本日、夫は大阪のコンサートに出かけました。
私は健保組合主催のウォーキング大会に。初参加ですが、もう22回目とのこと。
今まで不参加だったのは、集団で黙々と歩いたあと、道端かどこかでお弁当食べると思いこんでいたから。
思いっきり認識不足でした。歩くのはほとんどなくて、食事が豪華めの一日バスツアーでした。
今までの不参加が悔やまれます。しかしまあ、済んだことは仕方ない。これからは案内をしっかり読もうと固く心に誓う私でした。
出発時間が来ても何人か遅刻でバスが出ません。
名前を読み上げて確認する職員の方。緊急連絡先にも何も連絡ないようです。10分くらいして三人が来ました。
これが海外旅行ツアーなら、文句言う人がいて、涙ぐむ人がいて…という案件かとも思いますが、のんびりと和やかに遅れて出発。
やれやれ、待たされるのはまだまし。人様を待たせる方に回らなくてよかったと思うばかり。なんでも早めに動く。最近の私はそう心がけています。早く出ても途中何があるか分からないし。
一時間半で、呉市の上蒲刈島へ。橋二つで、本土とつながっています。
今からミカン狩りです。
続いて古代製塩後の見学です。こちらは各自で。
壺に塩水を入れて炭火で加熱。
茶色いのは海水中のミネラルだそうで。
さらに煮詰めるとこちら。
舐めると、ミネラルたっぷりの柔らかくておいしい塩でした。
甘い塩と言うのは形容矛盾だけど、そんな感じ。
発掘された製塩所跡から、当時の土器が出てきました。
塩水を入れて煮詰めたようです。
砂浜に火をたいた跡が残っていて、それを保存するための上屋がかかっています。
場所は上蒲刈、県民の浜至近。
面白かったです。昔の人の暮らしの様子がよく残っています。
ペットボトルで海の水汲んできて鍋に入れ、IHヒーターにかけてやってみようかしら。
たぶん対費用効果は悪すぎると思うけど。
バスで呉市内に戻り、クレイトンベイホテルで昼ごはんです。
ビュッフェスタイル(バイキング)とばかり思っていたら、もう前菜などがセットされていました。
いろいろおかずがあります。
コース料理でした。びっくり。
広い宴会場で。
本日二百人くらいの参加。
朝、手洗いで順番待っていたら「ちょっと背中につかまらせて」と後ろの人に言われて、近所の方でした。だいぶ足が弱っておられて息子さんが付き添っていました。
一時、よくいろんな会合で一緒だったのです。お互い年取ったなあとしみじみと。でもまあお互い元気でいられたので良しとしましょう。
そのあと、大和ミュージアムの見学などして16時に出発でしたが、私は離団して、呉駅前からバスで。我が家近くの大学まで、自動車道通って30分で帰れます。あとは歩いて帰宅。
大和ミュージアムは何度か見る機会もありましたが、行ったことありません。これからも行くつもりはありません。
展示の詳細は知りませんが、日本の技術力の優秀さ、戦死者への慰霊、鎮魂などかと思いますが、若い人がたくさん亡くなったことをつい思ってしまい、とても辛いのです。
私は息子が三人いるので、集団で若い男の子が無くなる場面に特に弱い。
世界的に見て、もう巨大軍艦は時代遅れになりつつあった時代にあえて造り、沖縄への特攻出撃が最後の(そして最初の?)花道。沖縄の海岸につけて敵を迎え撃つって・・・
すでに日本本土の制空権さえない時点で、沖縄にたどり着ける可能性は殆どありません。もっと早くに降伏すれば…バスの中でそんなこと考えていたら、またまた涙が出て来た。
いかんなあ、歳とって涙だだ漏れ。
とっとと呉から離れるに限ります。
画像が大きすぎました。
少し採ったつもりが家でみたらたくさん。新鮮でおいしいミカンでした。
本日の参加費は1,000円。残りは組合からの補助だそうで、来年からは真面目に参加しようと固く使う私でした。
一人で参加しましたが、皆さんによく話しかけていただいて、楽しい一日でした。