冬になると、色んな野菜が寒さから身を守るため体に糖分を蓄えます。小カブもその一つ。冷え込みが厳しくなり、甘味、旨味が増し、一層おいしくなります。
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品種は、昔ながらの「耐病ひかり」。実に長く、ほとんどこの品種ばかり作っています。他の品種も作ってみようかと思うのですが、播く段になると結局この品種になってしまいます。この品種で外れの経験がほとんど無いからだと思います。
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9月18日に播き、11月半ばくらいから間引きを兼ね収穫を始めているので、すでに1ヵ月以上収穫しています。台風19号ではかなり傷められましたが、ほぼ完全に復活したといっていいでしょう。葉や茎も元気です。
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バラ播きしているので、間引きをしても密植になりがちですが、長い期間穫るには少し密植くらいがいいのではないかと思っています。カブの大きさをを見ながら収穫をするので多少生育にバラツキがあった方が、適当な大きさの小カブを長く穫れて好都合です。
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畝の中央付近は、葉をかき分けないと蕪が見えません。
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今の時点になると、どの小カブも揃ってきます。
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この「耐病ひかり」蕪はある程度大きくなっても美味しく食べられますが、日数が経ってくると、さすがに繊維分が感じられるようになります。今が、小カブの心地よい舌触りと旨みが最も味わえます。
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水墨画のモチーフ用に1本だけで撮ってみました。
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小カブは、何といっても一夜漬けが一番で、毎食と言っていいほど食べています。酒の肴にも欠かせません。小カブは根の部分だけでなく茎や葉を少し入れた方が味わい深く、好きです。
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身内に、カブを入れた味噌汁が好物という人間がいるのですが、私は歯ごたえがなくまずいと思っていました。過日、実際に食べてみると結構いけるので、これもありのようです。