ピーマンも特別なことはしていません。ナスと同じようにパイプの横支柱を徐々に上げて枝の垂れ下がりを防いでいます。あとは、株全体の日当たりが悪くならないよう、中程の混んでいる枝(ふところ枝と言っています)を間引く程度。一部にウィルス病が出ています。
収穫最盛の状態がずっと続いています。ピーマンは天候不良にも強く、一番長持ちします。
収穫最盛の状態がずっと続いています。ピーマンは天候不良にも強く、一番長持ちします。
今年のトマトは今までで一番の出来です。
最初の花房こそ灰色カビ病で半分くらいしかものになりませんでしたが、その後は、非常によく採れています。例年の夏場は着果が悪かったり尻腐れが相当出たりするのですが、今年は非常に少ないです。もうすでに、少ないものでも一株から20個以上は採れています。30個くらい採れている株もあるかもしれません。
普通、トマトはわき芽をすべて掻いて1本仕立てにしますが、私は、20年ほど、連続摘芯栽培という方法で育てています。これまでで、今年ほどうまくできた年はありません。(2019年の連続摘心栽培はこちら)
私の連続摘芯栽培は、最初の1段目の花房までは普通にわき芽をすべて掻き、2段目の花房のすぐ下のわき芽は掻かずに伸ばし誘引します。以後、同じように花房のすぐ下のわき芽のみを掻かずに伸ばし誘引します。花房のついている枝は稔枝(枝を捻って下方に垂らす)を行い、花房を2~3花房着けて芯を止めます。稔枝する枝は4~5本です。今年はすべて5本で、4本目の枝は4花房着けたものもあります。(2019年の捻枝始めはこちら)
赤くなっているのは3本目の枝の3花房目(最初に収穫した花房から数えると8花房目)
この写真は一番手前の株を上の方から撮ったものです。左に垂れている赤い花房の枝が4本目、右側に垂れているのが最後の5本目の枝です。
これが4本目の枝側からみたもので、赤くなっている花房が4本目の最初の花房。これは欲を出して、4つ目の花房まで着けてしまいました。
これは5本目の枝側からみたものです。2花房を着けて摘芯しました。
さすがに悪天候で収穫は少なくなっていますが、結構いいものが採れています。
連続摘芯栽培については、来年、最初から記録しておきたいと思います。