里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」を穫る、姿良し

2024年12月03日 | 畑:葉菜類

秋キャベツ「あまいキャベツあまみさき」の2回目を穫り始めました。
今年の秋キャベツは苗が不調で2回に植付けることになってしまいました。
1回目の秋キャベツは少しだけ作ったトーホク種苗の極早生「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」を10月20日前から穫り始めました。
次いで11月早々からは「あまいキャベツあまみさき」を穫り始め全て穫り終えました。
「あまいキャベツ愛心」は小玉で腐敗も少し出ましたが、「あまいキャベツあまみさき」は概ね良好。
そして、引き続き穫り始めたのが追加で播いた2回目の「あまいキャベツあまみさき」。


種播きが8月2日、植え付け8月27日。追肥土寄せが9月25日。
この品種は旺盛で大玉になりますが、外葉が大きくがやや垂れるのが欠点です。
しかし、今年は比較的引き締まって姿良しです。


この作型なら腐敗の出る心配はまずありません。
昨年はハイマダラノメイガ(シンクイムシ)によると見られる芯止まりが少しありました。
今年は初期に防除したので発生は見られません。
すでに殆どの株が完全結球しており、肥大も良好です。


揃いもまずまず、欠株もありません。


「あまいキャベツ愛心」ほどに早穫りは出来ませんが大玉で腐敗も出ないので安定しています。


穫ってみます。


完全結球しており、重さは2㎏程度です。
今年の「あまいキャベツあまみさき」は名前のとおり甘く軟らか、加えて姿良しです。
年内に穫り切るのは難しいでしょう。しかし、裂球の心配もなさそうです。
こちらは冬キャベツ。


品種はトーホク種苗の「寒玉キャベツ」。
概ね想定した生育になっています。


年明け以降の収穫になるので急ぎません。
春先まで穫る予定で結球が進みすぎると凍害が多少心配になります。
こちらは春キャベツ。


タキイ種苗の「金系201」。
小さな苗を植付けましたが、欠株もなくまずまずの生育となっています。


ところで、今年はキャベツが高いと話題になっています。
確かにスーパーなどを覗くとごく小玉のキャベツでも結構な値段です。
例年なら11、2月と言うと最も値下がりするリスクが高いのですが、どういうことでしょう。
我が家で見ると10月は腐敗も出ましたが、その後は特に問題なく順調に収穫しています。
主産地では9、10月の高温と雨が問題だったということなのか。病害虫の発生についても知りたいところです。