夏秋野菜で最後まで残っていたピーマンはここで終了します。
今年の夏秋野菜は何れも順調で、まだ健在だったキュウリ、トマトと一部のナスは後作の関係で10月下旬に強制終了。残ったナスも11月半ばには片付けました。
ピーマンは後作の心配がないので昨年に引き続き霜で駄目になるまでとそのまま残しておきました。
11月下旬に入り、気温が下がり霜が数回降りました。
当地では珍しくなく例年より遅いくらいですが、近年は暖かいのに慣れきっていました。
11月25日の朝に-2℃まで下がったのが強力。
このような姿になりました。
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ピーマンの葉は軟らかいので、強い霜に当たったところは激しく傷みます。
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但し上部の葉は傷むもののその葉に守られて下部の被害は軽微。
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この時期になると果実は硬く葉に隠れてほとんど傷みは見えません。
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ピーマンは穫り始めて5ヵ月余り経過しているので十分働きました。
品種は「京みどり」。
品種は「京みどり」。
今年は樹勢が衰えることなく最盛の状態が11月になっても続いていました。
誘引は中央の1本の支柱と、畝の両側に立てた支柱にフックバンドで止めた横パイプを上げていく簡易な方法で行っています。
整枝は簡易な「ふところ枝」の整理を行っていますが、後半は通常放任です。
今年は通路を広くし支柱も高くしました。
それでも10月下旬には作業が遅れたこともありジャングル状態になりました。
これはその時のもの。
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そこでこれまででは最も遅く支柱を最大限まで挙げ「ふところ枝」も整理しました。
収穫に支障があれば再度「ふところ枝」の整理も考えていましたが、これはなし。
それが良かったかもしれません。
茂った上部の葉が犠牲になって霜を防御する役目を果たしたからです。
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果実は丁度穫り頃のものから小さなものまで多数着いています。
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まずは穫り頃のものだけ収穫しました。
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中段から下はこのように依然元気なので、数日様子を見て纏めて穫り片付けることにしました。
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片付ける前に少々小振りのものまで助っ人が纏めて穫ったもの。これが今年最後のピーマンとなりました。
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ピーマンは果菜類の中では一番長持ちするので順調なら当地でも11月中旬まで穫れます。
しかし、大概はその頃には樹勢も弱り降霜があって終了となります。
やはり近年は暖冬傾向にあると言うことなのでしょう。
樹勢の点では、苗に付きやすいエソ系のウイルスが一番悩みの種。
ここ数年は免れているためよい状態で長期の収穫が出来ています。