里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

錦秋の山寺を訪ねる

2021年11月03日 | 小旅

紅葉盛りの山形県の山寺を訪ねました。
少々スタートが遅かったので、ノンストップで山寺に直行。
前回訪れたのは10年ほど前になるでしょうか。

この山全体が寺院。


山寺の正式名称は宝珠山立石寺。慈覚大師の開山による天台宗のお寺さんです。
登山口から奥の院まで1000段余りの石段があります。


足の調子が悪いため自信はありませんが、少なくとも遠くに見える五大堂までは行きたい。


間もなく本堂が見えます。
天台宗のお寺さんなので根本中堂。国重要文化財。


堂内には、慈覚大師作と伝えられる薬師如来坐像、そして比叡山から立石寺に分けられた不滅の法灯があります。
織田信長の焼き討ちの後、延暦寺が再建された際には逆に立石寺から不滅の法灯を分けたと伝えられます。
そして、最初に迎えてくれるのが松尾芭蕉と弟子曽良の像。


名句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」


山門。


ひたすら参道の石段を登ります。


昔からの修行者の狭い道のため四寸道と言われます。
せみ塚。


弥陀洞。


仁王門。


正面の岩場は釈迦が峰と言う修行の場。


岩と紅葉の自然の造形が見事。


手前が開山堂、奥が五大堂。


五大堂の舞台。


五大堂からの眺望は素晴らしい。


ここまで来たならばと頑張って最後まで。
右に奥の院、左に大仏殿。


奥の院に参拝。


何とか足が持ちました。達成感があります。
帰り道も用心して下り無事参拝を終えました。


帰りは国道48号線を天童から仙台方面へ。
紅葉を楽しみながらのドライブが出来ました。
途中の関山大滝。初めて寄りました。


紅葉とマッチングして見事。



県境を越え宮城県側に入り、通称作並街道を走るとほどなくニッカウヰスキー宮城峡蒸留所があります。


これまでも何度か訪れています。
自然の中にレンガ造りの建物群が溶け込み、閑静な雰囲気が素晴らしい。



ここは創業者竹鶴政孝がウイスキー作りの集大成として建設した蒸留所。
申し込み制で工場の中も見学できますが、今回は時間も遅く一般の見学施設だけ。










試飲も出来ます。でも今回は×。それでも十分楽しめます。
急ぎ足でしたが充実した一日となりました。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小彼岸桜のズクなし写真ブログ (kohiganzakura_2008)
2021-11-03 17:53:26
今晩は。
素晴らしい岩山のお寺、私もこの様な所の
寺院、大好きです。
又滝の風景写真も素敵です。
近くなら行きたい様な絵ですが、チョット
遠いですね。行けないので、この様なブログ
楽しみです。
水墨画、凄い腕ですね。教室なんぞを
開いているのでしょうか?
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Unknown (kaz)
2021-11-03 22:27:13
kohiganzakuraさんへ

コメントありがとうございます。
山寺は風情があっていいところですね。
秋はとりわけ紅葉とマッチングして素晴らしいです。
普段は専ら小生の日常的なブログです。
水墨もまだまだ稚拙で、思うように描けませんね。
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