今日はお昼前頃からのお教室だったので、その前に役所に行って印鑑証明を取りに行く。そう車購入の為のもの。普通ならこんな時は楽しいんだろうが、ん・・・タイル屋の頃も何台か買った事があるが、何だろう・・・そもそも車が好きな訳でも無く、そんな気持ちよりも借金する・・・って事の方に、
気持ちが負けちゃったりして・・・。それでも来たら来たで、楽しい使い方もあったから、まだ良かったが今は本当にただの足。別に何でも良いし、増して色などどうでも良い・・・・あぁ、つまんない・・・そんな感じ。それが支払いでも終わって、はい今日から自分のもの・・・って言うのなら、
最低でも安心だけは手に入る・・・そんな感じだったりした矢先なもんだから、そう簡単には切り替えられないのね。また余裕なしかぁ・・・ってね。
でも、何とかまた切り抜けないと・・・・って思うと、かぐやがこんな事何度もあったけれど、いつも逃げ切ったし・・・って。
まぁ、その通りだけれど・・・・確かにその都度色んな人に助けて貰って来たのね。借りばっかの人生になっちゃったのね。だもの、そんなものを背負っているから、支払いが・・・なんてもんが上乗せされるような話で、しかも誰も喜ばない・・・。
いずれにせよ、追い込まれている事は十分判っているので、まずはお金になる事をやらないとね・・・・だから新作下絵。話は後先になるが、結果としてはこんな事になった・・・・
かぐやにそろそろやり過ぎじゃないですか?・・・・って言われたのね。確かにごちゃごちゃはして来た・・・でももう1つ・・・って頭に羽乗せたんだけれど・・・・そんな中、キウイもやって来て、何か凄い事になってますね・・・・って。まっ、キウイの好みでは無いだろうが・・・そもそも・・。
ただね、ゴチャゴチャは最初から狙いなのね・・・・色んな聞いたアイテムを全部入れた・・・そんな中、こうして俺にも色んな事が起こった。そんな気持ちが混ぜこぜになって良い事や悪い事が葛藤している・・・・そもそもが楽しいだけのはずは無いのだから・・・生きていると色んな事が起こる。
問題はそれをどうやって乗り越えるか?・・・になると、楽しいね・・・って見えるものが良いのか?それでも頑張れって言うものなのか?で、作るモノのテーマが変わって来る。ん・・・そうね、それを全部こんな事もあんな事もと入れたらこうなった。昔作った鳥ダルマみたいな感じなんだろうね。
これ何?って言われても俺も困るのね・・・何かこんな気持ち・・・ってだけ。ひとまず下絵はこれでおしまいなのだが、昨日の絵までは通っているのね・・・これが通るのなら、いよいよ下地に入れるのだけれど・・・・どうなのかな?さてそれではエレーナ教室。
まっ細かい事は色々あるけれど、1cmタイルを切るって事に慣れては来ている。まだまだ粗さはあるけれど、そこは気にしないで今は一生懸命丁寧に切るって事で輪郭さえ守れば、必ずイルカには見える。後は進む事よりも大事な・・・・それ美しいですか?って自分に言いながら作る姿勢。
そうすれば必ず良い作品になる。勿論ただ言えば良いのでは無くて、そう言う気持ちが進む事に気を取られずに、美しさ重視になり、出来なかろうが出来ないなりにでも考えるって進め方になり、ただ切って、ただ張って・・・では無く、イルカを作ろう・・・って姿勢で臨むようになる。
この気持ち1つで模様のような無機質なものとは違う作り方を覚えられると思うのね。そう言う姿勢がイルカにも良く出ているのね。とても良く出来ているのね。このままキープすれば、イルカのグレードを落とす事は無い。何しろ5匹もいるのだから、それが揃って1つになる。
それなのに1匹失敗しちゃった・・・・って訳には行かないからね。こう言う揃ってなんぼって言うのは難しいのね。何しろ段々上手くなるし、けれど同じような繰り返しは油断もする。最初は初めてだから腕は無いが油断はしない。けれど慣れれば上手くはなるが油断はする。
良い事と悪い事は背中合わせなのね。それを家族のイルカを作るんだ・・・と掲げてやれば、その気持ちに統一感はある。そう言う気持ちは上手い下手とは一切関係が無い。だから誰でも出来る・・・がしかし、この一見誰でも出来るような事が難しいものなのね。
みんな早く終わりたい気持ちだってあるし、少しでも進みたいって感じにもなるが、美しいのも欲しい・・・そんな欲も出て来るからね。腕が上がるって言うのは眼も肥えるって事でね・・・そのバランスが悪いと、進まないって限度があるし・・・早きゃ良いか?となるとそんな事は無い。
これが点数なら何点ってはっきりするが、美の点数って言うのは微妙でね・・・しかももっと困るのが、自分が納得すれば良いなんて人なのね。
要するに甘くも辛くも自分次第・・・つまりこんな事が出来る人なんて相当の達人か、仙人のような心穏やかでいつも一定な人。
何しろ気分なんてもんはすぐに変わるからね・・・それをしっかりした技術を身に付けた人は心の問題になるだろうし、技術が伴わないなら責めて気持ちとして、美しい事を重視し、それを曲げなければまっ良いかとか、楽を取らなくなる。それ1つでも技術には及ばないがグレードが上げられる。
まずはあれこれと盛るんじゃなくて、最初は掲げるのは1つでイルカならイルカに見える事。そんな事が出来るようになったら、いきいきとか、楽しそうなとか、イルカに上乗せする。最初は見えるだけが、どんなイルカ?になり、その上にバックをその趣旨に沿って作る・・・なんて順番が良い。
それを最初から全部決めたりすると、あれも満足に出来ない・・・これも・・・と出来ない事だらけになる。まず1つ。そう言う点では、エレーナの場合、マジンガーZのような1つで完結では無く、ゴレンジャーのような5人で1つなものだから、5つのグレードが揃わないとならない。
ただね、美しい事って?・・・ひとそれぞれだから・・・と言う人もいるが、好みは別にして本当に良いものは自分では無くて、人にも良いと言われるようになる。それが例え子供の作品であってもね。まっ、そう言うものの1つには気なんてもんがある。
気迫だ気力だってのは、これでもか・・・って言うような、これは簡単では無いな・・・って知らない人にも何と無くでも伝わるようなものだったりして、技術は知っている人にしか伝わらなくても、そう言う気ってものは初めての人にも持ち合わせているものなのね。
いずれにせよ、何しろ丁寧なものはこうして良く見えるものなのね。とてもコツコツって感じにね。