里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春播き長ネギの植付け

2022年06月07日 | 畑:葉菜類

春播き長ネギの植付けをしました。一昨日です。
品種はホワイトスター。
種まきは3月27日と昨年より1週間ほど遅れました。
当地の春播きネギの種まきは4月が標準。早播きなのでビニールトンネルに播きました。
今は早まきする場合は大概ハウスに播くのが普通です。
今年は発芽も生育も少々不揃いになってしまいました。


雨が少なく、灌水を怠ったことで乾いたのが原因だと思います。
ただ余裕をもって播いているので、不足することはありません。
すでに畑には苦土石灰や元肥を入れて耕耘してあります。


雨後の湿気が強く、少々無理な作業になりますが、また雨が降ると言うことで強行しました。
畝間はスペースの関係で今年は90㎝。
植付け溝になるところに目印線を付けます。


管理機の畝立てロータで土をはねあげ、植付け溝を作ります。


明らかに水分が多いのですが、今さら止めるわけにもいきません。


鍬で軽くならし植付け溝を整えます。


一昨年から植付け溝は深さを20㎝くらいに抑え浅めに作っています。
以前は白根(軟白部分)40㎝以上の長ネギを穫ることを目標に30センチくらいの深い溝を立てていました。
しかし、大雨で根腐れをおこすことが続き、変えました。
この畑は粘土質が強いため深い溝を立てると水が抜けにくいのです。
長い白根を作るのは難しくなりますが、リスク回避を優先することにしました。
苗を選別し、小さいものは除外。


畝ごとにできるだけ大きさを揃えるようにしました。
植付け間隔は数センチ。


植付け後に、粒状の殺虫剤と化成肥料を少々バラまき。


鍬で少し土を掛けながら均し。


たっぷりと敷きわらをします。乾燥防止と土の締まりを抑えるためです。


これは昨年秋から切りわらを堆積しておいたもの。すでにかなり腐っています。
わらが落ち着くよう土を少し戻します。
粘土質土壌なので、これで根張りが良くなることを期待しています。


これで植え付け完了です。


スペースの関係で3畝になりました。
苗は大分余っているので、もう少し先に他のところに畝の追加を考えます。

水分過剰のところ無理を承知で植付けたので、良かったのかどうか。
さらに、昨夜から大雨になっているので心配です。