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椎茸を水墨で描きました。モチーフは我が家の原木椎茸。
今年はなかなか出てこず晩秋も冬間近になって穫れるようになりました。
湿気を好むシイタケにとって今年の日照りは厳しかったようです。
消費者の方はシイタケがどのようにして作られるのかどの程度分かっているものでしょう。
今、店に出回っている生椎茸は、ほぼ100%菌床椎茸です。
コントロールできる環境で均一のシイタケが短期間に生産されます。
おそらく消費者の目には菌床椎茸の整った姿がインプットされていることでしょう。
原木椎茸は自然栽培なので菌床椎茸のように均一にはならず形は様々。そこが良いところです。
一般の消費者の方が原木椎茸を求めやすいのは乾燥椎茸。味や香りが濃縮され、原木椎茸の特徴が引き立ちます。