里山悠々録

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超大株の縮み雪菜を穫る チンゲンサイも

2025年02月14日 | 畑:葉菜類

縮み雪菜が超の付く大株になりました。
バラ播きしたものを間引きし、11月10日頃から抜き取り収穫を開始。
1ヶ月前くらいには大部分は目標の最終株間30㎝に達しました。
その後も穫り続けていますが、雪も被り1ヶ月前の姿とは大分変化しています。
但し、一方方向から穫るのではなく全体的に間引き的な収穫を続けています。
そのため穫ればすぐ葉が広がり隙間は依然としてできず畝を覆い尽くします。


厳寒期でも防寒は全くしないので外気には晒され続けています。
縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われており、低温期に葉が広がる点では似ています。
しかし、ターサイほどには地べたに這いつくばりません。


小生はターサイが好みで長く作ってきましたが、昨年から縮み雪菜だけになりました。
当地ではターサイは今頃になると外葉は少し枯れ全体的に小さくなり始めます。
縮み雪菜は耐低温性でも優るようです。
それでも全く低温障害が出ないわけではありません。
この白くなった葉は低温に晒され霜焼け状になったものです。


さらに暫くするとこのように変色してきます。


ターサイとの大きな違いは低温に晒されると縮みが一層多くなるのと光沢が落ちないことです。
そのため見栄えでもはっきり優勢と言えるでしょう。


当地方でターサイが定着せず縮み雪菜が年間通して店に出回るようになったのも当然かもしれません。
但し、店には大株の縮み雪菜は出回りません。ホウレンソウや小松菜などと同じ程度のものだけです。
しかし、ターサイ同様厳寒期の大株こそ本物の美味い縮み雪菜かもしれません。
そのためには自ら作る以外になさそうです。


穫ってみました。かごに入りきれないほどの大株です。


新聞紙と比べてもその大きさが分かるでしょう。


大株のターサイが広がったのを知る方は似たところや違いが分かるかもしれません。
こちらのチンゲンサイもまだ穫れています。


縮み雪菜と同様に穫ってきましたが、大株でも縮み雪菜のようには広がらないので空間は多くなりました。


もともと葉が明緑色ですが、低温に晒され大分黄ばんできました。葉柄も凍害気味のものがあります。


外葉は少し傷んできたので2、3枚外して利用します。


それでもずっしりと重くボリューム満点で旨味があります。


こちらもこのような大株が出回ることはありません。



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2 コメント

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Unknown (ume724)
2025-02-14 08:18:41
おはようございます。
厳寒期の縮み雪菜、本当に大株ですね~。
真冬のあの地面に張り付いたブーケのような
ターサイを思い出しました。
(ターサイよりも立ち上がった感じですが)
 
青梗菜はすっかり一般野菜として定着しましたが、
新顔野菜が定着するのには長い時間がかかることを
痛感する毎日です。
 
また核家族化が進み、「大玉トマト1個でさえ食べきれない。」とおっしゃる方も。
野菜はミニサイズ化していくのかと思うと
残念な気持ちになります。
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Unknown (kazmelon)
2025-02-14 08:51:14
@ume724 ume724さんへ。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね!
食味に好みの問題もあるので難しいのですが。ターサイは美味しいのですけれどもね。
過日、ume724さんが投稿されていたヤーコン。
10年ほど前、知人が苗をもってきたので数年作りましたが、小生も周りもなかなか口に合わず、以後は遠慮しました😅
やはり料理と一体にならないとダメなんですね!ヤーコンには悪いことしました😅
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