里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスは頗る旺盛で支柱を上げ切り戻しを加味して整枝

2024年08月23日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって2ヵ月余経過しました。ほぼ折り返しといったところ。
生育は頗る旺盛で収穫最盛が続いています。
品種は中長なすの「くろべえ」。
気温が高いため枝が高く伸び、人の背丈を超えるほどになってきました。


通路は今年20㎝ほど広げましたが、かなり埋まってきました。


仕立て方はごく普通の3本仕立て。
樹勢は非常に強い。樹勢を見るには花が分りやすい。
このように雌しべの柱頭が長い長花柱花なら樹勢は良。柱頭が短い短花柱花なら樹勢が弱っています。


例年、真夏も更新剪定を行わず穫り続けます。
まず簡易な整枝「ふところ枝」の整理を行います。今回が2度目。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
「ふところ枝」を整理し光線が中まで入るようにします。
丈が伸びたため脇から覗くしかありません。


中心に立てた支柱や主枝が見えるように枝を整理します。 


誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた廃材利用の横パイプを上げていく簡易な方法です。
横パイプに枝が密着すると枝が動かず、誘引止めしなくても垂れ下がりません。
支柱上げは今回で3回目。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めています。
フックバンドは完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。


20㎝余り上げました。この後も上げるのでフックバンドは完全には止めません。


同様に反対側の横パイプも上げます。


全ての横パイプが上がり、枝が立ちました。


通路も大分見えるようになりました。


今年は支柱も少し長くしたのですが、それでもこれから支柱を上げる余裕はあまりありません。
このまま伸ばし続けるのは難しそうです。そこで少し枝を切り戻すことにしました。
かつてスタート時点からの切り戻し剪定も試しました。
しかし、当地の露地栽培には不向きなようで結果はよくありませんでした。
それでも、ここまで伸びてくれば適度に切り戻して丈を調整した方が良いと判断しました。
老化しての更新剪定ではないので、伸びたものだけをこの程度に切り戻します。


この程度の整理になりました。


丈が揃い、通路も十分確保されました。


全体にスッキリし収穫もしやすく、見逃しもなくなります。


追肥は、マルチの裾を少したぐり上げ敷き藁の上から速効性肥料をバラまいています。
降雨があったので効いてくれることを期待しています。
今年は例年と比べても良いものが安定して穫れています。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夏野菜 (りりん)
2024-08-23 09:32:21
おはようございます。
色艶いいきれいな茄子ですね。
それにたくさん収穫されて
茄子はどんな料理で食べていらっしゃいますか?
家族はもう茄子は飽きたみたいで(^^♪
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Unknown (ukuleleman)
2024-08-23 09:34:42
ナス🍆が豊作ですね?
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Unknown (kazmelon)
2024-08-23 13:36:34
りりんさんへ。
コメントありがとうございます。
若い人はあまり食べないですよね。
我が家も特に変わったものは作らないですね😅
小生はなす焼きや味噌田楽が好きでよく食べています😋
もっとも我が家で食するのは1/3くらいのもので、大半の消費は郎党です。
今年はナスが結構高いので持て余すのは贅沢な悩みだと思いますよ👍
社会現象化した「骨まで愛して」をジュリーと拓郎とはねー😵
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Unknown (kazmelon)
2024-08-23 13:44:13
ukulelemanさんへ。
コメントありがとうございます。
異常な高温と乾燥だったんですけどね。
日照りに不作なしということでしょうか😄
スイカもキャベツも頑張っていますね👍
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