干し柿は、干し始めから約5週間。いわゆるころ柿が仕上がりました。
1週間ほど前、直接空気にさらされないように干し柿を吊したまま寄せ、紙袋で覆いました。簡易な方法ですが、ある程度の空間を保ちつつ、あまり硬くならないようにして白粉を吹かせるためです。一定期間この状態を保ち様子をみます。
1週間ほど前、直接空気にさらされないように干し柿を吊したまま寄せ、紙袋で覆いました。簡易な方法ですが、ある程度の空間を保ちつつ、あまり硬くならないようにして白粉を吹かせるためです。一定期間この状態を保ち様子をみます。
贈答用に方々に配ったため、当初から見ると半減しています。
袋を剥いで様子を確認します。
あんぽ柿ところ柿の違いは、かなり不明確なものですが、仮にころ柿が、乾燥が進み、白粉が吹いて中身も固まった干し柿ということなら、ここまでくればころ柿と言って間違いないでしょう。
この1週間で乾燥はさらに進み、はっきりと白粉が回ってきました。白粉の回りは個々で多少バラツキはありますし、中には少し硬くなってしまったものがあります。
昨年からみると、1週間から10日くらい進んでいるのではないでしょうか。今年の気候が乾きやすかったことと、昨年のような大粒のものが少なかったことが影響しています。
白粉はまだ薄いですが全体に綺麗に回ってきました。
割いてみると、あんぽ柿の時からみると、色がオレンジ色から褐色に、ゼリー状だったものが、ヨウカン状になっています。味も一段と甘く濃厚な旨味が出てきました。
取りあえず、再び袋を掛け直し、間もなく室内に取り込んで貯蔵します。まだまだ先は長く、我が家では春先まで楽しみます。