里山悠々録

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シュンギクは側枝(わき芽)の摘み取りが盛り

2023年11月29日 | 畑:葉菜類

シュンギクは側枝(わき芽)の摘み取りが盛りとなりました。
品種は「中葉春菊」。
種播きは9月21日。10月20日過ぎから抜き取り収穫を開始。
気温が高く経過したため11月早々から摘み取り栽培に移行しました。
主枝(親茎)の摘み取りは全て終了し、1週間ほど前から側枝(わき芽)の摘み取りを始めました。


側枝(わき芽)の収穫が始まれば1株から複数の収穫となるので正に最盛期です。
旺盛に茂っているので一見分らないかもしれませんが、すでに側枝を摘んだ株が混在しています。


側枝の収穫は伸びたところから順次行います。
主枝(親茎)は数芽残しで摘むのが普通ですが、株間がやや狭いので極力2、3芽で切るようにしています。
しかし、結果的には数芽残しになっている株が結構あるようです。
主枝(親茎)を摘み取ると、側枝(わき芽)が伸びてきます。
側枝は初め横に伸びるので茎葉が重なりますが、次第に立ってきます。


側枝は長さが20~25㎝くらいになった頃が摘み頃。
中央の株を見ると中心に主枝の穫り跡。4芽残しになったようで手前に伸びた側枝はすでに摘まれています。


左右に伸びた側枝2本を切ってみます。
これが摘み取り後。2芽残しで切りました。切り口にわき芽(孫茎)が出ているのが分かります。


別の株で。
中心に主枝の穫り跡。これは3芽残しになったようで右に伸びた側枝はすでに切られています。


左に伸びた側枝を2芽残しで切ってみます。



摘んだ後。すでにわき芽がはっきりと見えます。これが伸びて孫茎になります。


分かりにくいかもしれないので何株か纏めて側枝(子茎)摘んでみました。


株間が大分見えるようになり、収穫の跡が分ります。
シュンギクは茎のしっかりしたものが品質が良いとされます。
わき芽をたくさん残すと茎が軟弱徒長し細くなり品質が低下します。
このくらいの側枝なら申し分ありません。


シュンギクは凍害に弱く、当地の露地では12月半ばを過ぎると難しくなります。
昔はハウスで冬期間ずっと収穫していました。
不織布をトンネル掛けし、多少長持ちさせようと思っているところです。




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