文庫本、お気に入りの時代小説を残して全部処分したつもりだけど、段ボール箱引っ越しの時から開けずじまいのが3箱あった
中には昔よく読んだ角川文庫の片岡義男の赤い背表紙の文庫本がだっぷり・・
そのまま処分するかと思ったのですが、久々に読んで見るか・・片岡義男は大学生の時に読みはじめて20代前半までよく読んだ
なんといっても洗練された文書と車や物を通じてかもしだす風景を想像させてくれる本だった。
海、車、彼女 ・・・
ふつうに読むのもわざわざという感じだし、風呂に入りながら読むことに、のぼせるまでにして5日ほどで読んだ。
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ふたりに気がついて彼女が立ち上がった、黒いカンフーシューズに白いスリムなジーンズに、そして赤い模様のアロハシャツを彼女は着ていた。
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今日のよしおはテニスシューズに黒いジーンズ、そしてぶかぶかの赤いTシャツを着ていた。
なんとなく時代な感じがする。
でてくる車も
ビートルの最終モデル、ブラジル製のビートルの新車。カルマン・ギア。シロッコ・・
この車を見て片岡義男氏はこのものがたりを作ったそうだ・・
生き方を楽しむというタイトル・・
生き方を楽しんだことが今まであったろうかなと考えてみる・・いや・・なんか楽しむことはなかったかな
なんかしんどいばかりのことばかりしか頭にうかばないような感じだね。
会社の近くに銀座があるせいか、楽しそうに生き生きと歩いてる女性をよく見かける・・
なんかうらやましいような気分になる、なんて楽しそうに歩いているんだろうかな なんかほんとに楽しそうだ。
昨年末に会社の女性社員が病気でなくなった・・彼女は40代後半 控えめな感じの女性で千葉で仕事してた時も一緒だった
また東京で一緒になったが、最後の最後に廃業の特約店の事や保証金返却の件でいろいろ世話になったあとに体調不良で休みをとられた
あと亡くなられた・・
最後に仕事をお願いしただけにいろいろと感じるところがありあすね・・・
なんか銀座を楽しそうにあるいてる女性と比べてしまうとねなんか少し気持ちがダウンしそうですね。
まだ彼女の机はそのまま花が飾ってありだれともなくプレモルがおいてあったりしている。
話がいろいろ飛びました。
ここのところはなんか調子が悪く思わしくないのです。
本の間にしおりがありました、なんと万年筆・・今やほとんど見ない・・