高松市、栗林公園で。昨年1月。
たまたま、徒歩数分の近所のマンション(中古)が売りに出ているのを知った。
東南角部屋、前は道路にホームセンターで眺望良し。
見るだけならと、昨日案内してもらった。
3LDKで二方向から採光、とても明るい。個人が売り主なので消費税はかからないし、目がハートになって不動産屋さんに聞くと、今、商談中とのこと。
「百万円くらい負けてっていう話ですか?」と振ると相手無言。そうなんだあ。
「希望価格通りに買うなら順位が繰り上がります」とうまく話を持ってくる。
不動産では苦い経験がある。
長男が家を建てていたころ、たまたま南隣の古家が売りに出た。買いなさいと勧めても長男夫婦はぴんとこならしく、それなら私が買うといえばよかったけど、考えているうちに売れてしまった。
残念。不動産って、本当に必要と思えば勢いで買わないと買いそこなう。
そう思って勢いで買って、あとで後悔しても遅いし、なんか結婚と似たところがありそうで。
夫に言うと当然反対。なんでそんなもの買うのかと。
「だからあんたのいない空間が欲しい」
「今の家の好きなところにいたらいい」
「気配があるのが嫌なの」
とまあかわいくないことを。
春になればまた我が家もカープ一色。カープ、嫌いではありませんが、うるさい。
夜はゆっくりくつろいで好きなテレビ見たいけど、半年間は忍の一字。夜中過ぎまでスポーツニュース追いかける。
昔、別荘が欲しいなと思ったことがある。でも、夫の上司だった方が東京に行かれて、那須に招待されたことがあるけど、メンテナンスが大変そうだった。自分で掃除から炊事までするなら家にいる方がまだましと、夢はついえたのです。
町中の近所の別荘ってどうよと思ったけど、それさえも管理が面倒。
人に貸すのもめんどくさいし、次男に言うと、今の賃貸のところが便利なのでいらないというし。残念。
でも自分だけの空間、欲しいなあ。
夫名義の家にいて、いつも軽くへりくだっている感じがする。夫親族に心持ち、軽く扱われている気がする。
と言うと、「あんたあ、このわしにへりくだったという歴史があるんかあ(思いっきり広島弁で)」と言われそう。