難を転ずるという縁起物「南天」。

今、世界中の人が難を転じてほしいと願っているに違いありません。
我が家では令和になって最初の年に台風被害で有り難くないスタートとなり、難を転じてほしいと願いました。
我が家では令和になって最初の年に台風被害で有り難くないスタートとなり、難を転じてほしいと願いました。
令和2年に自然災害ではない災難が多くの人に降りかかるとは思いも寄りませんでした。
南天に願掛けです。
南天に願掛けです。

我が家には南天が豊富にあります。正月には必ず南天を生けます。
庭にある南天は先人が植えたことは確かです。私が植えた南天は一つもありません。
植えたものと思われない場所にも沢山生えています。種がこぼれたり鳥が運んだりして自然に増殖したものが相当数あると思います。
南天の色は3種。
赤の南天。
庭にある南天は先人が植えたことは確かです。私が植えた南天は一つもありません。
植えたものと思われない場所にも沢山生えています。種がこぼれたり鳥が運んだりして自然に増殖したものが相当数あると思います。
南天の色は3種。
赤の南天。

これが圧倒的に多い。

やはり強く、増殖しやすいと言うことでしょう。

赤南天は実も多く見栄えがします。縁起物としてもメインはやはり赤南天。

左後ろには白南天。

石垣にもかなり生えています。

これは自然に増殖したとしか考えられません。


白の南天。
これは少ない。赤の南天の1割もありません。

実の数が少なく、南天としては弱く増殖しにくいのでしょう。
白南天は純白ではなく、薄いアイボリー色。
白南天は赤南天と組み合わせられて生きます。単独では引き立ちません。
白南天は赤南天と組み合わせられて生きます。単独では引き立ちません。

薄いピンク~オレンジ色の南天。

遠くから見ると白南天に見えますが、そうではありません

母は「ハラコナンテン」と言っていたような気がしますが、何のことか分りません。多分方言で言っているのですが、正確にはどうなのか。
白南天よりも多くあり、勢いがいい。実の数も白南天よりはっきり多い。
生けるとき、白南天の実の数が少なくて使いにくいときはこの南天を赤南天と組み合わせて使います。
白南天よりも多くあり、勢いがいい。実の数も白南天よりはっきり多い。
生けるとき、白南天の実の数が少なくて使いにくいときはこの南天を赤南天と組み合わせて使います。
今年の正月に生けたときも赤南天とこれを組み合わせました。
これは雪が積もった時、撮ったもの。

「南天に雪」は絵になりますが、なかなかタイミングよく撮れていません。



南天に難転の効はあるや。