やれやれ、無事下まで全員が下りてきて12:40頃、次の目的地トゥールーズに向かいます。170キロ、三時間の予定です。
バスの窓からフランスの田園地帯。
原っぱの向こうに川、なだらかな山は牧草地?
トゥールーズの街へと入ってきました。
道案内
ホテルの案内も。
都会です。
人がたくさん歩いています。
バスを降りてガイドさんと落ち合う。このツアーで初めての日本人。今まではESG(英語を話すガイドね)ばかりだったけど、やっとJSGが来て、添乗員さんもホットとしたことでしょう。
45歳くらいの男性で、トゥールーズの隣の町から来たとのこと。どういう経緯でこのフランスの南西部にいるのかなと想像してみる。
パリのSDG空港でだったか、上品そうな年配の日本人女性が、私たちが乗り継いでトゥールーズまで行くと知ると「私もいたことある、何もない田舎よ」とおっしゃっていたけど、何がどうして賑やかな街でした。
中心部は右へ行くらしい。付いて歩きながら写真撮る。ヴィクトル・ユーゴ駐車場ってどんなんだろ?
日本人ガイドさんと待ち合わせて今から市内の見学です。
ウィルソン広場には移動遊園地が開催中。
賑やかな通りをはぐれないように付いていきます。
パリに本店のあるデパート。こちらは支店のようです。
市庁舎に入ります。
結婚式も行われる広間です。
華麗な装飾の数々。ミニベルサイユ宮殿のような趣き。
反対側。広いです。この他にも絵画を飾った部屋がいくつかありました。
中庭に出ます。
昔、処刑が行われた場所です。プレートがあります。
反対側から。
表へ出ます。EUとフランスともう一つはミディ・ピレネー地方の旗でしょうか。あるいはトゥールーズの市の旗かも。
イベントの準備中。
反対側。広場になってます。右端にあるのは見学用の小さな列車。
アーケードの下は最近の画家がそれぞれ絵を描いています。
さらに歩いていくとジャコバン修道院の鐘楼が見えてきました。
近寄ります。大きな教会です。この地方はいい石材がないので、煉瓦を漆喰で固めて建築しています。
中へ入ります。
ステンドグラス
裏へまわります。ジャコバン修道院の回廊です。
この付近でデジカメのバッテリーが危険信号、予備の二つも残量僅か。昨夜充電したのはスーツケースの中。
だました゜まし、三つを交替に入れては撮り続ける。ガイドさんの説明も耳に入らず。
さらに歩いていきます。トゥールーズは大学が多いそうで、若い人がたくさん歩いています。またこの日はバカロレアの一日目だったそうで、高校生らしい人もたくさん。田舎ばかりを歩いていたので、久しぶりの都会に目をぱちくりしつつ、はぐれないようついて歩きます。
この日もよく歩きました。ルルドほどではなかったけど。
もう一つの教会が見えてきました。サン・セルナン聖堂でヨーロッパ最大のロマネスク様式の教会だそうです。
ロマネスク様式とはゴシック様式が生まれる前の、古い教会の形・・・と高校の世界史の授業を思い出しました。フランス南部はロマネスク様式が多いようです。
入ります。トゥールーズもスペインへの巡礼の道にあたり、この教会も古いそうです。コンクの教会に似ています。
上から見ると十字架の形になっているのがロマネスク様式、古くからの建て方です。
内部は広くて立派。
この大きな建物を煉瓦と漆喰で作るのだから大変です。
煉瓦は石に比べて温かみがあって、ちょっとカジュアルな感じがします。
再び街に戻ります。
17:06頃、まだまだ夕方です。歩道にカフェがテーブル出しています。これから賑わうことでしょう。
再び広場に戻ります。この広場だけを廻る列車の形をした乗合小型バスのようです。
こちらもカフェ。広場とカフェはどこの街でもよく見ました。
トーマスウィルソンゆかりの建物?
下はこの地方の古い言葉、オック語のようです。オック語はラテン語から生まれ、似た言語がスペインの北部からフランス南西部、イタリアに分布しているそうです。
いわゆるフランス語はゲルマンの影響を受けた北方系の言葉だそうで。同じフランスでも南西部は独自の歴史と文化があるようです。
元の場所まで戻り、ガイドさんと別れてバスに乗り込みます。あとはホテルへ行くだけ。
途中、トゥールーズの駅前を通ります。ボルドー経由で、パリまでTGVで5時間ほどだそうです。
やれやれ、本日の観光も無事終わりました。きょうは展望台で転んだ人がいました。段差が多く、つい足を踏み外されたようです。これからフランスへ行かれる方、いえ、どこの旅行でも足元注意、なんでもないところで転びます。
私は一人で来ているので、腕を使えなくなったらとんでもないので、自分のこととして気を付けようと思いました。
今夜はホテルで食事。そして明日はいよいよ観光の最終日です。明日も天気よさそうです。お天気に恵まれた旅行のようです。というか、日本みたいに大雨は降らないようです。