駆け引き
https://blog.goo.ne.jp/kawashima134/e/4ef69b325c5e579e5eb867616d9e0634
前にも書いたことあるけれど…前のブログだったかな…友達が私の付き合っている人と二人きりで会いたがっていると知ったとき、どうするかという選択。
三人で会う約束していたのに、風邪ひいて行けないと友達から電話がある。
「じゃQ君に知らせておく」
「いい。私から言うから」
彼女を加えて三人で会う前に、二人で会う約束だったので、予定通り私は出かける。
Q君は電話受けてない。
「なんか、風邪ひいて来られないみたい」
「ああ、そうか」
口には出さないけど、Q君も多分気がついていたと思う。
こんなときどうすればいい?
まあ3択でしょうか。
➀ 彼氏を彼女の待つ店へ行かせて、私は帰る。彼女の望んでいたのはこれ。
② 風邪ひいて来られないんだから、店へは二人とも行かない。
③ 二人で彼女に会いに行く。それはちょっとかわいそう。
あなたならどうしますか。
もう飽きてたら➀のようにして、彼女に譲ってもいいかな。なかなかそこまでは思いきれないけど。
③はご本人のプライドもあるので、しない方がよさそう。私はそんなに意地悪ではありません。
普通は②ですよね。
どこへ行って何を話したかはもう忘れた。年末だったことは憶えている。娘時代、家の手伝いをするでもなく師走の街を男の子と歩いていた。
子供や孫を迎える準備もなく、料理作る心配もなく、年末年始、いつまでたっても慣れない経理の事務に追われることもなく、ばあちゃんにも娘時代があったこと、思い出した。
ほとんど唯一のスリリングな出来事。
時々思い出して、しみじみと噛みしめるのは、私にあまりにこんな体験が少ないから。少ないからよく覚えている。
持て自慢みたいに聞こえたらごめんなさい。それは私の不徳の致すところ。若い時は誰でも心のテンションが高いので、容易に人を好きになり、嫌われて落ち込み、人の恋愛がうらやましく、男の子と一緒のところを友達に見られるとちょっと嬉しかったり。まあ、子供でしたね。
高校卒業して二年間くらいは帰省して街の中心部歩いていると、2、3人は同窓生に会ったもの。そのうちだれにも会わなくなったのは、みんな帰省しなくなったからでしょうか。
携帯やメールのない時代は、親にも筒抜け。わが親は娘の付き合いには口出ししなかったけど、跡取り娘の友達はいろいろと大変なようだった。
男の兄弟がいるいないで女の運命も変わる。それは今も同じかもしれない。
遠い遠い日を思い出しながら、そんなこと考えてみる。