観光6日目、きょうは標高2,877mの展望台へ行きます。コートレから麓のラ・モンジーまでは45キロ、途中に工事があったりして2時間かかりました。
どんどん山へ向かいます。
小さな集落を抜け・・・
山の麓を通り
フランスのいろは坂でぐんぐん高度を稼ぎ
目もくらむばかりの谷底を下に見て
やがて山岳地帯に
途中の村の役場だったかな?かわいい建物。女性はかわいい建物が好きですよね。
あそこではないようです。もっともっと奥地です。
一時間くらい走ってちょっと渋滞。フランスの田舎のバス停。
バス停前の家
さらに街を外れて走り
あれでしょうか。いえいえ、まだまだ。
だいぶ分け入ってきました。
と思ううち、賑やかなところへ着きました。ここからロープウェーに乗ります。観光案内書の前には・・・家畜か野生か分からないけど、動物が遊んでます。おとなしいです。
この付近で標高1,700mくらい。坂道登ると息切れするのは空気が薄いからでしょう。すぐ慣れたけど。。。。
トイレ済ませてロープウェーに乗り、頂上のレストランで食事して、また降りてきます。時間との戦いです。
あれに乗ります。リャマという人がいました。のんびり草を食べています。
30人くらいが乗れる大きなロープウェーです。向こうの中継点で乗り換えて頂上へ行きます。
時々雲が晴れると山が姿を現します。なんか夏の立山みたいな眺めです。
雪渓が残っています。
展望台が見えてきました。元々は100年以上前に作られた天文台。10年ほど前から観光客にも公開するようになった新しい観光地です。
レストランと、小規模ですがホテルもあるそうです。
遠くは雲がかかっています。
クリックで拡大。展望台からのパノラマ。
このあとレストランで食事をしました。荷揚げがしっかりしているらしく、山の上とは思えないちゃんとした料理でした。
ハムの盛り合わせ、(地元の食材にこだわったという触れ込みの)子羊のソテー(だったかな?半月も前なので忘れました)、ケーキなどです。ワインもあります。暖房もしているし、3,000m近い山の上とはとても思えません。
うーーーむ、食の国フランスの底力。恐れ入りました。
12:30のロープウェーに乗らないと14時まで運休だそうで、女一人旅の四人は皆さまより2便早いので下りることにしました。
下ります。
雲は下に
深い谷も軽々超えて
遠くがよく見えます。
おやあれは何だ?
放牧しているのか野生なのか分かりませんが、羊の仲間のようです。たまに黒もいます。
頂上の土産物コーナーで孫息子に野生動物のぬいぐるみを買ってやりました。先日来たとき渡したら、お姉ちゃんが持って遊んでいます。
「あら、**ちゃんが持ってるの」と聞いたら「++くんが貸してくれるって言った」と申します。1歳になったばかりの弟が物言えるはずがありません。「ほんとに言った?」とつい聞いてしまいました。本人無言。
少しずつ知恵がつくけど、まだまだ子供らしいところがあるのがおかしくて、笑ってしまいました。
我が息子たちもよくおもちゃの取り合いしてましたね。ケンカするからと二人に同じおもちゃ買うと、上の子が二つ持って遊ぶという思わぬ展開。
すみません、退屈な話で。羊を見るうち、はるか昔の子育て時代を思い出してしまいました。
ロープウェーの中で、私たちは陽気なイタリア男性、60歳前後?と仲良しになりました。
シチリア島から来たそうで、「マフィア、マフィア」と胸を張ってました。全然マフィアらしくなかったけど。一緒に写真撮ったりして国際交流。とってもサービス精神旺盛なイタリア男性でした。
下りてきました。ホテルたくさん。シーズンはこれからのようで、店はほとんどが閉まっていました。
鉄平石の石段。平たく割れる。
おーいと四人で手を振りました。あれにツアーのみなさんが乗っているはず。
このあとバスで、今夜の宿のあるトゥールーズへ向かいます。