里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

中晩生ハクサイ「郷秋80日」を穫り始める

2023年11月17日 | 畑:葉菜類

中晩生ハクサイを穫り始めました。
品種はトーホク種苗の「郷秋80日」。外葉が大きく大玉になる品種です。
8月28日に直播きしたもの。ちょうど80日に達します。
生育は順調で、気温が高く経過したので想定よりは生育が進みました。


追肥土寄せの効果も十分だったようで揃いは良く大株になっています。


目立った病害虫や生理障害も見られません。
小生は無農薬栽培ではないので、必要な薬剤散布はします。
収穫まで十分な日数があることを確認し適期に防除すれば、心配は無用です。
例年大玉過ぎる傾向にあるため株間を狭くしていますが、その分畝間が埋まってきました。


現在、全体的には7、8分結球といったところでしょうか。


手で触って確認し、結球の進んだものから収穫します。
結球が進んでいるこの株を穫ってみます。


中晩生種なので大きく、優に3㎏は越えているでしょう。


この時期から中晩生種を穫り始めることは、過去には殆どありません。
何時もならまだ早生種を穫っているところです。
今年は早生ハクサイがシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)で壊滅。
9月11日に早生ハクサイの播き直しを試すこととなりました。通常なら当地の晩限を越えています。
これが播き直しの早生ハクサイ「錦秋60日」。残り種を使用したもの。


9月以降も気温が高く、11月に夏日を記録したほどで、想定以上に生育しました。
早生種なので一定の枚数が確保できれば気温に反応し、結球します。
6,7分結球といったところでしょうか。今月中にはほぼ完全結球しそうです。
当然のことながら小玉。しかし、いわゆるミニ白菜よりは大きい。

右が「郷秋80日」、左が「錦秋60日」。


播き直しの早生種も十分使えそうなので、中晩生種と合わせどう収穫していくか考えます。
ハクサイは冬囲いにも回すためその辺を考慮しないといけません。
収穫した「郷秋80日」を半分に切ってみました。黄芯系ハクサイらしい綺麗な色になっています。


ほぼ完全結球と言っていいでしょう。これががっちり結球すればさらに重くなります。
当地方ではやはりハクサイが秋冬野菜の筆頭格。ようやく役者が揃ったと言ったところです。
ところで、隣家は非農家なので、時折野菜を差し上げます。
事前に間に合っている野菜を確認、夏は袋で持って行きますが、秋はこのように畑から直接一輪車で持って行きます。


一頃より市場価格は大分下がってきました。これからさらに価格は下がるでしょう。
しかし、生産者価格は下がっても流通コストや人件費は上がっているので店に並ぶ時にはそれほどは下がらないかもしれません。








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白菜 (りりん)
2023-11-17 11:55:19
きれいでりっぱな白菜ですね。
私も昨日、お天気がよかったので白菜の収穫ほとんどしてきました。
小さなものはそのままで(春に蕾菜に)
ねぎも全部収穫して

隣人さん、こんな新鮮で美味しい野菜、いただけで幸せですね。
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Unknown (kaz)
2023-11-17 13:20:58
りりんさんへ。
コメントありがとうございます。
白菜は早生白菜が駄目でしたからね。
そちらはいよいよ冬に向けて準備に入ると言うことでしょうか。
我が家も来月は冬囲いするものがあります。
ホームランブギと言うのは知りませんでしたね😅
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