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水彩教室でした

2021-11-18 | 水彩画

先生のお宅で頂いたお菓子、家でゆっくりいただきます。

こんな感じで。

水の力で描く。描きすぎない。いつも指導されます。

先生は小さなキャンバスに同じような絵を200枚くらい描いている最中。

一つずつ額を付けて、ゆかりの人に配るそうです。

嬉しいけれど、何かの準備みたいでちょっと不吉。

アトリエは今日も適度に散らかり、話をしていると親戚の家みたいで落ち着く。

どうかこの空間がなるだけ長く続きますようにと心ひそかに念じた。

何事にも始まりと終わりがある。始まりは胸がわくわく、終わる時はいつも胸が痛い。

それは千年前の源氏物語の中でも同じこと。

昨日の絵葉書、今日は一眼レフで写しました。

関屋 空蝉一行と光源氏が偶然行き合わす。

逢坂関は京都の東の入り口。今も遺跡がたくさん。いつか訪ねたいものです。

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超高速・秋の裂き織り

2021-11-18 | 機織り

昨日は一日で裂き織り仕上げる。作業時間は合計で4時間くらい。

材料は経糸は綿糸、20番手3本撚りとか、スラブ糸とか手持ち各種。

緯糸がわりに、嫁入り布団の裏面の薄手木綿、泥大島、紬などを裂きます。

昔、京都の骨董市で買った紬の着物。一度も着てなかったので裂く前に着る。

掛け襟だけでは足りず、片袖も少し使う。

昼前、織り始める。展示の後はテーブルランナーの予定。

縁の始末の目印に違う糸を入れる。

前日の旅行でよく歩いて疲れ、午後から爆睡、夕方織り始める。

おっと、ここでご飯の支度。主婦の悲しき宿命。

昨日は何だったかな。。。

小松菜、白菜、揚げの煮びたし。

キノコ入りシチュー。

豚肉の炒め揚げなどなど。

前日の夕食を思い出すのが脳トレに言いそうです。これからも思いついたらやってみましょう。

一人だと時間が自由に使えていいようなものだけど、私のような性格だと好きなことだけして自堕落に流れがち。めんどくさいと思わずいいように考えましょう。

23時過ぎ、完成。

縁が波打っているのは裂いた布をしっかり引いていないから。

いつまでたっても下手な私です。

2mかけて1.4m織れました。

たいていの本には、前後に1メートルの余裕を取るとありますが、もったいないので私は70㎝くらいで考えます。

今回は結ぶ部分もなるだけ短く、糸が開きにくくなっても板杼で目を拾いながら通したので60㎝の廃棄で済みました。

掛けた後でテーブルランナーにすることを思いついたので、窮余の策。

次は何にするか、決めてから織ろうよ、私。計画性が全然ない。我が人生もかくの如し。


せっかく名古屋へ行ったのに、友達には連絡しなかった。

前日まで迷っていて、朝起きたら行く気になっていたのです。これまた計画性の著しい欠如。

残念!残念な私の性格。今度またゆっくり。

いつもお土産はほとんど買わないけど、軽くてかさばらない絵葉書を徳川美術館で。

それぞれ8枚づつで、税込み300円のセールしていた。

絵葉書って、最近は売れないのかもしれません。

関屋。

光源氏が昔、思いを寄せた空蝉と、関所で(逢坂関)とすれ違う場面。

これは12月1日からの展示。

室内の描写がほとんどの絵巻物の中で、屋外の絵は珍しいそうです。

この部分は傷みが激しくて、絵の具も殆ど落ちていたそうですが、わずかに残った部分を解析して、元の絵の具を特定したとか。

修復した絵はきっと、くっきりと鮮やかなことでしょう。

山と雲の配置。向かい合う一行。緑と青の中に、差し色の黄色や赤が効いています。

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日帰りで名古屋と京都へ

2021-11-16 | 旅行

新幹線で名古屋へ

伊吹山を通過。

駅からタクシーで徳川美術館へ。

幟旗

来月12日まで。途中、展示替えあり。

2012年からの修復が完成した記念に原本を展示。

ロビー。

この絵巻物の一部が奇跡的に尾張徳川家に伝わったことや、昭和10年代に修復して切り離したのをまた元に戻した経緯など、詳しく展示してありました。

中学生の時に惹かれてからはや半世紀以上、今回を逃したらもう見ることもないはずと気合入れていきましたが、人は少な目でゆっくり鑑賞できました。

本物の持つオーラと気品。人々が伝えてきた至宝がまた次の時代へと伝わって行く。

人生は有限、芸術は永遠、というようなことを考えた。

隣の徳川園へ。大名庭園。色づき始め。


バスで名古屋駅まで戻り今度は京都へ。

バスで岡崎公園口まで。あとは徒歩。門の手前左側が京都国立近代美術館。

オーストリア生まれ。ウィーンでデザイナーとして活動したのち、日本人と結婚して京都に住み、建築事務所を立ち上げ、店舗設計、のちにはデザインも手掛ける。

のちに大学でもデザインを教える。

デザインはあか抜けているけれど温かみがあり、色もきれいです。包装紙、服地などの展示もありました。


収蔵品の展示も見ごたえがありました。

四階のロビーからは東山のふもとがよく見えます。

遠くに都ホテル。2002年、実母の希望でランチ食べに行く。お客さんは私たち二人だけ。それからは行く機会もなく。

向こうは比叡山。

金戒光明寺は幕末、京都守護職の本陣が置かれ、会津藩の松平容保がその任に当たった。

大きな寺院です。


バス停、清水道で下りて清水寺へ行きます。

ライトアップいろいろ。

清水道。

産寧坂

産寧坂

到着。

紅葉。

あちらが舞台。

下ります。

音羽の滝は順番待ち。

帰ります。

着物レンタルの店がたくさん。

小紋のほかに振袖も。

京都駅、大階段。

帰ります。

目まぐるしい一日でしたが、穏やかないいお天気で効率よく回れました。

観光客は多かったのですが、外国人は皆無。また賑やかさが戻ってほしいもの。

ようやくコロナが下火になって、今の間にいろいろな場所へ行きたいのです。

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夕暮れ迫る清水寺

2021-11-16 | 京都たびたび

坂道上がって来ました。
修学旅行から58年経ちました。
見たところ私が最高齢者、転ばないように気をつけて歩きます。


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名古屋で源氏物語絵巻を見る

2021-11-16 | 日記


修復なったオリジナル、国宝。感動しました。
今から京都へ移動します。
秋晴れのいいお天気です。
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燃える秋・広島市植物公園

2021-11-15 | お出かけ

秋の桜

交配?

イカリソウ

サンヨウカンアオイ

ナツヅタ

広場

奥は里山風の日本庭園。


見上げれば秋

陽光

 

 

木陰

見頃は今週末くらいでしょうか。

あまり作り込まず、自然の風情を生かした隠れた見どころかと思います。

季節を変えてまた行きたいものです。

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植物公園で木に癒される

2021-11-14 | お出かけ

広島市植物公園は、我が家から電車バスで80分くらい。

本日は、まだ膝が本調子でないので車運転して行きます。

9時過ぎに出発、都市高速にR2のバイパス経由で9時半には着きました。

入口。正面は大温室。

木、いろいろ。

初見。前に見たかもしれないけど忘れている。

花も見たいものです。

ケヤキたくさん。

本日の目的はモミジの遊歩道。

色づき初め。日の当たるところは鮮やか。

大きなカメラ持つと、女ひとり、連れがなくても言い訳になる?

シロモジ

モミジの遊歩道の先は展望台。

上がって来て途中で振り返る。ここまでは誰も来ません。

気軽な山歩き。

上り詰めたら別の下り道。

指導票いろいろ。

元からある木に加えて、県北に自生する木を植えたようです。

朴(ホオ)。

錦秋。

カジカエデ。

モミジの遊歩道へ戻る。

振り返れば秋。

燃え立つ。

コシアブラ。新芽はおいしい。

以前、我が家の墓地横に自生していたので長男に名前を教えたら、「ん?腰脂?」と反応しつつ、私の腰周りを見る。

咲き残り。

ガボゼ=西洋東屋

木陰のベンチ。

森のカフェ。

森のカフェ。

帰ります。帰るころには駐車場も車が増えていました。


木に癒され、人にも癒されました。

坂道で車椅子を押す家族連れ。乗るおばあちゃんが「やねこいのにすまんね」(やりにくいのにすみません)と、気を遣っている。

落ち葉で遊ぶ子供と若い夫婦。

食堂で黙ってランチする老夫婦。旦那さんはカレー、奥さんは何だったかな。長年一緒にいて、もう何も話さなくてもいい。年取って見えたけど、案外私より若かったりして。

いいお天気で、紅葉の見ごろは次の日曜くらいでしょうか。

本日のよい子のお小遣い帳

高速通行料200円くらい? P代450円 入場料シニア割引で170円 コーヒー310円

ショップで葉ボタン140円。

 


昼過ぎ帰宅。昼ご飯の後はチャリンコで一番近い紀伊国屋へ雑誌買いに行く。

たまには活字がぎっしりのを読みたいもの。

週刊誌の値段の倍で、活字の量はうんと多い。お買い得。


恐る恐る歩いたけど、膝の痛いのはほぼ治ったらしい。引き続き用心しながら外出も再開しましょう。

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植物公園、森のカフェ

2021-11-14 | お出かけ


窓の外はケヤキ。秋の日、今から車で帰ります。

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もはや冬の気配

2021-11-13 | 日記

モミジ、サザンカ、石仏。近所のお寺で。昨年12月


本日、午後からエアコン工事。既存のを入れ替えるだけなので、すぐ終わった。

この先何年使うか分からないけど、せいぜい活用して快適に過ごしたいもの。とは言え、夏は開け放して寝ること多し。不用心と人は言うけれど、自然の風に勝る涼しさなし。

きょうは赤い布を裂き織り用に裂くつもりで、手持ちの一度も着ていない紬を着て、それから半襟を外して水洗いして・・・写真撮るつもりだったのに、夫が私のカメラを、午後、仕事が終わってから持って行ってしまう。

ヤフオクがどうのこうの、画像の取り込みが何とかかんとか・・・って、同じカメラ、ヤフオクで探しているんでしょうか。

で、写真はありません。

そうではなくてヤフオクに出す美術書を撮影したけど、うまくいかなかったそうで。

いきなり持ち去るのはどうよ。

工事中、車が邪魔になるので近所の某所へ移動。きょうは外出はその往復だけ。

少しずつ寒くなって来ると、あの冬、この冬、楽しかった冬のいろいろを思い出す。

子供たちが毎年、家のクリスマス会を企画して、大河ドラマからパクった震源と検診ではなくて、信玄と謙信の寸劇したり、クラッカーをやらせてもらえない三男が大泣きしたり、ケーキを食べる順番で揉めて二通りのプログラムができたり・・・・

時は移り、これが孫になるとみんなでケーキを作るのも一騒動で、孫娘がここからはしばらく自由に話してくださいと、仕切る、仕切る・・・・

いえいえ、冬になるとなぜか古郷の街の長い長いアーケードの商店街を思い出す。人と待ち合わせて歩いたり、一人で買い物したり。

歩ても歩いてもきりがないくらい長くて、最後は私鉄の駅。始まりも私鉄の駅。小さなコーヒースタンドがあり、先に来た人が広い背中を見せてコーヒーを飲んでいた。遠い遠い昭和の光景。コーヒーは50円くらい。

いろんなことがいっぱいあって楽しかった。そして、楽しいことはいつもこれから先にある。体に気を付けながら好きなことをする。し残したことがないように一つずつ片付けていく。

そして物を捨てる。捨て続ける。


広域公園。昨年12月。今年は孫がいたのでこちらへは行ってない。残念。

寒くなる前にしたいこといろいろ、頑張ります。

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機拵え、終える

2021-11-12 | 機織り

筬を水平に置いて糸を通す。

筬框を織り機に取り付け、筬を溝に入れて止める。

手前と結び付けて出来上がり。次はいよいよ機織りです。

教室ではここで綾棒を外していましたが取り付けたままで織ることにしました。

その方が糸がもつれないように思います。


昼休み、近所のコジマに夫と二人で行き、私が寝ている部屋のエアコンを買い替えた。

前は30年くらい前に設置。夫が腰痛でベッドで寝られなくなり、今は一人で寝ています。エアコン、殆ど付けたことないけど、もう年取ったので、暑さ寒さに無理しない。一人で寝て、自分の適温にする。その予定。

最近、一段階年取ったなと思う。膝は軟骨(半月板)の損傷で、だましながら付き合うしかないようです。今はほとんど痛くないのですが、違和感はあり。無理するとまた痛くなりそうで、あまり歩いていない。

コタツに入ると背中が寒いので、昼間でもベッドの布団の中で本読んだりしている。

本当に、年寄りの生活様式そのもの。

で、それに焦ることもなく、ウトウトして覚めたとき、一瞬、今がいつで、どこに寝ているか分からず、それから現実に戻るまでの浮遊感がとても心地よい。

急ぎの用もなく、気を遣う人もいなくなって、たぶん幼い時のような感覚でのんびりしている。

年取るってこんな境地だったのね。分からなくなって現実に戻れなくなる・・・それもまたよし。人はそれを認知症と言うけれど。

エアコンは明日設置。何という速さ。生活全般がうまくまわって行く。日本という国のありがたさ。

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「夢見る帝国図書館」 中島京子

2021-11-11 | 読書


面白かった。今年に読んだ本の中では「暁の宇品」に次いで面白く読んだ。

何よりも展開がスリリングで、上野公園でふと知り合った喜和子さんという老女の一生をみんなで謎を解いていくのが一つの物語としてあり、もう一つは明治の初め、西洋にならって日本で初めての図書館、湯島の聖堂につくられた書籍(しょじゃく)館から現在の国会図書館までの歴史が語られる。

歴史は単なる通史ではなく、図書館に心があるならば時代の変遷、図書館の危機、出入りする人たちの姿など、面白い読み物になっている。

語り手はフリーライターでのちに作家になる私。子ども図書館ができてその取材に行き喜和子さんと知り合う。

喜和子さんは独り暮らしの老女、自由に生きてかつ物知り。図書館の小説を書きたいと言いながら、書きあぐね、私に描くようにと勧める。

喜和子さんの周りには、愛人だった元大学教授、女装趣味の芸大生、ハンサムなホームレス、古本屋の主人、と個性的で多士済々な人が集まっている。

しばらく会わずに古い長屋を訪ねると建物は消滅していて、つてを頼って老人ホームにいることが分かり訪ねて行く。

「としょかんのこじ」・・・喜和子さんは子供の頃に読んだ童話を探していて、そこに子供時代、家を出て東京に出てくるまでの前半生の秘密がある。後半では性格のきつい娘に自立心旺盛の孫娘が出て来て、喜和子さんの終戦(敗戦)を挟んだ、知られざる数年間が次第に明らかになる。

戦後すぐの上野で、二人の復員兵と暮らしていた喜和子さん、一人は女装して女役のセックスワーカー、そのあたりの猥雑さが、とてもよく書けているのはこの作家の大いなる技。直木賞の「小さなおうち」も戦中の東京の暮らしがリアルに再現されていた。

封建的な婚家を逃げ出して、図書館の中に夢と自由があるという子供のころの童話を求める後半生の生き方はすっきりとして共感できる。人生に何が大切かと言えば、見栄や体裁ではなく、人に心を開き、好きなことをして自分が幸せになり、周りも幸せにする、そのことを喜和子さんは身をもって体現していた・・・と、私なりに強引にまとめてみました。

帝国図書館に出入りする人もよく書けているけれど、中でも9日間で仕上げた戦後日本国憲法の草案、その中の女性の権利条項の部分を担当した22歳のアメリカ女性の話は、よかった。アメリカでも出来てなかった民主的な条文、日本女性は彼女に感謝しないといけないけど、ほとんど知られていないんてすよね。名前はべアテ・シロタ。

最後は幼い喜和子が、預けられた親戚に居づらくて上野の図書館前まで逃げて来て、復員兵に拾われる場面で終わる。

ストーリーが大変によくできていると思った。そして、中島さんの小説の中では立場、階層、年齢を超えて人が集まって反発したり、理解したりする場面が私は特に好きです。風通しがよくて、人間っていいものだなあと思わされる場面。


全然関係ないけど、20年以上前のスカーフ、夫に頼んでオークション出したらすぐ売れたそうでびっくり。

一時、流行りましたよね、このタイプ。

手放す前に一度使えばよかったかなと思ったけどそれも詮無いこと。せめて画像をば。

四隅に楽器があって、ギリシャ神話みたいな人物がいて、蔦、樫、オリーブなど。

うーーーむ、はっきりした柄がこの顔にはもう合わない。

20年くらい、押し入れの、壁と衣装ケースの間の隙間に、箱に入れて突っ込んでいた。

紺と緑の組み合わせは嫌いだったけど、オレンジはシックで好きだった。

フランス人って、本来は派手な色をシックにするのが得意。日本の伝統的な色名では何というのでしょうか。

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裂き織りの準備いろいろ

2021-11-10 | 機織り

緯糸代わりに布を裂いて準備します。

古い大島に古い布団地。

布団は嫁入り布団。まだ一枚残っていました。48年前の布はピリピリと気持ちよく裂けます。

ついでに同じ布団地を落ち着いた赤色に染めてみます。

用意するのは布、ミョウバン、それにアボカド一個。

布はぬるま湯に浸けておきます。

アボカドの皮はちぎって煮出します。(中身は食べておきます)

初め強火、続いて中火で15分くらい。

その液をボウルと鍋に20回くらい交互に移し替えて空気にさらすと、赤い色が出てきました。

20分つけて水洗い。

ミョウバン大2さじを熱湯500ccで溶かし、同量の水を入れて冷まし、15分媒染(色止め)します。

水洗いしてまた染め、同じように媒染します。

染まり具合はイマイチでした。布は薄いので絹かなと思いましたが、濡らすと木綿のようです。植物繊維は染まりにくいそうです。

残った液でシルクのスカーフを染めましたが、これもあまり染まりませんでした。

うーーーむ、草木染は難しいです。


液に浸している合間に本日は綜絖を仕上げました。

千巻を取り付けるのは7日の日曜日に済ませました。

朝6時、千巻箱が外れないのでねじの所を金づちでたたいていたら夫が「何をカンカン叩ている?」と起きてきました。

そんな時間にしなくてよさそうなものですが、やる気が起きたときがその時刻だったので。

いつやる気になるかは、その時になって見ないと分かりません。たまたま日曜日の朝だったので、起こしてしまいました。

本数が少ないので何とか一日で完了。

ちょっとお見苦しいですが。

X機は綾棒を置くところがないので横棒を付けてみました。

染めた布と染めたスカーフは夜になって干したので、出来上がりはまだわかりませんが、たぶんうまく染まってない印象。

さて、どうしましょうか。やっぱり赤い布を裂いた方がよさそうです。

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「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみ

2021-11-09 | 読書

2006年上半期芥川賞受賞作に、賞後の短編を併載。

説明はこっちかな。

八月の路上に捨てる - 伊藤たかみ - 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ (booklive.jp)

敦はシナリオライターになりたいと思いながら、今は飲料の自販機に飲み物を補充し代金を回収するバイトをしている。二人一組で車に乗るのはシングルマザーの水城さん。その二人のやり取りで物語は進行する。

敦は、大学で知り合った知恵子と結婚している。知恵子は編集者を目指していたが、挫折、今はマンションの販売の会社で働いている。

小説の場所は東京。二人はアパートで暮らし、たまに外で食事をし、そして若い人間の常としてお金がない。二人とも生き方に迷っているところがあり、些細なことがきっかけで喧嘩もする。敦は行きつけの居酒屋の女性客と、投げやりな浮気もする。

15年前の作品だけど、状況は今も変わらないと思う。と言うか、東京で若い人が暮らすのはもっと大変になっているはず。

どこにも持って行きようのない鬱屈がうまく書けていると思った。

修復するのが面倒で二人は離婚する。それは敦の30歳の誕生日のことだった。水城さんは再婚して、内勤に替り、千葉の営業所に移る。

結婚がいいとか悪いとかではなく、一人一人にそれぞれの物語がある。それをうまく掬い取っていて、面白く読んだ。

もう一つのは受賞第一作なので、力まずにまとめた佳編。感動はもちろん表題作にありました。

若いのは何かとしんどい、私も経験がある。暮らし方が定まるのまでは、何かと衝突した。それも最早遠い景色。今さらあれを繰り返したくはない。と言うことは、若い時代に戻りたくもないということ。

最近体が軽くなった気がする。体の密度が薄くなった感覚。もう嫁ではなくなって、気が軽くなった心の反映かなと思う。この気分を早くから味わってきた人もいるけれど、私は今になった。今になったからより深く味わえるということもあるわけで。

年取るって、悪くないなあと最近思っている。体に気を付けて、なるだけ長く、この境地を味わいたいもの。

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今年の反省を少しずつ、楽しいことは先にしかない

2021-11-09 | 断想

山の中の癒し宿、阿讃琴南、昨年。


今年もあと2月足らずになりました。反省には早いけど、し残したことを思い出して、今年の最後の仕上げ。

今年は長くお付き合いた人と私の方から卒業させてもらったり、また新たな出会いがあったり、人間関係も少しずつ変わっていきました。

60代からも臆せずにいろいろな場面に出て行って、もっと友達作ればよかったなと残念な気持ちですが、過ぎたことは仕方ありません。

体を動かすのは不器

 

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秋晴れの日

2021-11-08 | 日記

pick upして広域公園へ。

 

快晴

メインスタジアム。

子供がサッカーの試合していた。

上がる。

1994年、広島アジア大会のメインスタジアムだった。

 

薄の海がふたつに割れて、手を振り駆け寄る、あなたが揺れる・・・

ナンキンハゼ

キリ

 

向かいの山中に大学あり。

広島修道大学。昔は広島商科大学として南観音にあった。


何書いてるの?

おやまあ。

ニトリの家の置物、リアルすぎると喜びます。

夕食後、送って行きます。

穏やかで暖かい、いい一日でした。

 

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