里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'23~3月の干し柿

2024年03月10日 | 干し柿づくり

干し柿は、干し始めから4ヵ月近くが経ちます。
ころ柿が出来上がってからでも2ヵ月以上過ぎましたが、まだ残っています。
昨年の今頃はすでに終わっていました。蜂屋柿が大不作だったからです。
今頃まで残っているのは例年のごとくでごく普通。昨年の方があまりないことでした。
一昨年のように4月になって食していることも珍しくありません。
1月半ば過ぎには縄から外しポリ袋に集約。数が少なくなってからは冷蔵庫で保管していました。
空気に晒したまま放置すると硬くなるので、簡便な方法で保存しています。
これが最後のポリ袋入りです。殆ど小玉の干し柿です。


白粉がすっかり回り地肌が殆ど見えないほどになっています。
タッパーに入れて保管していた干し柿はすでになくなりました。
これ以外に残っている干し柿は冷凍している干し柿です。
より長期に同じ状態を保とうとするなら冷凍するのが一番確実な方法です。ラップに包み冷凍すればなお確実。
一部を取り出してみます。
これは年内の「あんぽ柿」の状態で冷凍している干し柿。


一つ出してみます。


全く変わらない状態になっています。
冷凍と言っても、干し柿は水分が少ないため家庭用の冷蔵庫ではカチンカチンにはならず弾力があります。
こちらは年明け後白粉が回り始めた「ころ柿」の状態で冷凍している干し柿。


白粉の回りも硬さもそのままの状態で留まっています。


このように冷凍にすれば何時でも好みの干し柿を取り出し食することが出来ます。
これは、いつも茶菓子として出ている干し柿。


白粉は全面に真っ白に回っています。
1個取ってみます。


小玉のため大分硬くなりました。大玉のころ柿とは大分違います。
割いてみます。


ねっとりとしたヨウカン状。ボリューム感には欠けますが、小生にはこのくらいが丁度。
比較のため、これが年内「あんぽ柿」を割いてみたときのもの。

これは年明け「ころ柿」を割いてみたときのもの。


違いがよく分ります。
残り少なくなってきた干し柿をもう少しの間楽しみます。
昔は硬くなった干し柿をよく天ぷらにしたものでした。小生はあまり好みませんでしたが、懐かしく思い出されます。




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