里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナバナ類「寒咲花菜」と「アスパラ菜」の種を播く

2024年09月17日 | 畑:花菜類

ナバナ類2種「寒咲花菜」と「アスパラ菜」の種を播きました。一昨日です。
例年より1週間ほどの遅れ、昨年よりも若干遅い。
異常に気温が高く、今後も高い予報なので遅らせました。
以前は先に「アスパラ菜」を播き、次いで「寒咲花菜」を播いていました。ここ2、3年は同日播きです。
10日ほど前、全面に苦土石灰、畝の位置に緩効性肥料を帯状散布し、ロータリー耕耘しています。
種播き前に再度ロータリー耕耘、まず帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


ネキリムシなどの防除のため粒剤を散布した後、管理機で畝立てします。


この辺りは粘土質の特に強いところで逆転ローターで少しでもごろ土を少なくしたい。


畝は5列。畝間は80㎝。
鍬でならしかまぼこ形に畝を整えます。


小さなドリンク瓶で播き穴を付けます。株間は30㎝。


「寒咲花菜」の種を播きます。
種はトーホク種苗のもの。


そもそもは「寒咲花菜」は京都伏見で栽培されてきた在来の寒咲きナタネの一種とされます。
種はごく小さい。


1カ所に7、8粒、指で一つまみ播きます。
鍬で小生流の覆土をし、軽く鎮圧。


花菜は我が家郎党に一番人気があるナバナです。
こちらが「アスパラ菜」。


この種はトーホク種苗のもの。
「アスパラ菜」は通称で、そもそもはサカタのタネの「オータムポエム」。
中国野菜の菜心と紅菜苔を交配して作られたとされます。
通称なので種苗会社の縛りはないものと思われます。
「寒咲花菜」と種の姿も殆ど同じ。同様の要領で播きました。
切り藁を掛け、乾燥防止と雨に叩かれるのを和らげます。


右3畝が「寒咲花菜」、左2畝が「アスパラ菜。
収穫は「アスパラ菜」が先に始まり、「寒咲花菜」が暫く後になります。
何時も発芽が揃いにくいのですが、今年はどうでしょう。



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