10年ほど前に結構シリーズもので読んだ北原亞以子の慶次郎縁側日記シリーズ
また少しずつ寝る前の時間に読むことにした。
短編で1話が40ページぐらいなので寝るときに読むのにちょうどいい。
主役は森口慶次郎 同心を隠居して今は酒問屋の寮の寮番で悠々自適の生活してる
が慶次郎のもとに事件が入って来る・・
矢面にはでないのだがさらっと解決していく粋な隠居である。
「あの吉次親分が、所帯をお持ちなすった」驚いたのは慶次郎だけではない。
小柄で貧祖、意地の悪さは江戸で第一、二の岡っ引き吉次に惚れるとは
どんな女だい?一方に出現したのは吉次の義弟、を名乗る不審な男。こいつはどうやら
裏がありそうだ・・・
慶次郎、辰吉、晃之助らおなじみの面々を巻き込んだ騒動の表題作 蜩
そのほか短編12編で、江戸情緒あふれる話