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ガヴァルニー圏谷ふたたび

2014-07-08 | 初夏のフランス南西部

7/1 ルルドの街を出てはるばると国境の近くまで、そこは氷河が作った美しくも雄大な切り立った崖のある景色でした。

到着後、あの向こうにあるはずが頂上は雲。

これは以前にもアップしましたが、防寒具を着込んでいざ出発。

 

取り敢えず歩いていきます。広いです。

川の横を通って。雪解け水で水量豊富。

もうすぐ晴れ上がりそう。行けども行けども谷の奥には近づけません。

今来た道を振り返る。周りは3,000m級の山々。

同じ場面だけど、露出が違うとこんな感じ。

近くて遠いのが田舎の道。すぐ向こうに見えますが、だいたい二時間歩かないと滝には着かないそうです。

あまりに広くて、24人のツアーなどすぐにほどけてしまいます。

いちばん大きいのが落差422mのヨーロッパ最大のガヴァルニーの滝。その他無数の滝が。山頂から谷底までは高度差1,700mもあるそうですが、一番通りやすいところにスペインの聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路があり、昔から人が歩いていたそうです。

ちょっと三蔵法師のヒマラヤ越えを思い出しました。信仰の力は山をも越えて行きます。ガヴァルニーの村は昔から、そのための宿などもあったのでしょう。

帰り道。川を横切ります。

 

 草むらに亜高山帯の花多数。

振り返ると・・・晴れてきました。

雄大な景色にすっかり魅せられました。もう二度と行くことはないだろうけど、好天に恵まれた花の時期に行けてけつこうでした。


 

本日は月に一度の器の絵付けのお稽古日だったけど、用事で行けず。残念。夜になって帰宅。忙しい一日でした。 

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