来る事に向き合う事。

そして明日に繋げる活路を見出す。それが受け入れて出来るようにする事。
ただし、受け入れるのなら強くなる事。ただの受け入れでは奴隷にもなり兼ねない・・・



そんなさくらはこうなった。

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みどりさん教室

2010-01-27 08:34:25 | 世界遺産をみんなでつくろ!
さくらと同じように自宅で仕込みをして来た。こりゃ相当頑張ったな・・・
そう言う匂いがかなりする。ただこの後、起こる事を伝えなければならない・・・・

最近出て来る言葉・・・・点と線。点とはモザイクで言うと、丸だの楕円、4分の一の四角
・・・こう言ったどのパ-ツも何処で使っても構わない・・・場所が変われど問題なし。

こう言うのが点と例えると、線は、隣同士のパ-ツが流れを作っていて、段々太くなったり
細くなったり、大きくなったり小さくなったり・・・となると、仕込んだものがすんなり

張れるとは限らない・・・・しかし仕込んだ本人は仕込んだパ-ツ全部張れると信じている
はず・・・・それをそれと無く伝えなければならない・・・・

来てそうそう伝えるべきか、張って貰って気づいて貰うか?思い込みをどうぬぐうか・・・
は先生の立場でかなり難易度である。本人がそう信じていればいるほど・・・・

しかし思いの他、あぁなんだぁ全部張れるのかと思っていたぁ・・・・って反応だったので
モザイクは時間が掛かる・・・・って言い続けた事が浸透していた。

勿論、今の俺の作品をブログにて見てくれているのだけれど、それからも掛かりますよね
と判断してくれているのでもある。

更に良い作品にしたい・・・ここに早く終わらせたいって気持ちでは無い事が伺える。
ならば少々の困難は受け入れるのも当たり前。随分と成長したものだ。

以前にもしこんな事が起こったら、折角やって来たのに・・・・なんだぁ・・・・と
かなりへこんだと思われる。しかしその程度ではへこたれなくなったのは収穫。

こうなれば、指導としてこれは出来る?これは?こんなやり方は?と質問出来るが、
へこたれる・・・がベ-スでは何もこちらからは言えないし言わない。

つまりこうしたいんですが・・・・と自分を出さないと、頑張れしか無くなって来る。
しかも、もし仮に言ったとしても、そんなに本気じゃなければ、無理やりやらされた・・・

のように、強制されたと感じるだろうし、こんな事がやりたいと言われても、実力や自宅で
やれる時間などから、無理と止めなければならない事もある。

つまりそれだけの覚悟が必要になる。何故なら上手くなりたい・・・と思ったからだろう。
やる気だの本気だの口にするのは簡単だけれど、こうしてきちんと自宅でもやって

更に定期的にやって頂ければ、必ず結果は付いて来る。こう言う姿勢になれば、俺としては
次回はオリジナルにして見よう・・・と声を掛けやすい。

それだけの価値ある仕込みだった。ただし全部は張れなかった事はお伝えしよう・・・
仕込みはあくまで仕込みであって、慣れて来れば結果も出るが、仕込みはまた1年生に

逆戻りと考えた方が良い。何せ初めてなのだから。

帰り際、作品依頼について相談された・・・・時間の関係上、具体的では無かったけれど、
もし正式に受けるとしたら、今の作品の後、3番目となり、そうですね・・・・6.7月って

頃になりますけれど・・・と説明はした。そして一応どんなものでどんな御題で大きさの
許容範囲と予算を次回に聞かせて下さい・・・・と伝えた。

その後、母から電話があって以前俺に渡した書類を持って来て・・・・と言われるが、
正直曖昧ではあるが、返した気がするのだけれど、何せこう言う事になると、

自分が一番信用ならない・・・・と思っているので、アトリエ、車、自宅と探すものの無い
更に、車の保険の書類にサインが必要と、車屋さんから電話があって行く事になる。

その後、またアトリエに戻ってママの仕込みをしていると、母から電話・・・・
ごめんあった・・・・だよね・・・良いよ・・・あったなら・・・・とひとまず解決。

そろそろkatsuは忙しくなって来たみたいだから、なるべくモザイク以外の時間が取りづらいんだ・・・けれどそんな事でも無いと行けない・・・と逆も真なりなのかも知れない。

そんな中、ママの作品の仕込みは200枚弱。

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ユ-ミンママの壁画のモザイク・・・現地にて

2010-01-25 22:36:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は昨日の色の巻き返し。暗い色を入れてしまった・・・気分がね・・・そこでまずは
音楽ね。昨日の流れをくんでしまい、イ-グルスからスタ-ト。

けれどここはやっぱ思い切ってアイドル。桜田淳子、山口百恵、そして最後はマッチさん。
馬鹿馬鹿しいと思うだろうけれど、意外と俺の脳は単純。そして勿論、ニッカ。

そんな中、流石に顔馴染みのような人が出て来て、根気がいるねぇとか、大変だわっとか
あっ結構進んだじゃない・・・・とかご興味を持って頂いている。

それでね、その中に初めての男のご老人に話掛けられたのね。これがまた紳士な感じのね。
それが、エレベ-タ-に乗る前に、こりゃ立派な作品だね・・・芸術っぽい・・・・と

一言言い、上に行き、帰りにも同じセリフを言い、立ち止まって見てくれた。
結構これって大事でね、行きに声を掛けてくれる人の大半は、ついでみたいなもの・・・

つまりエレベ-タ-待ちの間。これが帰りとなると話が違って来る。目的の診療は終わった
んだから、さっさと帰っても良い所をわざわざ足を止めて下さるのだから、

全く内容が違うのね。

まっそんな事がたくさんあると言う事は、非常に注目されていると言う事で、作り手としては有難い話なのね。



地味に進んでいる・・・・

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ユ-ミンママの壁画のモザイク・・・現地にて

2010-01-25 02:14:55 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いつものように9時30分目安に到着。そうねぇ、こんな事が理解して貰えるかどうか?
とりあえず書いて見る・・・・俺がキャンディキャンディのキャンディだったとする。

もうこの時点でドン引きって人はさようなら。では続けます。ユ-ミンの家に貰われて来た
のね。俺は・・・察しの良い人は何が言いたいか?判って来たでしょ?

それが養女になって家族のように一緒にご飯を頂いたりしているのね。何もかもアトリエとは違うじゃない・・・・そうアトリエはさしずめポニ-の家って感じかな・・・・

そうすれば環境が余りに違うから戸惑ってしまう事だらけなのは想像出来るでしょ?
そもそも俺には家族なんてものが無いのだから・・・

そうなって来ると何もかもが見た事が無い事だらけになるのね。しかも俺は仕事柄、
感受性ってものがたけているからこんな仕事している訳じゃない・・・?

ここが大事。つまりその感情の起伏が作品に出る訳なのね。毎日、毎日の・・・・
今日の場合なら、長男が日本を離れたってシ-ン。

ママはどんな気分なのだろう?とか、ユ-ミンは?他の家族は?と色々な人に感情移入をする
そうすると切なくなったりするじゃない?それが今日使う色になったりするのね・・・・

勿論、今までやって来た事を踏まえてね・・・

朝そんな事になるのが判っていたから、中島みゆきさんや長渕剛さんなんかのCDを事前に
用意してあったのね・・・更に勿論、秀樹もね。

そんな俺にハッパ掛けて貰うようにね。俺は毎回、毎回こうして来た・・・・
そうやって作って来た。ただ今回はいつもよりも大きい。

ここを良く考えて欲しいのね・・・・以前作った作品はアトリエで作れた。
完全に作りやすい。迷ったとしても、やっぱ色変えよう・・・が簡単に出来るから。

でも現地となるとそうは行かない。更に通勤に往復準備込みで毎回2時間取られる。
更に以前と違い教室ラッシュ。どう考えても以前の作品よりも不利・・・・

でも更に良く考えて見て・・・・じゃあ以前の作品の1日って一体俺は何十時間やっていたんだろう・・・・?そして何十日掛かったんだろう?

察しの良い人はもう判ったはず。つまり数10cmの作品に・・・
じゃママの作品は?大きさは?時間は・・・?となると、教室の時間を引いた時間。

仕込みは常に同じなのだから・・・・となると1cmのタイルで丸を1個切るのも、4分の1の
丸を切るのも俺にとってはほぼ同じ手間となる・・・・

ただ材料はとんでもなく変わって来るけれど・・・・まっいずれにせよ俺のモザイクは
時間がとてつもなく掛かるって事。

そんな中、更なるアイテム。


月曜も行く事になっている。鳥が出来ればかなり進んだ気にもなるのだけれど・・・・

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オ-ドリ-教室

2010-01-23 23:58:57 | 世界遺産をみんなでつくろ!
まずは、メジャ-から。ベテラン捕手が大型新人捕手にレギュラ-を奪われてから
連勝が続く。しかしひょんな事から、出番が来るが良い所なし。

しかも最後の最後に逆転ランナ-の勢いに気迫負けをし、ボ-ルをこぼし負けてしまう。
そんな中、監督に久しぶりの出場に気負うのも仕方ないし、結果が出ないのも仕方ない。

しかし気迫負けは2軍でも生きられない・・・・の一言に引退を覚悟する。
それを聞いた主人公が家族を呼びラストゲ-ムわ観戦させるが、ベテラン捕手は、

みっともない姿を見せたくなかったのに・・・と言う。それを一喝。今までやって来た事に
プライドを持って、最後くらいきちんと見せろ・・・と言う。

そしてゲ-ム後に、家族が向き合う場面で、納得した生き方が出来たんですか?のような
奥さんの言葉、息子のもっと見たい・・・の一言に引退の撤回・・・そんな話。

まるで昨日の話のようだったが、俺は全く辞めようと思った事は無いし、むしろやっと
基盤が出来て来た・・・としか思っていない。

しかしながら、それと引き換えにこんな老婆心がある。誰とは言わないが、作家katsu好きで先生katsuが好きでは無い人がいたりする・・・・

そう言う人は、今の教室ラッシュが納得行かないのだろう・・・しかし、そう言う人に
あえて言うのなら、先生katsuが作家katsuの営業をしている事をお忘れなく・・・・

事実、今のユ-ミンママの仕事は夏のユ-ミン教室から発生しているのだから・・・・
これを読んでご理解願いたいものだ・・・・まっこれ以上言うつもりは無いが・・・・

いずれにせよ、俺には全く興味の無い話だった。

ひとまずオ-ドリ-が来るまで、ママの次なる展開の構想について考える。
まず一つの課題・・・つまり今回は気品だ品格だ格式だについて。

そこで困った時のミュシャ。一通り本を見て、それに当てはまる作品をピックアップする。
そして何故そう感じたのか?を考える・・・そして一つの答えが見つかる。

まずは色は濃いもの。そして大柄よりも細かい柄の方がそう見えると言う事。
そして点と線。今までは花、鳥のメインを作り、後は点で作った。

つまり同じパ-ツの繰り返し。ならばこれからの空白部分。もう一度、鳥が3つ入る。
繰り返しと言う安定感のある作り方なら、今までより濃く、しかも点でやれば安心。

しかしもし線を使うなら、今のオ-ドリ-の髪の毛のように流れを取り入れるのも悪くない。
これがオ-ドリ-が来るまでのまとめである。

さてオ-ドリ-が来ると、何やら雰囲気が違う。これは常連さんなら判ると思うんだけれど
俺は何回かその人を見ると、その人の大まかな雰囲気が頭の中に入る。

しかもその中で一番気に入った概観のラインが特に印象に残る。これを例えると、
あの作品を作っていた頃のお昼頃の左から見た時がベストカット・・・みたいな・・・

気味悪いでしょ。今日のオ-ドリ-の場合、まず前髪が短くなったのがすぐに判る。
しかも自分で切ったな・・・って。それといつもの雰囲気の色合いの服じゃなく、

一番良い時より数段見劣りする。かなり調子が悪い感じがする。これがこんにちは・・・
って声を聞いて、確信を持てる・・・に変わる。

こんな事がご理解出来ない人には、自分の好みにしたいだけじゃないの?なんて言われる。
誠に残念だが、俺は少なくとも美に関してお金が発生する仕事に付いている事をお忘れに

なられている・・・誠に残念。美に関して普通扱いされるのは心外だ。

勿論それが数センチしか切っていなかったり、しばらく合っていなかったり、何処が変わったか?なんてクイズじゃ判らないが、明らかに一番良かったと思われる所からズレが生じた

場合のみ。これが感性。そう感じた・・・こう言う事がバランス修正に役立つ。
先日のぞうの下絵の修正みたいな話。何かバランスが崩れている・・・・そんな時に。

女の人は体調が悪かったりすると、その人の最高値から明らかにバランスを崩す。
安定感がある人は流石に余り変わらないので一切判らない・・・しかし、大抵の場合

俺が安定していたのなら、かなりの確立で見分ける事が出来る。

ただ一応、本人に確認し確認した後は、今日の指導法も変える。でも更に一応切る行為も
確認してから・・・

まっ、始まりはそこそこって感じだけれど、しばらく様子を見る事にする。
あんまり調子良くないな・・・こりゃ何か展開変えてみっか・・・・と、くじらに波を

作る事をすすめる。いくらか気分も変わるかな?と。

ここで比喩。良く言っている事だけれど、モザイクって言うのは、一人でオセロや将棋、
囲碁をやっているようなものなのね。戦う相手が自分なだけ。

例えば、戦う場合は柔道、剣道、ボクシングなんでも良いが、イチ、二ィって相手が前に
来たら、相手と同じ歩幅を下がれば、届かないから打ち込まれる事は無い。

強い奴はスタッカ-トって言ったっけ?タタッって1.5みたいなリズムは・・・・
つまりコンマ何がしの分だけ突っ込まれる訳。だから踏み込まれるって話。

じゃ戦わない場合。これはダンス。仲間との間合いを外さない。ここは勝ち負けじゃないから。これを踏まえて、結末の決まったオセロをやるのがモザイク。

良く思い出して欲しい。相手の黒が打った隣ばかり白を置きますか?当然作戦として、
角の四隅を狙いに行ったり、隙を突くよね。

って事は、髪の毛ばかりに集中しないって事なのね。つまり展開を変えて行く。
くじらは何とかなるな・・・と多少の自信が付いた時に、他の場所の構想を用意し、

そっちの様子を見るのに、数枚張って見る。そうすれば、息詰まった時に、手馴れた場所を
キ-プ出来る事になる。これが常に言っている一歩先を読む。

ただし、これは切るって行為が安定して出来るようになった人だけ。オ-ドリ-の場合なら、
髪の毛のグレ-ドは随分と良くなった・・・・と言う前提から。

それがこんな感じになる。


今日の他の指導はラインの作り方。これについてのアップは次回に。
まっいずれにせよ、調子の悪い中良く頑張ってやったのね。


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ユ-ミンママの壁画のモザイク・・・現地にて

2010-01-23 02:56:02 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝は特にトラブルも無く、いつもより若干早く9時ちょい過ぎ。すると最近見かけなかった
清掃のお母さんと出くわす。当然挨拶をし段取りして始める。

するといつものように患者さんに声を掛けられる。少し年配の女の人でこれがとても
ご丁寧にお話される。これが俺にとって非常に緊張する事になる・・・・

そもそもお爺さん、お婆さんって言うのは核家族だったので余り経験値が無くて、
更にそもそも丁寧って言う人が、俺の人生では数人しかいなかった・・・・

学校ではインチキな勉強とは言えないようなもんだったから、丁寧語、尊敬語、丁寧語なんてのは、ネギに匹敵するくらい苦手・・・・・

そんなだから、ひとまず粗相の無く必要最低限の説明だけは伝えたいと心掛ける・・・
するとそれを掃除のお母さんに聞かれ、バツが悪くて・・・・お恥ずかしい・・・と

言うと、そんな事は無いですよ。随分と丁寧にお話されるんだなぁと感心しました。と
言われた。俺はモザイクをし、お母さんは掃除しながら。

それで随分と楽になり、お母さん、思い切って質問しても良いですか?って言って見た。
えっと・・・・お母さん、飴ちゃん持ってるぅ?と言うと、あるわよぉ・・・・ほら。って

俺にくれた。違うの、欲しいんじゃなくて飴ちゃんを持っているのか?って質問だよぉ。
実はお母さんの方言がどうやら大阪っぽくて、俺の弟子も大阪で、やっぱ飴の事を

飴ちゃんって言うのかな?持っているのかな?そんな話が出たから、気になって・・・って
言うと、気さくに話をしてくれて、調子に乗って、つぼの中に1回付けの秘伝のソ-スが

入っているやつ・・・って言うと勿論知ってるし、美味しいよと教えてくれた。
それでお母さんに更に調子に乗って、お母さん綾戸ちえさんに似てる・・・って言うと

あははははって笑ってた。大阪のおばちゃんはみんなこうだよって。
俺タイガ-スと上沼恵美子さん好きなんだ・・・って言って、でもたかじんは苦手って言うとね大阪じゃとても人気あんだよぉ。って。

こんなちょっとの事でとても仲良くなった。すると、先生コツコツといつもやっているから
邪魔しちゃ悪いと思って・・・・と言われた。

これはちょっとショック。アトリエでは確かに渋い顔しているかも知れないが、ここへ来たら、ただ遂行しているってように心掛けしているつもりだし、ニッカにしたり、音楽だって

朝はジャズやイ-ジ-リスニング、昼はフュ-ジョンのテンポ良いやつ、後半はポップなんかにして、夕方からニュ-ミュ-ジックや演歌なんかも掛けたりして、この音楽からでも

声を掛けやすく、きっかけになんないかな・・・とかでも聞きたく無い人もいるだろうから
この位の音かな・・・って一応気にしてやったりしていた・・・・のね。

勿論、シャッタ-が閉まった瞬間、やりたい放題やらせて貰っているけれど。しかも暖房付

話は戻って、それでも話ずらかった・・・ってのは俺のキャラじゃなく俺の後ろの作品の
威圧感だろうな・・・・邪魔しちゃいけない・・・・って・・・・・

でもニッカで行ったり、音楽も掛けたり、色々とツッコミ所満載にしてたんだけれどなぁ。
もっと工夫必要かなぁ・・・・

そんな中でも色々と話す機会はあって、面白かったのは男の人が、本物のモザイクっぽいね
凄いね、中国みたいだね・・・って行って上に上がって、帰って来てから、

やっぱり凄いなぁ・・・こりゃ完成楽しみだなっ・・・あっ、でもここ病院だから、
具合悪くなきゃ来れないのか・・・・あははははって帰られた。お見事なお話。

かと思うと、いくらするの?って良くある定番の質問だったり、何かお店でも出来るんですか?とか、いつ完成ですか?とか、結構色々と声が掛かる。

そんな中、ユ-ミンの弟が最後に作品の内容について質問して来る。って言うよりモザイクの仕事って言う根本的な質問かな・・・?

内容は伏せるが、俺が無理って言ったら俺しか作れないから無理なの・・・って話をすると
随分、自信があるんだね・・・katsuさん。って言うのね。

ん・・・俺は謙虚がモット-だから、自信は付いて来たけれど、別に自信で言っている訳じゃないのね・・・その内、判るよ・・・ヒントは絶滅種だからだよ・・・・俺は・・・

すると、えっ?って不思議そうな顔してた。きっと言っても判らないだろうから・・・
そこで感性だの個性なんてもんを仕事にする奴は結果がすべて。

これ以上は小学生の彼には伝わらない・・・・伝えたかったのは・・・・こう言う事。

そう言う仕事をしている奴らは、いくら努力を重ねても結果の出ないものはゴミ同然。
いや、ゴミ以下かな。その位の覚悟でちょうど良い。

人様がまともな仕事をコツコツやっている中、スポ-ツ、音楽、芸術、お笑い・・・・・
何でも良いが、いくら努力をしても、そう言うまともな生き方をしている人とは違う。

人様がそれに共感しお金を払っててでも・・・とならなければ、当然ながら生きてはいけない。それだけの価値があるか?と問われるのだから。

普通な生き方をしている人は、そのお金でクリエ-タ-の何かを買う訳だ。
日常の中を過ごして、非日常を買う。そうしてまた明日、日常に戻って働く・・・・

この繰り返し。非日常を生きている人は、その感性や個性を日常の人達に買って貰い、
日常を暮らす・・・つまりそれだけの価値を見出せる芸があるかどうか?

これを噛み砕けば、俺の方が普通に考えれば先に彼よりも死ぬ予定。しかし俺はモザイクを
やめるつもりは無い。ならばその結果が彼は見られると言う事になる。

スポ-ツなら、50歳まで続けるのは不可能だろうが、落語、芸術、音楽、お笑い・・・と
何歳でも続ける事は可能。その中に入っている・・・俺の仕事は。

しかも結果がすぐに出る仕事でも無い。後、30年位の間にすべてが何も言わずに伝わるはず
答が必ず出るから・・・・今触っている作品が今後どんな扱いになっているのかね・・・

それまで答えは封印。ただこんな話もあった。

見てくれた人の中に、何百万もするんでしょ?って言って下さった人がいた。
いつもいくら?と言われると、お客さんに聞いて下さい・・・と答えているが、

そこだけは、有難うございます。でもそんなにはしません。ときっぱり答えた。
しかし心の中では、今はね・・・とつぶやいて見た・・・・

お金だけで作っているのでは無いから・・・今は・・・今を買ってくれた心意気のが大きい
のだから・・・そして今の俺を高く評価してくれているユ-ミンにお礼を込めて・・・

そしてそのママに感謝して・・・そしてその家族に・・・いつか本当のお礼が出来るように





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リピ-タ-さん教室

2010-01-21 20:48:07 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いらっしゃるまでユ-ミンママの壁画モザイクの今後の展開を考える事にする・・・・
今まではママのお題と作家のエゴを混ぜたもの。

ここから必要なのは俺が考えるには、格式や気品と表現するようなもの・・・・
そして完成した時には、まるで寺院などで手を合わせ拝むような作品にしたい・・・・

幸い今の時点でそう言うセリフを言って下さった人達が何人もいた。
それはそれで有難いし、まずまずの出来になっていると思われる・・・がしかし、

あくまで野球で言えば、5回までは勝っている・・・位に過ぎない。終わった時にその評価
にならねば何にもならない。単なる途中経過であると言う事。

そこで寺院とは?と上っ面だけでもどんなものか?と調べる事にする。ここも幸い以前
仙台の保育園の仕事をした時に、園長先生から今後何かに役立てば・・・・と頂いた本が

あって、しばらく振りにしっかり見る事にした。その本は2冊あって色々な寺院が載って
いるのだけれど、寺院と言ってもピンキリで、一体何を持って格式や気品と俺は感じるのか

そこから追求する事にした。ここにかぐやも参加して貰っている。俺の話を聞き、ゴシック
様式なんてのがイメ-ジじゃないのか?って話になる。

そこでもっと具体的に比喩して噛み砕く事にした。俺の考えるには、俺が年頃の女の人で、
結婚式を寺院でやるって言われて、えっとこんな所に呼ばれて何を着て行けば良いのか?

いくら包めば良いのか?そして天井から壁をぐるりと見渡して、ため息が出ちゃうような
建物である事。しかも、昨日、今日建った流行の建物じゃなく、ある程度古いもので、

時代は古いが色褪せず、今見ても何ら遜色の無いもの。更に続く。今度は言葉の羅列。
お洒落なら高島屋、格式なら三越、ミズホじゃなく三井、住友、ソニ-じゃなく明治生命

都はるみさんじゃなく、美空ひばりさん、日ハムじゃなく、巨人、阪神・・・・
やはり歴史が必要で今どんなに凄くても、ある程度持続性が必要と思われる・・・・

これを踏まえて、色に置き換える。当然そうなると、ここも多少なりとも金、銀は必要。
どうしても豪華って言葉が浮かんでしまうから。ただし大理石なんてのもそれに相当する。

しかしこれらはすでに使っている事から、これ以上使うと今度は成金みたいに品格が落ちる
と思われる・・・ならばその次の色となると、淡い色よりも多少濃い色の方が、

それに近いのでは無いか?と感じる事を伝えると、かぐやもそんな感じに思えると言う。
何故なのだろう?当然理由はあるはずなのだから、考えられる範囲の理由は欲しい。

今後の事も考えて・・・。ただ今回だけの事なら、真ん中が淡く外が濃いってやれば、
メイハリ利いて合う・・・単なるこんな事だけでも出来るが、大事なのは何故?

俺もかぐやも何故そう感じるのか?誠に安易な考えなら、金のきらめきを取れば茶色。
更に薄くして肌色、銀のきらめきを取れば、灰色、そしてそれを澄んだ色にして白なんて

考えれば、使う色はおのずと決まって来る気はするが、まず理由・・・・

色を表現する時に、濃い色を重い、そして淡い色を軽いと言ったりする・・・この表現から
しても重いって所が格式に通ずるものなのか?ん・・・・

では視点を変え、タイル屋の時の御影石の値段なんて事で考えて見る。墓石なんてものの
価格の大まかな値段の見分け方では、安い順に白、黒、赤と言う。

勿論、原産地にも寄るが安いのは色が薄い。人はやはり濃いものを薄いものより高い値段に
思えるのだろうか?そして値段の高そうに見えるのは豪華で格式って話に通ずるものなのか

例えばこの場合なら、大量に産出するから安くて、希少価値があるから高いとか、国の単価
などや、加工のしやすさ、しにくさ等などから、と理由はあるかも知れないが、

買う側の素人目だけで考えたら、そんな事は知るはずも無いから・・・となると、
そう感じるだろうから・・・・なんて事だけなのかも知れない・・・・

他には、お祝い事が白で不幸が黒、天使が白で悪魔が黒・・・・しかし、この場合も
冠婚葬祭のすべてが黒でまかなえる・・・・何がそう感じさせるのか?

すべては先人の思い込みの習慣を植え込まれた気もする・・・しかしもう植え込まれた
イメ-ジはそう簡単に崩す事は出来ない。だからそこは受け入れて変化させるしかない。

こんな事を時間が来るまで永遠に行う・・・・

いつだかオフコ-スの小田さんが、言葉にできないって歌のスキャット部分に関しての
やり取りで、伝えたい事が多過ぎて歌詞の制約の中では表現し切れなかった事で、

ららら・・とスキャットとし聞いた人達がその部分を感情移入してもらい、おのおのの
シチュエ-ションに置き換えて埋めて貰い、次の大多数に当てはまる歌詞に繋げて貰う

なんてやり取りを聞いた事がある。そんな事を踏まえて、昔アクリル作家のAKIに
katsuちゃんの作品は槙原さんのような事細かい情景描写なんだよね・・・と言われた事が

ある。全くその通りである。俺の理想は伝えたい人には必ずいつか伝えたいと思っている。
しかしそれは今すぐ伝わらないかも知れない・・・・逆に伝わらなくても良い人には

永遠に伝わらないで欲しい。それが安定と言えよう。判り合うとは?時に残酷な事もある。
体裁でその場だけをしのいでいるだけの関係では何度説明しても聞いては貰えないし、

勿論、伝える側に説明能力不足なんて事では、相手がいくら理解しようと言う姿勢があって
も、真意が伝わらない事が多い・・・それを信頼って事で埋めて行く・・・がしかし、

信頼と言うものもはかなく、そして小さなものでもある・・・俺はそんな目に見えない事が
とても大切で、人がそんなはかない気持ちになった時にこの作品を見て思い出を回想し

自分自身と向き合い、割と悪く無い人生だった・・・と思い返す作品にしたいと思っている
勿論、そんな事は作家katsuのエゴでどうでも良い人には、うわべの綺麗だけで結構。

常に分かち合う・・・と向き合ってくれる人だけのもので思想なんてもんは所詮はかない。
ただそうは言っても、信者では無くとも、頭を下げてしまったり、拝んでしまったり、

足を止めたり、お金を投げたり、そんな事を超越してしまう事がある・・・・俺はそんな
作品になれれば、それはそれでまた良いとも思う。

いずれにせよ、後半は格式、気品、品格・・・と言った全く俺とは無縁のものと向き合う。
正直、自信は全く無い。何故なら俺には一切無いものだから・・・・

しかし、俺の周りにはそう言った事をも質問すると向き合ってくれる人達がいる。
それが何よりの宝。答えは必ずあるはず・・・・無いにしても作り出すのがクリエ-タ-。

またまた難題が山積みになった・・・・

そんな中、生徒さんがやって来る。すると下地にはゾウが描かれてあったが、顔のデフォルメは非常に良いのだけれど、体とのバランスが余りにも残念な結果だったので、

顔を若干大きめにして、体小さめに鉛筆で直して見た。すると気に入ってくれたみたい。
しかし下絵のバランスのみを変えただけでほとんど変えてはいない。

それと同時に下絵の描き方をアドバイス。すると、実は文字をゾウの上に走る・・・と
話し出す。では・・・と決定したゾウの輪郭を点線で描いて見て・・・となぞって貰う。

ナニこれ?って質問に、こうして置いて、鉛筆の下絵を消せば点線が残る。その上から
文字をまた鉛筆で描いて、今度はいつものように点線ゾウの上に描けば、重なっても

どちらがゾウでどちらが文字だか判るでしょ?いきなり下地に描くのならこんなやり方は
いかがなもんかな?と言うと、頭良いぃぃ。って言われる。あははは、全部自分の経験。

失敗していた事なのね・・・以前。そんなこんなでモザイクをするまで数時間。
いよいよモザイクって時には、文字は1cmタイルでやる事になる。

そんな中でやっぱり筆記体のがお洒落かな・・・って言うので無理ぃぃって止めた。
やればすぐに理由は判るよ・・・と始まって数枚でその意味が判って貰える。

1cmタイルで辞めて行く人はたくさんいたんですよ・・・その位ぺきぺきのモザイクとは
全く違うものなのね。この大きさでもこだわれば1年なんてざら。

そもそも、みんなの場合1ヶ月って言っても、一体何時間の事なのだろうか?
週に1回で4時間なら、1ヶ月は16時間。しかもここで構想や下ごしらえをしていては、

それ以下になる。一応16時間x12ヶ月で192時間とする。一日の労働を8時間とするなら、
24日って事。一年間のモザイクって24日って意味だよ・・・・こう考えるとそんなでも無い

でも、体験教室のように4時間で終わらせた初心者の時と24日では雲泥の差になる。
当然上手く見えて当たり前なのね。しかも、ある程度の所までは発展途上だから、

上手くなる勢いは止まらない。だから続けた人は必ず上手くなる。
しかし、ある程度って所まで来ると、見ている人達の目が上手い人と扱い出した時には、

それを超えるのがそう簡単では無い。この位は当たり前・・・と見られてしまうから。
それがプレッシャ-。上手くなったと認識された人のみが受ける重み・・・・

それについてはこんな事がある。俺とかぐやのやり取り。なぁ俺の作品どう思う?
ん・・・まっ普通でしょ、いつも通り。けっ・・・目が肥えやがって。

私のは?中々やるじゃん。えぇぇそれだけ。まっ悪い所は見当たらないね。こんなやり取りになる・・・・お互いにあえて褒めるほどの事は無い。上手くて当然だから・・・・

しかしながら、アイデアとなるとあそこはあぁなるとはね・・・・やられたなっって感じ。
なんてのは多々ある。切る事が安定すれば、アイデアの見つけ合いになるのも当然。

そんな事を踏まえれば、生徒さんの文字は1cmの初心者にしては、中々上手いし丁寧。
しかも察しが良いから、1つの指導で2.3個も応用する事が出来たりする。

洞察力、観察力、想像力のベ-スをすでに持っている。ここをいくらかいじりたい・・・・
それを文字にだけ集中させないように、ラジオの音、俺の質問とハ-ドルを上げて、

試したい事もある・・・・しかし無理はさせられない・・・がしかし、どの位やるのか?
見て見たい気もする・・・個人レッスンとは?そんなもんである・・・・

いずれにせよ、またクリア-してしまった・・・・器用な人だ。

その後も朝の続きをしたけれど、結論は出ず結論は鳥を作った様子で・・・と考えていた
アイデアを先延ばしする事で帰宅・・・・明日は現地。

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