池井戸潤
民王
なかなかおもしろい、抱腹絶倒な政治小説
民政党総裁で総理大臣である父親と、道楽息子の大学生が
ひょんことで、入れ替わった
CIAの研究データーを盗まれて歯医者でデーターチップを
埋め込まれ、体と心が入れ替わった
ドラマでよくある入れ替わりものですが
スケールは大きく総理大臣とばか息子の入れ替わり
国会では答弁の用紙の漢字がよめず、マスコミでアホよばわりされる
総理大臣、いや息子
息子の就職活動では企業の採用担当者に説教する父親の総理大臣・・
官房長官は愛人がマスコミに告白し、バナナをいれたやなんやで
バナナ大臣と呼ばれる始末
絶対絶命・・・・
どうなるやら・・・
痛快な話ですが、政治の有り方をきっちり訴えてるのもあり
なかなかおもしろい本でした
一気に読みました。