My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた 斎藤幸平を読む

2025-01-26 11:45:14 | 2025年本


若きマルクス学者の斎藤幸平が、机の上から外にでて自ら現場を実践

してきた、ルポルタージュから現代の問題点を探る。

斎藤氏といえば新人世の資本論で2021年新書大賞を受賞。

うちに閉じこまらず、他者に出会うことが、想像力欠乏症を治すための方法

ということで、斎藤氏が様々な現場で体験をしていく・・

理不尽に立ち向かう人、困ってる人、明日の世界に奮闘する人・・・

統計やデーターからは見えない現場の声から未来を考える。

ウーバーイーツで配達してみた。 どうなのテレワーク。京大で立て看板を作ってみた。

5人で林業 ワーカーズコープに学ぶ  五輪の陰  電力を考える。

若者が起業 ジビエ業の現場  エコフアッションを考える・・捨てない道の可能性
 レッツ!脱プラ生活(不便と向き合う生活)

差別にあえぐ外国人労働者たち  釜ヶ崎で考える野宿者への差別

今も進行形 水俣病問題 水平社創立100年

石巻で考える持続可能な復興  福島いわきで自分を見つめる

成長と分配のスローガンはたしかに魅力的だし、技術番組は便利で快適な

生活を実現してくれるように見える、けれどウーバーイーツであれ神宮外苑

の開発の今のやり方の延長では、むしろ格差を広げ、自然を破壊し、浪費的な

生活を強化するだけの結果になってしまうのではなか・・・

これから長い目でみた資本主義はどうなるのだあろうか・・自分なりの考えで

いえば、グローバル資本主義は早々にいきずまるに違いない、世界的なバブルの崩壊とともに終焉するのではないか・・

経済は地方単位が主力になって再構築していくのではないか、電力はその地方での自然エネルギーでまかない、農業の再構築(十分な補助金をだす)
地産地消が基本になって経済が回っていくような感じがする。
コモンが重要性を得てくるように思う。

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