My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

それから 夏目漱石を読む

2022-02-25 14:07:33 | 2022年本

今年は古い文学作品を読もうと決めているので

とりあえず夏目漱石をよんでいる。

三四郎の次に明治42年に朝日新聞に連載された それから

漱石の予告が・・いろいろな意味においてそれからである、三四郎は大学生の事を書いたが

この小説はそれから先の事を書いたからそれからである、三四郎はあの通り単純であるが

、この主人公はそれから後の男であるかあの点においても それからである。

この主人公は最後に、妙な運命に陥る、それからのことは書いていない・・・

主人公場買い代介、三十歳、親の金で暮らす自由な身である、親は戦争でもうけたブルジョアジー

それだけでも・・・主人公に共感はできないのだが・・・

大学時代の友人平岡と再開する、生活に困窮する平岡を助けようと奔走するうちに

平岡の妻、三千代にかって抱いていた恋心を思い出し、そして暴走してしまう・・

実家からの縁談も断り、実家から絶縁された代介はどうするか・・

これでものがたりは終わっている。

どうなるかは読者の想像ということである。

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