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ああ、物忘れ

2019-11-25 | 随想

2012年11月 ドイツ、デュンケンスビュールで。シューウィンドウのクリスマス飾り。


今夜は夫が会合に出かけて夕食作らなくていいので、スマホで今年のメールをあれこれ見ていた。

で、5月に友達に会うことになっていて、連絡する約束していたのにすっかり忘れてそのままになっていることに気が付いた。

うわあ~大変。

彼女も忙しい身なので、私が忘れたこと、忘れてくれてたらいいんだけど、気を悪くしていたら申し訳ないので、慌てて返信を。

五月にする筈のメールです。本当に恥ずかしくて、申し訳なくて、相手のこと軽く考えていたと思われたら、本当に申し訳ない。返信が来るといいんだけど。

最近、物忘れがひどく、とても印象的なことも、あれ、あれはいつだったっけとしばらく考えることも増えた。話しながら、初めの方に話したこと忘れたり、話してもないことをもう言ったと思ったり。

これが老人力と言うものでしょうか。まあ、何でも忘れること、忘れること。でも忘れていることを自覚している間はまだまし。

忘れたことさえ忘れ果ててしまう時には、夢は真冬の追憶のうちに凍るであろうby立原道造の境地まであと少しです。

実はこの一月ほど、ちょっと落ち込んでいたことがあったのです。会おうと約束してくれた人(女性)から、その後何の具体的な話もないので、私のことで何か気を悪くしたのかなと心配していました。

でも私のケースのようにただ単に忘れただけかもしれない。その可能性もあると思うと、少しだけ気が楽になりました。いつ連絡来るかなあと待つうちに、待つことにも飽きてしまい、今はもうどちらでもいい心境。

彼女かと話したかった時には、私も他のことでいろいろあって聞いて欲しいこともあったのですが、昔の男の友達のことや、いろいろ楽しかったことを思い出すうちにだいぶ気持ちが落ち着いてきました。

物忘れの効用があるとすれば、嫌なことは忘れるということでしょうか。本当に嫌なことは何かのきっかけで思い出すけれど、普段はなるだけ心穏やかに過ごしたいので、実害がないことにはもう腹立ててもしようがない。と思えるようになった。

楽しかったこと、嬉しかったことは時々思い出してしっかり心に刻んでおきたいものです。嫌なことはどんどん忘れて行きましょう。

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京都紅葉急ぎ旅

2019-11-25 | 旅行

日帰りで京都まで行き、なるだけたくさんの紅葉を見る。忙しい旅行です。メンバーは夫、私。

二人とも、いい歳して、いつまでこんなことやってるんだあ~

今回は9月と同じく、阪急交通の広島~神戸こだま往復5,500円の企画チケット、残りは自分で乗車券買います。

JR嵯峨嵐山から、バスなどには頼らずとりあえず奥嵯峨、鳥居本まで歩きます。約40分で到着。

鳥居本、鮎料理店。

このあと、つい清滝隧道(トンネル)歩いて清滝川まで、だいぶ時間使った。反省。

なるだけたくさんの紅葉見る。忙しいです。

愛宕おたぎ念仏寺。

奥嵯峨の一番奥。戦時中は無住だったそうですが、近年は観光寺院として参拝客が多いようです。

化野念仏寺。入り口から重伝建(重要伝統的建造物群?国が指定する)の通りを見下ろしたところ。

この付近から人多し。

清凉寺

隣接する宝筐院。白河天皇開創。楠木正行、足利義詮菩提所。古刹。境内コンパクト。

紅葉多し。

書院から。

紅葉見頃。

通路を反対側から。

続いて常寂光寺。

16世紀の開基。小倉山山麓にあり、展望所から京都市内の眺めよし。

野々宮神社へ向かう竹林。人多し。

渡月橋から天竜寺前辺りは、車の乗り入れができず、歩行者天国になっていました。路線バスも運休中。

歩くしかない嵯峨嵐山観光。いゃあ、大変です。


やれやれ、昼過ぎましたが食事せずに、続いて嵐電鹿王院から昨年も行った鹿王院目指します。

電車下りて、京都風に言うと下ル。数分で道案内が。

山門。1380年、足利義満が普明国師に建てさせた当時のもの。約640年前?

足利義満の書いた扁額。

山門を振り返る。

昔、玄関として使っていた部屋から庭を見る。

舎利殿。源実朝が宋から招来した仏牙舎利を納めた多宝塔あり。内部、立ち入り自由。開基当時の嵯峨の絵地図(元禄年間に模写)もあり。

右手、モッコクの木は樹齢400年だそうです。

その他、本堂には仏像のほかに足利義満の木像、運慶作の十大弟子像などあり。

と、大変見どころの多い、隠れた名刹。

開基以前の寺宝が多いのは、どこかの廃寺のものを受け継いだのかもしれませんね。私の想像ですが。

帰ります。団体客がいなくて静かなお寺でした。

続いて四条大宮まで行き、遅い昼食。京都駅行きのバスに乗って、七条烏丸で乗り換え、養源院を目指しますが、烏丸通は渋滞。七条通りも車多く、着いた時には四時までの拝観時刻は過ぎ、門は閉まっていました。残念。

トンネルが余計だった、とトボトボと引き返します。

今熊野観音寺へ行くつもりが、バスが全然来ないので諦めて豊国神社へでも。

京都国立博物館の前を通って・・・

着きました。明治になってから再整備されたようです。

隣りが方広寺。

大きな鐘です。豊臣秀頼が寄進。

国家安康、君臣豊楽。

耳塚。そろそろ夕暮れ。

豊国神社前の御前通は初めとても広く、すぐに狭くなる。

渉成園、東西の本願寺で通りは寸断されている。

豊臣氏の痕跡を徹底的に消そうとした徳川幕府の執念が感じられます。

御前橋から鴨川を見る。

歩いて京都駅まで歩いて行くつもりでしたがさすがに疲れ、高瀬川沿いに七条通りへ出てバスに乗る。激混み。ドアが閉まらず、片手は手すりに、片手は夫の服につかまり、体は斜めのまま。

いゃあ、大変でした。

すみません~前の方、もう一歩ずつ進んでください。と、今度は大きな声でお願いしましょう。


続いて神戸へ。

元町から南京街へ。

広場。

中華の食材買い、夕食も食べて帰ります。

三宮寄りの門。

あとはガード下を歩いて。三宮から新神戸へ。

帰宅は24時前。歩いたのは約3万歩、大変良く歩きました。

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