夜「光る君へ」を見た後、21時頃から、気乗りしなかったけど、15分だけのつもりで始める。
どんな嫌なことでも15分なら我慢できそうなので。
でも始めたら、早く仕上げたいのが人の常。気が付いたら2時間も織り機の前に座っていた。
通した糸の本数は16×5×4+8=328本
あまり根を詰めると疲れるので本日はこれまで。時に23時過ぎ。
明日も引き続きしたいけど、午前、午後に用事あり。
毎日少しずつでも。やがて先が見えてくることでしょう。
内裏の局、女房達の寝室の俯瞰の映像が面白かった。几帳で仕切っただけの合宿生活。髪の毛は枕元の箱に入れて休むんですね。知らんかった。
寝相それぞれの中に、黒い影とともに部屋を出ていく女房一名、誰とどこへ行くのでしょう。
源氏物語は初め私家版として、簡易な装丁で流布して次第に評判になり、それ以後藤壺に出仕したのが定説のようですが、ドラマはドラマとして見ていきましょう。
雀を逃がした幼いころの紫の上を、光源氏が見つける場面はドラマに、二人の主役の出会いの場面として描かれ、それはドラマの中の物語に生かされる展開と予想します。
今に残された物語をドラマがオマージュし、それがドラマの中では物語に生かされる(と私は予想)。順次入子構造になり、確かにあったことのように錯覚しそうになる。しばし、虚構がどこまで行ってしまうのか、見ていたい。
十二単来て、机の前に座って、墨擦って、小説は無理なので習字してみたいけど、着物が邪魔だし、正座は長時間無理だし、照明も暗そうだし、今の私には無理。
無理なのでせめていい物語が書けるよう応援したい。いえいえ、書きあがったのは知っている。出来るまでにどんな葛藤があったのか、それを見たいと思います。
頭の中で想像していた宮中の様子が次々映像になるので見飽きません。
今夜は吹き抜け屋台の手法で、面白かった。