里山悠々録

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干し柿づくり'21~白粉吹き始め

2021年12月29日 | 干し柿づくり

干し柿に白粉が吹き始めました。
干し柿は、干し始めから約6週間経ちました。
今年は、乾燥の進みが遅れたもののあんぽ柿は10日ほど前に完成。
贈答も終わりました。
例年、白粉を吹かせてから贈答にする助っ人も、今年は終わらせたようです。
横吊りにしていた干し柿は、今は縦吊りに変え、寄せています。
それに紙袋で覆いをしました。


いつまでも空気にさらし続けると硬くなってしまいます。
簡易な方法ですが、それなりに効果があるようで、次第に白粉が吹いてきます。
まだ一部乾きの遅れているものがあり、その分だけ覆いをしていません。
こちらが特大玉を横吊りにしていたもので、それを縦吊りに変えました。


開けてみます。


今年は横吊りにした特大玉を贈答にしたので、今はぐんと少なくなりました。


現在はほどよい状態のように見えます。


白粉が吹き始めたのが分ります。
昨年からみると1週間くらい遅れた姿です。


こちらが初めから縦吊りにしている中玉、小玉のもの。


乾きは、大玉のものより進んでいます。


白粉はようやく吹き始めと言ったところ。


小玉の柿は硬くなりやすいので、そろそろ室内に取り込む必要があります。


今はあんぽ柿からころ柿への移行時期です。
あんぽ柿が白粉が吹かない干し柿とするなら、この時点でころ柿と言えるのかもしれません。
大玉を1個取ってみました。


白粉がうっすらと回って、いい感じに見えます。
割いてみます。


あんぽ柿の明るいゼリー状からやや黒ずみどろりとした感じになっています。
甘味だけでなく独特の旨味も増しています。これはころ柿と言っていいでしょう。
あと数日タイミングを見ながら、室内に取り込みます。
あんぽ柿から硬めのころ柿まで個人によって好みは違います。
軟らかいあんぽ柿が好みの人は、すでに1週間ほど前にタッパーに入れ冷蔵したり、冷凍したりしています。



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